元高校球児が再び甲子園を目指す実在の大会<マスターズ甲子園>を舞台に描かれた

映画『アゲイン 28年目の甲子園

が1月17日(土)より全国公開となります。

「マスターズ甲子園」を舞台に忘れようとした夢に再び挑戦する大人たちを描いた感動作ですが。

共に描かれるもう一つのテーマは“親と子の絆“。

劇中の登場人物たちの世代の親子を招待する“大人の親子試写会”が 中井貴一さん、波瑠さん、工藤阿須加さん、柳葉敏郎さん、大森寿美男監督ら豪華キャスト陣が登壇して実施されました。

アゲイン-28年目の甲子園

『アゲイン 28年目の甲子園』大人の親子試写会

日程:2015年1月7日(水)
登壇:中井貴一、波瑠、工藤阿須加、柳葉敏郎、大森寿美男監督(予定)

(1)【完成報告会見】の模様はeigajoho.com/?p=23974
(2)【大人の親子試写会&舞台挨拶】
場所:丸の内TOEI(1) 時間: 18:30スタート

<大人の親子試写会舞台挨拶>

MC:一言ずつご挨拶をお願いいたします。

中井さん:寒波到来の折、足をお運びいただきありがとうございました。出演者がガタガタ言うのもね・・・観りゃわかるし(笑)この映画は野球映画ではないんです。人と人との繋がりを描いた映画だと思います。この2時間、寒さを忘れていただければ幸いです。
中井貴一

波瑠さん:全国公開より一足早く、皆さんに観ていただけてうれしいです。楽しんでいってください。
波瑠2

工藤さん:この映画はいろんな想いがつまっています。それを感じていただけたらうれしいです。
工藤阿須加

柳葉さん:中年男子が青春を謳歌しています。(会場を見渡して)みなさんにもその気持ちがわかっていただけると思います!
柳葉敏郎

大森監督:長い間、いろんな人に支えられ、いろんな人とつながって一本の映画ができました。みなさんに観ていただけることが楽しみで、こんなにうれしいと思った映画はないです。親子で観ていただいて、そのつながりがより一層強くなってくれることを願っています。
大森寿美男監督

MC:みなさんそれぞれ演じられた役で似ているところはありますか?

中井さん:これから観ていただくのにあまりお話したくないです(笑)この映画は娯楽映画です。最近、娯楽映画が少なくなっていますが、荷物を下ろして、気軽に映画館に行って清々しい涙を流していただけるはずです。ごく当たり前に生きて、悩みを持ってる人が出てくるので、誰もが共通する部分があると思います。

波瑠さん:美枝の熱意から始まる映画なので、その熱意といいますか、しぶとさ・しつこさのようなものは
私にもあるのかなと思います。

工藤さん:坂町のまっすぐなところは似ているのかなと思います。

柳葉さん:高校野球のエースということはスターです!すみません!(笑)

MC:今日は親子試写ということで、「父」との印象に残っている思い出など、お聞かせください。

中井さん:2歳半で亡くなったので、思い出はないですね。親父がいなかったから俳優をやってるというのはありますね。俳優をやりながら、父と話している感じです。今がいちばん父との思い出を作っているんじゃないでしょうか。

波瑠さん:父とは仲いいです。この仕事は11年目なんですけど、最初のオーディションの日、実は家族旅行に重なって、せっかくだから「旅行を優先しよう」と家族と話していたら父だけが「オーディションに行っておいで」と言ってくれて、今があるんです。感謝の気持ちでいっぱいです。

工藤さん:父とキャッチボールを初めてしたのが高校2年生のときで、自主トレについていったら、グローブを渡されて、向こう側に立てと言われて本気で投げられました(笑)生まれて初めてのキャッチボールがこれでいいのかと(笑)こうしてできるのも父のお蔭でもあると思うので感謝しています。

柳葉さん:父親になって改めて親の気持ちがわかるようになって、生意気言えないんですけど子どもたちは俺たちの背中を見ているな」と実感しました。波瑠ちゃんや工藤くんが「親に感謝している」という話をされていましたけど、いづれそう言われるようになりたいです。

大森監督:裕福ではない家庭で育ったので、父母も懸命に働いていて、一人息子の自分に期待もせず好き勝手にさせてもらったのは感謝しています。そこは自分の子どもにも継いでいきたいですね。

MC:中井さんと柳葉さんはほぼ同級生で、がっつり仕事するのは初めてだとお聞きしましたが・・・いかがですか?

中井さん:同じ時代を生きてきたから楽なんですよね。同じものを経験してきたから、ナチュラルな気持ちでその場に立たせてもらえました。

柳葉さん:話す必要がない。こう演じたいとやるとすぐ反応してくれる。お互いの気持ちを役を通して感じられる気持ちいい時間を過ごさせてもらえました。

中井さん:心のアドリブというのがあるんですよ。お互いの心がどう感じているか、役者として大切なんです。そこがナチュラルで行けるのが同世代なのかなと。

アゲイン

MC:公式Facebookで一般の方から質問を募集しまして、たくさんの質問が寄せられました。ひとつだけ厳選して質問させていただきます!若い女性の方からだと思うんですが、「『まだ若いからこれからだよ』と言われるのですが、私には夢がなく『これからだよ』と言われても『はぁ~』という感じになります。どうしたら素敵な夢を持てるでしょうか?」

中井さん:夢は結婚相手と同じ。探すものではなく出会うもの。ふとした瞬間に出てくるものだと思うんですよね。人のことなんで勝手に探せよって感じなんですが、一生懸命探すのではなく出会いを待ちなさいってことですかね。

柳葉さん:同意見です。それだけじゃダメ?夢を持った人とお付き合いしていっしょに時間を過ごしてみたらいいんじゃないかな(笑)

中井さん:それ、いいね。男を見つけろと!いづれその人が自分の夢になればいいよね!

アゲイン-28年目の甲子園LAST

MC:最後に皆さんを代表して中井さんよりメッセージをいただけますでしょうか。

中井さん:ごく当たり前に社会に転がっていて、悩んだり喜んだりする映画です。お帰りの際に親子でお茶やご飯に行くときに、作品について話してくれたら幸せです。

『アゲイン 28年目の甲子園』

2015年1月17日(土)全国ロードショー!
公式サイト:http://www.again-movie.jp/

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物語・・・

元高校球児・坂町晴彦(中井貴一)のもとに亡くなった元チームメイトの娘・美枝(波瑠)が訪ねてきた。

<マスターズ甲子園の>スタッフとして、働く美枝から大会への参加を勧められた坂町だが、「今さら」と断る。28年前の事件――。

坂町達が甲子園に行けなかった原因は、実は美枝の父にあったのだ。

それは美枝にだけは話したくなかった。しかし父親の思い出を追い求める美枝と接するうちに、坂町は離れて暮らす一人娘とずっと向き合ってこなかったことに気付く。そして現実と折り合いをつけ、思い出を上手に諦めることで、自分自身を騙し続けてきたことにも。「あの夏」に決着をつけなければ前へは進めない。

坂町は再び人生のグラウンドへ走り出すことに決めた―。原作:重松清「アゲイン」(集英社「小説すばる」連載)より
監督・脚本:大森寿美男
主題歌:浜田省吾「夢のつづき」(SMEレコーズ)
出演:中井貴一 波瑠 和久井映見 柳葉敏郎 門脇麦 太賀 工藤阿須加 西岡德馬 ほか
配給:東映

(C)重松清/集英社 (C)2015「アゲイン」製作委員会

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