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公開御礼イベント

1997年8月31日、ダイアナ元皇太子妃が交通事故で亡くなったというニュースは世界中に衝撃を与えた。スペンサー伯爵家の令嬢として誕生し、20 歳でチャールズ皇太子と結婚すると瞬く間に人気者となったダイアナ。世界中で「ダイアナ・フィーバー」を巻き起こし、2 人の息子を育て、死の直前まで人道支援活動に心を注いだ「愛の人」。36 歳という短い生涯を駆け抜けた彼女の生き様は世界中の人々に希望と共感を与え今なお愛され続けている。

ついに 10/14(金)より公開となり、3日間で約3万人を動員し、週末のランキングでは洋画実写動員 No.1 のスタートを果たした本作。

ダイアナを見てきた世代やダイアナを知らない世代まで幅広い年齢層の方々から熱い指示を集めている。

そして本日、ヒットスタートの感謝の気持ちを込め、公開御礼イベントを開催し、王林と、スタイリストであり英国王室研究家としての顔も持つにしぐち瑞穂が登壇しました。
王林(タレント)、にしぐち瑞穂
日程:10月20日(木)
場所:TOHOシネマズ日比谷
登壇:王林(タレント)、にしぐち瑞穂(英国王室研究家) 
MC:奥浜レイラ

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王林、にしぐち瑞穂登壇

MCの呼び込みで、大きく「LOVE」の文字が入った個性的な帽子とサーモンピンクの可愛らしいドレスの目を引くファッションで、英国王室研究家のにしぐち瑞穂さんが登場。自らを「(英国王室)オタクです」と紹介しながら、まずはこの秋公開されたダイアナに関する 2 作品、ドキュメンタリー映画の『プリンセス・ダイアナ』と、本作『スペンサー ダイアナの決意』について、「これは両方見るべき作品たちですね。どちらも違う目線から描いていてとても興味深い作品でした」と太鼓判を押した。
スペンサー ダイアナの決意
映画で描かれる美しいダイアナの姿に観客の期待が高まる中、MCの呼びかけによりタレントの王林さんもいよいよ登場。当時全世界の女性が憧れたダイアナ妃のウェディングを思わせる、純白のウェディングドレス姿で現れた王林さんの姿に、会場からは大きな拍手が沸いた。王林さんが緊張した面持ちで「慣れないです~」と、後ろになびく長いトレーンの扱いに苦戦しつつ、「こんな機会をいただいて有難いです!相手がいない中で普通ウェディングドレスを着ることなんてないと思うんですけど、今日は舘さんと結婚し
ていることを想像したいと思います」と照れつつも積極的にアピール。スタイリストとしても活躍するにしぐちさんは、ダイアナ妃のウェディングドレスについて、「彼女のドレスはすべてのパーツが誇張されたおとぎの国のプリンセスを連想させる、“まさに”なドレスだったので、話題になりました。当時英国は経済状況があまりよろしくなくて、暴動などが起こっている中だったのですが、そんな時代に夢のあるドレスを見せてくれました」と功績を語ってくれた。

まずは映画の感想を聞かれた王林さん。「劇中、ダイアナ妃がメンタル的にキツイ状況にあるところから物語がスタートするんですけど、普段私は映画の主人公の感情に入り込みすぎてしまうので、自分まで病んじゃいました」と正直に吐露しつつも「でも、そんな状況でも光り輝く彼女の意志の強さと人間力の強さから影響を受け、私も一緒に頑張ろうと励まされました」と勇気をもらったと話す。

98年生まれの王林さん、もともとダイアナは知っていましたか?と質問が飛ぶと「申し訳ないんですが…知っていました!」と茶目っ気たっぷりに笑い、「彼女がどういう人かということはあまり知らなかったんですけど、ファッションを通してダイアナさんが好きで。その日のファッションの参考にするためによく検索したりしています」とファッションアイコンとしてダイアナを認識していたと明かす。その後、映画を見て「だいぶ印象が変わりました。こんなに苦しい環境に置かれて精神的に追い詰められながらも、悪い方向にいってしまうのではなく、しっかり自分の未来を考えて正しい選択をするのがとてもかっこいいなと思いました。このメンタルでこの決意するのは相当な意志の強さがないとできないことです」と感心しきり。さらに映画の魅力について「私苦しい人を見ていると感情移入しちゃうし、吐いている人を見るともらいゲロしちゃうタイプなんですけど(笑)、この映画にはそういうシーンもたくさんあったけど、可愛いものがすべて詰まっていたのでそんなことにはならずに済みました。ダイアナの衣装が可愛いのはもちろんですけど、映像の色味とか、部屋とか小物とか食べ物まで可愛かった!可愛いと憧れが詰まっている映画でした」と熱く語った。
スペンサー ダイアナの決意
一方でにしぐちさんは専門家ならではの視点で映画の魅力を語る。「昔から私は、ダイアナにパンクな部分を感じていたんです。親しみやすさがあったけど、伝統とは真逆のパンクでロックな感じ。そんな彼女の役を存在自体がロックなクリステンが演じるのはぴったりでした。ポスターがもうそっくりですし、それだけで大成功の映画だったと思います。あとは寓話でフィクションでもあるので、『ここまで問題児に描く⁉』と衝撃を受けた部分もありましたし。そして忘れてはならないウィリアム王子!劇中でウィリアムが愛する母と、ほかのロイヤルファミリー達との板挟みになってしまうのですが、とても切なかったですね」と次から次へと映画の魅力をあげた。

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お色直し

映画トークが盛り上がる中、MC から「…何か忘れていませんか?」と促され、王林さんはいったん降壇。その後、なんとミニ丈のブラックドレスに早着替えして再登壇。
スペンサー ダイアナの決意
ダイアナのファッションで最も有名なドレスのうちの一つである“リベンジドレス”に王林さんも挑戦。なぜこのドレスが“リベンジドレス”と呼ばれているのか、にしぐちさんは「94年のチャリティパーティーでダイアナが着たドレスなんですが、この時すでにチャールズとダイアナは別居していたんですね。そしてチャールズはイメージアップを狙った自身のドキュメンタリー番組でついに不倫を告白するんです。パーティーがあったのはその夜のこと。セクシーなドレスを着たダイアナの姿は、チャールズの告白よりもメディアの関心を引き、翌日すべてのメディアのトップを飾ったので“リベンジドレス”と呼ばれているわけなんです」と詳しく解説。王林さんも「たしかに、このドレスを着るとリベンジしたい気持ちになりますね!」と衣装からみなぎるパワーを感じていた。
ドレスの愛称にちなみ、MC から「リベンジしたいことはないか?」と話を振られると、「リベンジではないですけど…」と前置きしつつ、「自分の名前、“王林”が間違ったイントネーションで呼ばれることが多いんです。なので中国人と勘違いされることが多いんです。私は青森出身の普通の日本人なので、みなさんにもっともっと知ってもらいたいので、知名度をあげてリベンジしたいです!」と気合を見せた。

Q&A

そしてイベントでは『スペンサー ダイアナの決意』に関連する質問に YES・NO の二択で答えるトークが、観客を交えて行われた。スペンサー ダイアナの決意

第1問は「王室の王子様から結婚を申し込まれたら結婚してみたい?」。これに王林さんは「NO」を選択、観客も「NO」が多めの結果に。「これは絶対 NO です!」と力強く答え「私は誰かの何かになりたくないんですよね。私には私の生き方があるので、ダイアナのように檻に閉じ込められたような生活はぜったいにできないです」ときっぱり。

第2問は「自分の夫(彼氏)がカミラの様な相手と不倫をしていたらダイアナと同じ様に離婚(別れる)する?」という質問。王林さんは「“カミラのような”というのが引っ掛かりますね…これによって答えが変わってくる」と真剣に悩みながら「NO」を選んだ。観客は「YES」が多く、「そうですよね、その選択も分かります」と同調するも、「こういった公の場じゃなくてもうちょっとこじんまりとしたところで話したい話なんですけど…」と苦笑しながら「不倫相手がカミラじゃなくて、すごいオープンに不倫していたり、ちょっと浮ついちゃってるというくらいなら離婚は選びません。でもカミラってもう長年の相手なので…、幼馴染みたいなそういう長い付き合いの人だったら離婚を選びます」とカミラの存在の大きさを懸念した答えを出した。

そして最後の質問、「実は今、人生の決意を胸に秘めている!」には自信満々に YES と答えた王林さん。先日ある番組でも語って話題になっていたが「私、青森県知事になりたいんです」というすでに決意を固め自信に満ちた宣言に、観客からは温かい応援の拍手が贈られた。観客は「NO」の答えが多かったものの、「YES」と堂々と答えた観客も多く、王林さんは「この場で YES と表明できることがすごいこと!」と称賛を返した。
イベントが終わりに近づき、最後に挨拶を求められた王林さんは「ダイアナさんほどつらい経験は自分もしたことないですけど、なぜかこの映画では自分の経験と重ねることができました。自分に優しく寄り添ってくれて、そしてもっともっと明るい未来に導いてくれる、そんな映画でした。もちろん感じ方は人それぞれですが、もし今悩みを持っている方がいたらこの映画を見てほしいなと思います」と映画をアピールし、和やかなイベントは幕を閉じた。

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『スペンサー ダイアナの決意』

10月14日(金)、TOHO シネマズ 日比谷 ほか全国ロードショー

映画公式サイト:
https://spencer-movie.com/

STORY
1991 年のクリスマス。ダイアナ妃とチャールズ皇太子の夫婦関係はもう既に冷え切っていた。不倫や離婚の噂が飛び交う中、クリスマスを祝う王族が集まったエリザベス女王の私邸サンドリンガム・ハウス。ダイアナ以外の誰もが平穏を取り繕い、何事もなかったかのように過ご
している。息子たちとのひと時を除いて、ダイアナが自分らしくいられる時間はどこにもなかった。ディナーも、教会での礼拝も、常に誰かに見られている。彼女の精神はすでに限界に達していた。追い詰められたダイアナは、生まれ育った故郷サンドリンガムで、今後の人生を決める一大決心をする――。

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主演:クリステン・スチュワート(『トワイライト』シリーズ、『チャーリーズ・エンジェル』) ジャック・ファーシング(「風の勇士 ポルダーク」)、ティモシー・スポール
(『英国王のスピーチ』)、サリー・ホーキンス(『シェイプ・オブ・ウォーター』、ショーン・ハリス『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』)
監督:パプロ・ラライン(『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』)
配給:STAR CHANNEL MOVIES 後援:ブリティッシュ・カウンシル 読売新聞社
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