韓国映画界の鬼才ポン・ジュノも認めた日本映画界の新たなる才能・片山慎三監督による先読み不可能な衝撃作『さがす』(1月21日公開)。その公開直前イベントが1月13日に都内で行われ、主演の佐藤二朗、そして未来を予測する先読みのプロである琉球風水志・シウマが参加した。 佐藤二朗の運命をガチ占い!新年に気になる2022年の運勢の他、佐藤二朗自身が“今占ってほしいこと”も相談しました。 日時:1月13日(木) 場所: アスミック・エース 登壇:佐藤二朗、琉球風水志 シウマ |
|
「指名手配犯を見た」と告げて、愛娘を一人残して消えた父・原田智を演じた佐藤。 「今日は終始お笑いなしで!」と真剣モードを宣言するも、本作公開残り1週間を切った心境について「皆さんに観ていただけるというのは感慨深い…あれ?なにを言おうとしたんだ?まあ、どんな質問も感慨深いと言っていれば大体大丈夫だな」と早速笑わせた。 一方のシウマは、先読み不可能なストーリーが魅力の本作について「先を読もうとしても読めない映画。展開が面白い。共感できる部分も多いのでフラットに見てほしい」と感想。それに佐藤は「先読みできないエンターテインメントの部分もあるし、家族愛もある。誰にでも起こりうる、でも誰だって起こってほしくないことを描いているので誰もが重ね合わせることができる」と共感していた。 イベントではシウマが、本作キャスト・監督の名前の画数・生年月日・携帯電話の下四桁の合計数をもとに、性格診断や2022年の運勢を占う企画を実施。佐藤はシウマが事前に占った結果から、それが誰のことを指しているのかを当てるクイズに挑戦した。 当の佐藤は「2022年は賞を獲得する可能性大!」という占い結果に注目。 また“精神年齢8歳の52歳児”を標榜していたが、過去に“精神年齢は6歳”とも占われたことがあるという佐藤は、シウマにも自らの精神年齢を分析してもらうことに。その結果は「中学生。物事をしっかりと考えるけれど、どこか抜けている。みんなを楽しませようという中学生の人気者気質がある。でも15歳がマックスかな」というもの。これに佐藤は「わりとリアルだね。普通だったら“中学生かよ!”となるけれど、以前6歳と言われたことがある僕としてはガッツポーズですよ。これを機に一気にジャンプアップの年にしたい」と妙に納得。ちなみに佐藤には「少しは落ち着きたい」という願望もあるようだが、すかさずシウマから「無理ですね!」と断言されると「高校生に進級させて~!」と悲鳴を上げていた。 最後に・・・ 佐藤も「雰囲気からして重い映画だと思われがちだけれど、先の読めないスリリングな展開のある、観ていて飽きない映画。映画ファンもそうでない方にも楽しんでもらえるはず」としっかりアピール。すると佐藤は「どうですか?最後に落ち着いて締めましたが、これで精神年齢は上がりますか?」と期待するも、シウマからは「まだ中学生です」と期待した答えは得られず、「すっごいキッツイ!」とオーバーに嘆いていた。 |
|
『さがす』英題:Missing 1月21日(金) テアトル新宿ほか全国公開 指名手配犯を見たと告げた翌日、忽然と姿を消した父と必死に父を捜す娘の姿を描いた本作は、すべての予想を裏切るストーリーで唯一無二の衝撃作となっている。父・原田智を演じるのはマルチに活躍を続ける佐藤二朗。本作ではユーモラスなパブリック・イメージを封印し、姿を消した父の苦悩や矛盾を説得力あふれる演技で表現。智の娘・楓には今回共演した佐藤をして「天才」と言わしめ、映画『空白』で古田新太の娘役や「おかえりモネ」が話題の伊東蒼。指名手配中の連続殺人犯・山内照巳には『東京リベンジャーズ』や「おかえりモネ」など注目作で独特の存在感を放ち続ける清水尋也。自殺志願者・ムクドリをNetflixドラマ「全裸監督」で注目を浴びた森田望智。本作の監督は長編映画監督デビュー作『岬の兄妹』が国内外から高い評価を受けた片山慎三。 |
佐藤二朗/伊東蒼 清水尋也/森田望智 石井正太朗 松岡依都美/成嶋瞳子 品川徹
監督・脚本:片山慎三/共同脚本:小寺和久 高田亮
音楽:髙位妃楊子
製作:アスミック・エース、DOKUSO映画館、NK Contents
製作協力:埼玉県/SKIPシティ彩の国ビジュアルプラザ 制作協賛:CRG
制作プロダクション:レスパスビジョン 制作協力:レスパスフィルム 製作幹事・制作・配給:アスミック・エース 映倫:PG12
©2022『さがす』製作委員会