映画情報どっとこむ ralph 『あん』『光』の河瀨直美監督が、直木賞・本屋大賞受賞作家:辻村深月の感動ヒューマンミステリーを映画化した『朝が来る』出演の蒔田彩珠が、「第15回アジア・フィルム・アワード」で助演女優賞を受賞した。
蒔田彩珠『朝が来る』
この度の選出を受けて、蒔田は「この度は、素敵な賞をありがとうございます。まさか自分が受賞できるとは思っていなかったのでとても幸せです。発表の瞬間に立ち会ったのが初めてだったので、ドキドキソワソワしました。自分が誠心誠意取り組んだ作品が、沢山の国の方に観て頂けていることが、とても嬉しいです。いつかオンラインではなく、実際に釜山に行けたらいいなと思います。ありがとうございました。」とコメントしている。

アジア・フィルム・アワード・アカデミーは、2007年に香港国際映画祭が主催となり発足したアジア映画に関わる産業と専門家の優秀性を評価して、毎年提示されている映画賞で、アジアの“アカデミー賞”とも言われている。第15回の本年は、昨年に続き、釜山国際映画祭とともに開催され、助演女優賞候補には、蒔田の他に、チャン・ユンジュ『三姉妹』(韓国)、シエ・インシュエン『弱くて強い女たち』(台湾)、ロレッタ・リー『Drifting』(香港)、チン・ハイルー『Cliff Walkers』(中国)がノミネートされていた。
『朝が来る』

『朝が来る』

公式HP:
asagakuru-movie.jp

STORY
「子どもを返してほしいんです。」一本の電話から、運命が動き出す―。
一度は子どもを持つことを諦めた栗原清和と佐都子の夫婦は「特別養子縁組」というシステムを知り、男の子を迎え入れる。それから6年、夫婦は朝斗と名付けた息子の成長を見守る幸せな日々を送っていた。ところが突然、朝斗の産みの母親“片倉ひかり”を名乗る女性から、「子どもを返してほしいんです。それが駄目ならお金をください」という電話がかかってくる。当時14歳だったひかりとは一度だけ会ったが、生まれた子どもへの手紙を佐都子に託す、心優しい少女だった。渦巻く疑問の中、訪ねて来た若い女には、あの日のひかりの面影は微塵もなかった。いったい、彼女は何者なのか、何が目的なのか──?

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【監督・脚本・撮影】河瀨直美
【原作】辻村深月 『朝が来る』(文春文庫)
【共同脚本】髙橋泉
【出演】永作博美 井浦新 蒔田彩珠 浅田美代子
佐藤令旺 田中偉登/中島ひろ子 平原テツ 駒井蓮
山下リオ 森田想/堀内正美 山本浩司 三浦誠己 池津祥子 若葉竜也 青木崇高/利重剛
【製作】キノフィルムズ・組画 【配給】キノフィルムズ/木下グループ
©2020「朝が来る」Film Partners 

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