かつて存在した“日本の原爆研究”。 その事実を背景に、3人の若者の決意と揺れる想いを描いた300日の青春グラフィティ『映画 太陽の子』 主演・柳楽優弥、有村架純、三浦春馬の豪華共演で、”日本の原爆研究”を背景に、時代に翻弄されながらも全力で駆け抜けた若者たちの、等身大の姿を描いた青春グラフィティ『映画 太陽の子』が8月6日(金)に全国公開。 |
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「もっとほかの国の人たちともたくさんこの映画を共有したい!」 映画情熱の塊・黒崎博、最上級を求めL.A.、N.Y.、トロントを飛び回る! 本作は、黒崎監督の「もっとほかの国の人たちともたくさんこの映画を共有したい」という思いから、文字通り“日米の豪華キャスト&スタッフのタッグ”が実現。東京・京都での撮影、ニューヨークで音楽を作り、トロントでナレーション録音を敢行し、最後にロサンゼルスで仕上げるなど、全米各地のキャスト・スタッフを行脚。その熱き情熱同士がぶつかりあう舞台裏をとらえた日本オリジナルのフィーチャレット映像を初解禁! ニコ・ミューリーは、「エキサイティングなのは、1940年代が舞台であっても、作り方や見え方、全員の繋がり方が驚くほど現代的だ。曲を書くのは難しかったけどそれだけの価値はあったと思う」、マット・ヴォウレスは「脚本にワクワクし、とてもいいアイデアだと思った」、アロン・ピークは「この映画をアメリカ人に勧めたいね。防御や告発の視点ではない、とても清潔で無垢な視点だ」と、みなそれぞれが強く惹かれたのは<ストーリー>だと言う。 また、日本では『アルマゲドン』 『ジョン・ウィック:チャプター2』などで知ら得る名バイプレイヤーのピーター・ストーメアが、アルベルト・アインシュタインの“声“役で出演しているが、当初はスケジュールにあきがなく一度は諦めかけたそう。ところが突然「明日、トロントに来てくれるなら」と提案されたというから、黒崎は急遽トロント行きを決行。映像には、黒崎がピーターに「どう思いますか?」と問いかける姿も納められているが、穏やかな口調とは裏腹に、一切の妥協のないアフレコ現場だったという。「何度も『もう1回、もう1回』とリテイクするので、だんだん『どうなってるんだ』という空気になりました(苦笑)。でも繰り返していくうちに、彼らも火がついて、逆にアイデアを出してくれたり、良いテイクがどんどん出てきました。」と、黒崎が回想しているが、その妥協のなさが、結果的に素晴らしい演技と映像へと結びついている本作、一体本編でどのような世界をつくりあげているのか、早く見届けてほしい。 |
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日米の豪華タッグが実現した本作について、海外からも続々コメントが到着!「非常に繊細な主題を誠実に描いた作品です。 優れた演出で作られ、観客は、1945年の世界に引き込まれて行き、歴史を体験することになります。 今日の日本の若い方にぜひ見ていただきたい一作です」(アミール・ナデリ(映画監督『CUT』『山(モンテ)』))、「家族、自国への忠誠、そして善悪に関する己の倫理観への懸念を抱えながらも、ー原子分裂ーという科学者としての目標にむかい懸命に努力する主人公を通じ、人間の普遍的な複雑さを描く作品となっている。愛国心、良心、そして人としての思いやりを探求する感動的な作品である。」(べリーナ・ハス・ヒューストン(作家、南カリフォルニア大学演劇学部特別教授))など、海外からの注目度の高さがうかがえる。
日本国内からも、「マンハッタン計画を余すところなく描いた「シャドー・メーカーズ」。戦闘機開発を描いた「風立ちぬ」。「太陽の子」はその同一線上にある作品だ。新兵器開発に挑む科学者、技術者たちの物語。本作においてその研究は失敗に終わる。この挫折には思わず安堵せずにはいられない。主人公たちのその後の人生の平穏なることを祈らずにはいられない。 」(岩井俊二)、「イカロスは密猟で手に入れた鳥の羽根を蝋で固め、アポロンに近づこうと空を飛んだ。だが、太陽に近付き過ぎたため翼が溶け、海に堕ちて死んでしまった。人類が手にしてはいけない力がある。修の見た廣島の惨状が正にそれだった。」兼重淳(映画監督『キセキ ―あの日のソビトー』『泣くな赤鬼』))、 「あたりまえの日常が、不条理に奪われた時代。 過酷な時代を懸命に生きる三人の若者それぞれの選択。 あたりまえがあたりまえでなくなった今この時代だからこそ、深く胸を刺す。」(北村龍平(映画監督『あずみ』『ルパン三世』))、「戦争の狂気にのまれ、善悪の彼岸で蠢く科学者たちの業。核分裂の末に迎えた闇を、それでも照らす青春のきらめき。泣いた。 」(城定秀夫(映画監督『アルプススタンドのはしの方』『猫侍』))、「柳楽優弥は緑色の光を放っている。彼のエネルギーが尽き果てないように。」深川栄洋(映画監督『ドクター・デスの遺産 BLACK FILE』『神様のカルテ』シリーズ))、「〈日本のために〉〈世界のために〉と信じ、突き進んでいく者たちの純粋な眼差し。 果たして、何が正しいのか。 自分の在り方に苦悩する彼らの姿に、胸が締め付けられました。 そんな中、世津のある台詞があたたかくて、涙が出ました。 その言葉は、正しいと思いました。」(前田弘二(映画監督『まともじゃないのは君も一緒』『婚前特急』))など、様々な視点が散りばめれたコメントが到着している。 |
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▼監督以外の著名人コメント※五十音順この映画に込められた想いをしっかりと受け止めなければいけない。 過去を知る映画だと思っていたら、今と向き合う映画だった! 研究者の多くは主人公の修と同じようにとてもピュアな心を持ち、未来に向かって研究を続けていますが、 あの年、あの場所で生きていた人々がいた。映画の中で、生き抜いた役者たちがいた。 勝ちと負け、善と悪、理論と実証、自己犠牲、精神論、戦争の終結、未来への希望、それら全てを超越する科学者のサガ。 黒崎監督は、柳楽優弥さんから最高のパフォーマンスの1つを引き出した。彼に適したこの役で、柳楽さんの純粋さが輝いている。 敗戦という歴史的極限状況の中で、生や真理といった永遠なるものに思いを馳せる人びと。 戦時下という非日常のなかの日常。しかも大事な大事な青春期。だからこそ感じて欲しい日常の大切さ。 光は人生を照らすが、分け隔てなく平等なわけではない。光があれば、必ず影もあるからだ。光が集まると熱を帯びる。 科学には「力」がある。それは時に、人の営みを根こそぎ奪うほどの威力を持つ。 抗うことができない現実に押し潰されながらも、未来を信じ生き抜こうとする若者たち。 |
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『映画 太陽の子』は、8月6日(金)より全国公開。 ストーリー |
柳楽優弥 有村架純 三浦春馬 イッセー尾形 山本晋也 ピーター・ストーメア 三浦誠己 宇野祥平 尾上寛之 渡辺大知 葉山奨之 奥野瑛太 土居志央梨 國村隼 田中裕子
監督・脚本:黒崎博 「ひよっこ」「青天を衝け」
音楽:ニコ・ミューリー 『愛を読むひと』 主題歌:「彼方で」 福山雅治 (アミューズ/ユニバーサルJ)
プロデューサー:コウ・モリ 土屋勝裕 浜野高宏
エグゼクティブプロデューサー:井上義久 山口晋 佐野昇平 森田篤 松井智 有馬一昭 東原邦明
共同プロデューサー:山岸秀樹 松平保久 淺見朋子
撮影:相馬和典 照明:鈴木岳 録音:弦巻裕 美術:小川冨美夫 衣装:宮本茉莉 ヘアメイク:永江三千子 スクリプター:天池芳美 助監督:柿田裕左 制作担当:篠宮隆浩 キャスティング:おおずさわこ
編集:大庭弘之 サウンドデザイン:マット・ヴォウレス カラリスト:アロン・ピーク VFXスーパーバイザー:オダイッセイ
制作:KOMODO PRODUCTIONS
宣伝:KICCORIT
配給:イオンエンターテイメント
製作:「太陽の子」フィルムパートナーズ
Presented by ELEVEN ARTS STUDIOS / NHK ©2021 ELEVEN ARTS STUDIOS / 「太陽の子」フィルムパートナーズ