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石川瑠華ら登壇『stay』公開記念舞台挨拶@アップリンク渋谷

持ち主のいない古い空き家で共同生活を送っている男女5人。
そこへ村の役所から派遣された矢島が、彼らに退去勧告を言い渡しにやってくる。
しかし矢島は、リーダー格の男・鈴山のペースに巻き込まれ、立ち退きを説得できないどころか、その家で一晩を明かす羽目になり…

この度、昨日に引き続き、アップリンク渋谷での公開記念舞台挨拶が催され、本日は昨日登壇の山科圭太、藤田直哉監督に加え、石川瑠華が登壇してトークが繰り広げられました。
stay_石川瑠華、山科圭太、藤田直哉監督
日付:4月24日(土)
場所:アップリンク渋谷
登壇:山科圭太、石川瑠華、藤田直哉監督

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公開2日目 山科圭太、石川瑠華、藤田直哉監督 登壇

本作を思いついたきっかけについて聞かれた藤田監督は、「この映画の舞台になっている古民家に出会ったのがきっかけです。その時の印象だったり、感じたものをそのまま映像にして伝えたいと思いました。友人が将来的に民宿とかをやろうと買った古民家を借りて撮影しました。」と回答。

演じた矢島役について聞かれた山科は、「空き家にいろんな人たちが勝手に住んでいて、出て行ってくれと言いに行くんですけれど、その人たちの生き方に影響されて、流されていくという流れになります。場所や人に素直に反応することを心がけてやらせていただきました」と話した。

石川は、長期滞在しているマキ役。「家に来る前に違う環境にいて、嫌なこととかがあって新しい環境に行きたいと思った人だと思いました。新しい自分を探して作っている途中の人だと思って演じました。今朝『stay』を観てきたんですけれど、人と関わる上で軽薄さが心地よい人がいる中で、マキは それが割り切れない人だと、映画を観て思いました」と、完成した映画に自分が演じた役について教わるところもあったそう。

本作は、SKIPシティ国際Dシネマ映画祭 短編部門のグランプリを受賞した。石川は、「嬉しかったです。本作は派手な映画ではないので、一つ認められた形があるのは本当に嬉しいことだと思います。」と感想を話した。

本作の見どころを聞かれた山科は、「静かな映画なんですけれど、画面や音とか監督の細かい演出があるので、よく画面を見つめて耳を澄ませてひっそりと見ていただくと、この映画の持ち味を感じていただけるのではないかと思います。」と回答。

藤田監督が、6月1日からドイツのフランクフルトで開催される「ニッポン・コネクション」に正式出品されることをアナウンスすると、観客から大きな拍手が。

藤田監督は、「本作コロナ禍頃前に撮った作品なんですけれど、コロナ禍で皆さんが各々家で過ごしたことで、見方が変わる映画だと思います。コロナ以前コロナ以後という視点で観ていただけたら、より楽しめると思います。」とメッセージを送り、舞台挨拶は終了した。

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『stay』

アップリンク渋谷にて公開中 全国順次公開

公式サイト:
https://stay-film.com/​
公式Twitter:
@stay_film2021​
公式Facebook:
@stayfilm2021
公式Instagram:
@stay_film2021
stay_ポスタービジュアル

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[キャスト]
山科圭太 石川瑠華 菟田高城 遠藤祐美
山岸健太 長野こうへい 金子鈴幸

[スタッフ]
監督:藤田直哉
プロデューサー:井前裕士郎 脚本:金子鈴幸
撮影:井前隆一朗  照明:中田祐介 録音・整音:坂元就 美術:中村哲太郎 
音楽:関口諭  ヘアメイク:石松英恵 スチール:柴崎まどか 助監督:山本英
プロダクションマネージャー:大塚安希 撮影助手:関瑠惟 照明助手:松島翔平
美術助手:清水夏海 美術助手:山田祥子 宣伝デザイン:内田美由紀(NORA DESIGN)

製作:東京芸術大学大学院映像研究科 助成:芳泉文化財団助成作品 配給:アルミード

©東京藝術大学大学院映像研究科
2019 / 日本 / カラー / シネマスコープ/ DCP/ 39min

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