国内で最も権威と実績、歴史のある映画賞「第75回毎日映画コンクール」の受賞作品と受賞者が決定した。日本映画大賞に輝いたのは、大森立嗣監督の「MOTHER マザー」。 日本映画優秀賞には「アンダードッグ」(武正晴監督)が受賞し、男優主演賞の森山未來、撮影賞の西村博光、録音賞の藤丸和徳、瀬川徹夫と合わせて最多4冠を獲得した。 女優主演賞には「喜劇 愛妻物語」の水川あさみが輝き、男優助演賞には「罪の声」の宇野祥平が受賞、女優助演賞には「朝が来る」の蒔田彩珠が受賞し、監督賞の河瀬直美と合わせて「朝が来る」は2冠を獲得した。また、「許された子どもたち」の上村侑、「37セカンズ」の佳山明にはスポニチグランプリ新人賞が贈られる。田中絹代賞は梶芽衣子が受賞となった。 脚本賞は「一度も撃ってません」の丸山昇一、美術賞は「ばるぼら」の磯見俊裕、露木恵美子、音楽賞は「ミッドナイトスワン」の渋谷慶一郎が受賞。 アニメーション映画賞は「魔女見習いをさがして」(佐藤順一、鎌谷悠監督)、大藤信郎賞は「音楽」(岩井澤健治監督)、ドキュメンタリー映画賞は「れいわ一揆」(原一男監督)がそれぞれ受賞した。 外国映画ベストワン賞は「パラサイト 半地下の家族」(ポン・ジュノ監督)が選ばれ、さらに特別賞は昨年亡くなった大林宣彦監督の妻であり、映画プロデューサーの大林恭子に決まった。 映画ファンが選ぶTSUTAYAプレミアム映画ファン賞・日本映画部門は「ミッドナイトスワン」(内田英治監督)、外国映画部門は「TENET テネット」(クリストファー・ノーラン監督)が受賞した。なお、表彰式は、めぐろパーシモンホールで2月17日に開催が予定されている。 |
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第75回毎日映画コンクール 受賞結果
日本映画大賞 「MOTHER マザー」(大森立嗣監督) 外国映画ベストワン賞 「パラサイト 半地下の家族」(ポン・ジュノ監督) 男優主演賞 森山未來「アンダードッグ」 監督賞 河瀬直美「朝が来る」 アニメーション映画賞 「魔女見習いをさがして」(佐藤順一、鎌谷悠監督) ドキュメンタリー映画賞 「れいわ一揆」(原一男監督) TSUTAYAプレミアム映画ファン賞・日本映画部門 「ミッドナイトスワン」TSUTAYAプレミアム映画ファン賞・外国映画部門 「TENET テネット」 田中絹代賞 梶芽衣子 特別賞:大林恭子(映画プロデューサー)
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