東京アニメアワードフェスティバル2015では、2014年9月5日(金)にTOHOシネマズ 日本橋にて、2015年の会期に向けたキックオフの意味合いも兼ねた特別イベント

「東京アニメアワードフェスティバル2015 開催決定記念『2014年度受賞作品 特別上映会』」

を実施されます。

本イベントでは、TAAF2015開催概要や実施の意義などを、ご案内!

そして!

2014年会期中には審査員の話題をさらい、見事、コンペティション長編部門グランプリに輝いたアリ・フォルマン監督の「コングレス」を、劇場にて上映します。

席数に限りはあますが、一般の方にもご参加頂けるイベントです!

日程 2014年9月5日(金)
会場 TOHOシネマズ 日本橋

<プログラム詳細>
第1部: 開演 :18時〜
(メディア受付 17時30分〜/終了は20時半頃を予定)
– TAAF2015に関するトークセッション
– TAAF2014コンペティション長編部門グランプリ 「コングレス」上映

第2部: 開演:21時〜(終了は22時40分頃を予定)
– 長編部門 優秀賞「アーネストとセレスティーヌ」上映
– 短編部門 グランプリ「妻の手紙」/短編部門 優秀賞「エアリー・ミー」上映
詳細はオフィシャルHPをご確認ください。
オフィシャルHP http://animefestival.jp/ja/2014special/

東京アニメアワードフェスティバル2015 開催決定記念
【TAAF2014受賞作品 特別上映会】

上映作品のご案内

『コングレス』( 『 The Congress(原題) 』)
監督:アリ・フォルマン
出演:ロビン・ライト、ハーヴェイ・カイテル
製作国:イスラエル/ドイツ/ポーランド/フランス/ベルギー/ルクセンブルグ
上映時間:123分

コングレス一世を風靡した女優ロビン・ライト(本人)は、女優として永遠の命を与える新しいテクノロジーの世界へと足を踏み込む…。実写映像と2Dのアニメーションのパラレルワールドが、「命」や「映像」、人の心の光と陰を浮き彫りにしてゆく。
前作「戦場でワルツを」で数々の賞を受賞したフォルマンならではの鮮やかなヒューマン・サイエンスフィクション。

TAAF2014長編コンペティショングランプリ受賞作品 カンヌ監督週間オープニング作品

前作「戦場でワルツを」が米アカデミー賞ノミネートをはじめ、各国で話題をさらったアリ・フォルマンの最新作。まもなく全米公開も控えた注目作品です。

「戦場でワルツを」も実写とアニメーションの絡み合いが、非常に意義深く新鮮との評価が高かったアリ。

今回 は「アニメーション」そのもの、「映像」そのものをテーマに、かつそれを語るツールとして最大限に大きな技を使った、問題作でもあります。確実にアニメーション作品でありながら、前半は実写。主演女優のロビン・ライトが、落ちぶれた一流女優として自分自身を演じる所から始まります。

アニメーションの世界では、フライシャーを彷彿とさせる、しかし未だ見た事のないような独特のグラフィック。原作はSF通の誰もが知っている、スタニスラフ・レムの「泰平ヨンの未来学会議」。ドラック的SF世界を、ブラックに描いている名作。それを更に混沌のカオスに導いているのが、このアリ・フォルマンの映像世界なのです。

イスラエル出身のアリ。前作ではイスラエルが行った(そして国内では語られる事の少ない)レバノンでの虐殺事件を、自身が出兵した記憶を辿るドキュメンタリーとして描き、衝撃を与えました。

この「The Congress」も、ユダヤ人の多いハリウッドの痛烈なる批判として、かつ華麗に描き出しています。数々の謎やメタファーに満ち、かつアニメーションの 歴史や未来に着いて、とことん考えさせられ、語り出したら止まらない。

『アーネストとセレスティーヌ』

アーネストとセレスティーヌ監督:バンジャマン・レネール、ヴァンサン・パタール、ステファン・オビエ
製作国:フランス、ベルギー、ルクセンブルグ/上映時間:80 分

「犬猿の仲」のクマとネズミの、奇妙で素敵な出会い。美しさ楽しさや物語の温かさも一級 ながら、ネズミのセレスティーヌの可愛さは一回見たら忘れられない!
カンヌ映画祭監督週間出品、アカデミー賞長編アニメーション部門ノミネート

『妻の手紙』/フランス
監督 オーギュスト・ザノヴェッロ
妻の手紙

『エアリー・ミー』/日本
監督 久野遥子
エアリー・ミー

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