売れない女優マチ子の眼差しを通して、“女”であること、“女優”であることで、女性が人格をうまく使い分けることが求められる社会への皮肉を、周囲の人々との交わりを介在しながら描いていく映画『蒲田前奏曲』。本作は、4人の監督が各自の手法でコミカルに描き、1つの連作長編として仕上げていった新しいタイプの作品。 監督には日本映画界の若手実力派監督が集結。最新作『静かな雨』が釜山国際映画祭上映、東京フィルメックス観客賞受賞など国内外の注目を集める中川龍太郎、長編デビュー作『月極オトコトモダチ』がMOOSIC LAB グランプリ受賞、東京国際映画祭上映の穐山茉由、『Dressing Up』(第8回CO2助成作品、OAFF2012)で日本映画プロフェッショナル大賞新人監督賞受賞の安川有果、最新作『叫び』が東京国際映画祭日本映画スプラッシュ部門監督賞に輝き、第22回ウディネ・ファーイースト映画祭では大田原愚豚舎作品、渡辺紘文監督特集が組まれるなどの渡辺紘文(大田原愚豚舎)が務める。 『飢えたライオン』で主演を務め、舞台、TVドラマなどでも活躍する松林うららが自身の地元である蒲田を舞台にプロデュースし、自らも出演。また、伊藤沙莉(『タイトル、拒絶』)、瀧内公美(『火口のふたり』)など、旬の俳優が名を連ねる。 9月25日(金) よりヒューマントラストシネマ渋谷、キネカ大森ほかにて公開されることを記念し、9月15日(火)に、舞台挨拶付き特別先行上映を開催することが決定。出演の瀧内公美(『火口のふたり』)、福田麻由子(「本作で、女王の教室」で共演した伊藤沙莉と再共演)、和田光沙(『岬の兄妹』)、 川添野愛(『パパはわるものチャンピオン』)及び、本作プロデュース、出演の松林うらら(『飢えたライオン』)が登壇し、本作に懸けた想いや撮影の裏話などを語る。 |
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『蒲田前奏曲』舞台挨拶付き特別先行上映
【日時】 【場所】ヒューマントラストシネマ渋谷(渋谷区渋谷1-23-16 ココチビル7階) 【登壇者】(予定) 【チケット販売】 本作は、9月25日(金) よりヒューマントラストシネマ渋谷、キネカ大森にて公開されるほか、10月16日(金)よりテアトル梅田(大阪)、京都みなみ会館(京都)、10月17日(土)より元町映画館(神戸)、シネマスコーレ(名古屋)で公開することが決定。前売り券が1500円で発売されている。 |
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【プロデューサー、出演:松林うらら コメント】 初お披露目は今年の3月に行われた第15回大阪アジアン映画祭のクロージング上映でした。大阪での上映では、こんなに笑いが起こる映画なんだ・・と驚いたくらいに会場では笑い声が沢山起きており、お客様が一体となって映画を楽しんで頂いた事が記憶に新しいです。是非、映画館で他のお客様と一緒に観て頂きたいです。 コロナの影響でそれぞれに皆、大変な日々でありますが東京での劇場公開がいよいよとなり、とても喜ばしくも、不安な気持ちもあります。ですが、お客様の様々な感想をお聞きするのが今からとても楽しみでもあります。 作品のテーマは「女性の生きづらさ」を主に描いておりますが、老若男女問わず、あまり身構えず、作品を楽しんで頂けたら嬉しいです。日常に蔓延る「普通」とされている事を少し一歩下がって立ち止まり、自分の胸に手を当てて考えるような時間を与えてくれる作品だと思っております。是非、一人でも多くの方に『蒲田前奏曲』の奏でる異色のハーモニーを味わって頂けたらと思います。 |
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『蒲田前奏曲』
2020年 9月25日(金) よりヒューマントラストシネマ渋谷、キネカ大森にて公開ほか全国順次公開 宣伝費支援の為のクラウドファンディングは、更なる公開館拡大を目指し、9月23日まで継続中。 |
出演 :
伊藤沙莉 瀧内公美 福田麻由子 古川琴音
松林うらら 近藤芳正 須藤蓮 大西信満
和田光沙 吉村界人 川添野愛 山本剛史
二ノ宮隆太郎 葉月あさひ 久次璃子 渡辺紘文
監督 ・脚本 : 中川龍太郎 穐山茉由 安川有果 渡辺紘文
企画 : うらら企画
製作 : 「蒲田前奏曲」フィルムパートナーズ
(和エンタテインメント ENBUゼミナール MOTION GALLERY STUDIO TBSグロウディア)
特別協賛: ブロードマインド株式会社 日本工学院
配給: 和エンタテインメント、MOTION GALLERY STUDIO
2020年 / 日本 / 日本語 / 117分 / カラー&モノクロ / Stereo
© 2020 Kamata Prelude Film Partners