10月20日(土)に、北九州が本作の撮影ロケ地となった関係から、「KitaQフェスinTOKYO 2018」で山本涼介さん(悟の友人・澤田幸介役)と宇高武志プロデューサーが登場!北九州市での撮影の様子や、北橋健治市長も登壇し、北九州市の魅力がたくさん語られました。
『KitaQフェスinTOKYO 2018』は北九州の食や文化などあらゆる魅力を東京で体験できるイベント。 これまで仕事で訪れたことがあるという北九州の印象を最初に尋ねられると、 山本さん:ご飯が美味しいという印象です。ラーメンとかみんなで食べに行きました。ラーメンは週4くらい食べています。ラーメン小僧です。(笑)豚骨とか博多系のラーメンが好きです。替え玉しながら食べます!! との告白に会場は盛り上がりました。 また、本作の撮影で北九州に滞在した宇高プロデューサーは 宇高P:食べ物が美味しいという話だったので楽しみにしていたのですが、やはり美味しかったですね。九州前寿司が美味しかったです。あとは三木監督と食べた鉄鍋餃子も美味しかったですね。 と当時の思い出を明かしました。 |
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続いて映画の話題になり、共演経験がある福士さんとの撮影時のエピソードを聞かれると 山本さん:現場ではあまり仕事の話はしないですね。撮影の合間はナナと蒼汰くんの2人と1匹でいることが多かったので、2人でナナと一緒に遊んだりしていました。 また、その他の共演者との話に移ると、 山本さん:竹内結子さんとは昔共演させていただいたことがあるので「お久しぶりです」というお話をしました。広瀬(アリス)さんや大野(拓朗)くんとは初めてだったので、僕が人見知りをして、あまり何も話せなかったですね(笑)また、共演のシーンが映画の最後のシーンだったので、僕もいっぱいいっぱいだったかもしれません。 と告白する山本さんに、 宇高P:最後のシーンだったので難しかったですよね。でも僕から見ると、山本さんがそんなに人見知りをしてるって感じなかったです。 と撮影を振り返りました。 宇高P:原作はもともと北海道に旅に行くのですが、撮影が寒い時期に行われることになって、猫のナナがいる撮影なので、ナナの負担を考えて、思い切って設定自体も九州に旅に行く、ということに変えました。ナナとの撮影も我々の思い通りには行かないですし、ケアしてあげないといけないので、負担やストレスをためないようにということを常に心がけて撮影していました。具体的には、俳優さんには個別の控え室がない状況でも、ナナだけには専用の控え室や待機部屋があるということがよくありました。ナナだけは個室でしたね。(笑) とナナ・ファーストの撮影を振り返りました。 そこから猫好きの山本さんにもナナとのエピソードを尋ねると、 山本さん:役的にはナナには好かれない役なんですけど、実際の撮影の空き時間にはナナの好きな猫じゃらしを借りて、遊びました。すごく人懐こい猫なので、助かりましたね。友達にも自分は猫っぽいって言われますね。 と猫っぽい山本さんがナナと遊ぶ時の様子も披露しました。“役者猫”のナナの演技力を尋ねられると 山本さん:時々期待以上の表情をふっと出してくれる瞬間が撮影中何度もあって、その度にナナを選んでよかったなと思っていました。 と天才役者猫ナナのエピソードを披露。 そこから山本さんの幼少の頃の話に移ると、 山本さん:ずっとこの仕事を始める前までは外にいることが多かったので、ずっと日焼けしていましたね。活発でした。田舎なんで運動するしか暇つぶしがなくて。ずっとサッカーやっていましたね。 とスポーツマンであったことを明かす山本さん。そこから山本さん演じる幸介の役柄の話になると、 山本さん:今までにない役なんじゃないかな、と思います。ビジュアルの作り方を含めて、新しい挑戦をしていただけたのではないかな、と思います。 と話す宇高プロデューサーに、 山本さん:撮影当時が21歳で幸介が20代後半なので、今まで演じてきた中で一番実年齢と離れている役で、しかも奥さんに逃げられているっていう役柄で、全てをイメージで作らなければならなかったので、難しいところでしたね。ほかの作品見たり、インターネットで色々調べたりしましたね。でも最初に役がきたときはびっくりしました。 と話します。宇高プロデューサーはそんな驚いたという山本さんへのオファー理由として 宇高P:いつもオファーするときは何か意外性というか、この人がこんなことをやったら楽しいだろうなという期待を持ってもらいたくてオファーしているので、山本さんに関しても、ぜひチャレンジしていただきたいなと思いました。 とオファー理由を明かしました。 |
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ここで、北九州市の北橋健治市長が登場し
北橋北九州市長:『旅猫リポート』ファンの皆様よくお越しくださいました。日本を代表する作家有川浩さんの『図書館戦争』も北九州で撮影したのですが、この度『旅猫リポート』という本当に素晴らしい映画も北九州で撮影していただき、本当に嬉しく思っております。やっぱり動物と人が共生する社会を目指して行きたいものですから、大ヒットを心から願っております。北九州は映画の町であることから1万人近いエキストラの方々と映画の撮影をサポートしております。映画・ドラマ合わせて100本以上協力しております。菜の花のカーペットに福士蒼汰さんとナナがきていただき、本当に可愛かったです。 と挨拶。北九州市は昨年発表された「住みたい田舎ランキング」で堂々1位を獲得し、さらに犬や猫にとっても、住みやすい街(致死処分ゼロ)を目指しており、 北橋北九州市長:「(致死処分の数は)確実にゼロに近づいております。なので本当に“にゃん”バーワンの町を目指しております。」と話しました。そんな北九州市の取り組みを聞いた宇高プロデューサーは「本当に素晴らしいなと思います。松竹も『旅猫リポート』を含めて動物の映画はたくさん作ってきていて、動物と人間の絆を取り上げた作品も作ってきました。こういった実際に結果を出しているお話を伺うと、もっともっと何かできることがあるのではないかと思いますし、全国に広がってほしいなと思います。 と自身の想いを語りました。また、先日福士さんが登壇し北九州の小倉城にて行われた本作のスペシャルイベントではナナも登場。会場のモニターにはイベントの様子が映し出され、 北橋北九州市長:『沢山の市民の皆さんとマスコミの皆さんにお集まりいただき、“にゃん”バーワンで盛り上がりました。 とその様子を語った北橋市長。 |
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ここでなんと本日、この会場にもナナが登場。「ZOO動物プロ」の北村まゆみトレーナーは「好奇心がいっぱいであちこち歩きたい感じです。」とナナの今日の気持ちを代弁。 劇中では猫映画史上最高といっても過言ではない名演技を見せているナナですが、普段のナナについて北村さんから 北村さん:やんちゃで自由な子です。 とその性格が明かされると 山本さん:本当に自由に歩き回っていましたね。 と、賛同。 北村さん:猫は場所にいつく動物なので、どこかに連れていかれるとなると、撮影なんだな、と意識していましたね。犬とは違って、おやつはおやつ、やったことはやったこと、と分けているので、やったことが褒められたからおやつ、という風には繋がらないんですね。 とナナの性格を北村さんが話すと、 山本さん:スマートですね。 宇高P:そうだったんですね、という感じです。トレーナー界のレジェンドの北村さん無しにはできない撮影でした。 と宇高プロデューサーが話した。 ここで、主演の福士蒼汰さん(宮脇悟役)からスペシャルメッセージが到着! 「涼介、ナナ、イベント頑張ってますか?北橋市長、先日は北九州にお招きいただきありがとうございました。『旅猫リポート』は人と人との絆をつなぐ物語です。会場にお越しの皆さんもぜひ劇場でご覧ください! とメッセージが語られました。メッセージを見た 山本さん:すごいナナが「聞いたことある声だ」って反応していたんで、やっぱりなんか2人の絆が見れて微笑ましかったです。 と話した。 |
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最後に・・・
北橋市長:この映画が大ヒットして、日本中で動物を大事にしようという風になっていただければなと思います。 と、続けて宇高プロデューサーから 宇高P:福士や山本さん含めて出ていただいた皆さんのためにもヒットさせたいなと思います。この映画が少しでも北九州のアピールになれば良いなと思います。猫と人間の絆をこれまでにない形で描いた作品ですので、ぜひ動物好きな方だけではなく、そうではない方達にも見ていただきたいなと思います。 山本さん:序盤から泣いちゃう映画なので、もう大きめのハンカチじゃないと足りないです。水分も取りつつ観てください(笑)人と動物の絆を感じられる作品ですので、インスタとかTwitterでも宣伝していただければな、と思います。 と会場のお客様へメッセージが送られ、大盛況のうちにイベントは終了しました。 「旅猫リポート」 10月26日(金) 全国ロードショー 公式HP: 公式twitter: ナナのInstagram: 物語・・・ |
原作:有川浩 『旅猫リポート』(講談社文庫)
出演:福士蒼汰、高畑充希(声の出演)、ナナ 広瀬アリス、大野拓朗、山本涼介 前野朋哉 田口翔大 二宮慶多 中村靖日/戸田菜穂 橋本じゅん 木村多江 田中壮太郎 笛木優子 竹内結子 ■監督:三木康一郎
脚本:有川浩 平松恵美子
音楽:コトリンゴ
企画・配給:松竹
©2018「旅猫リポート」製作委員会 ©有川浩/講談社