映画情報どっとこむ ralph 『6才のボクが、大人になるまで。』で世界の賞レースを席巻したリチャード・リンクレイター監督最新作『30年後の同窓会』が、6月8日(金)よりTOHOシネマズ シャンテ他にて公開となります(配給:ショウゲート)。

マスコミ試写会でも「さすがはリンクレイター監督!」と絶賛の声が高い本作は、妻に先立たれ、更に戦地で最愛の息子を失い悲しみに暮れるドク(スティーヴ・カレル)。彼は亡くなった息子を故郷に連れて帰る旅に、30年間音信不通だった戦友・サル(ブライアン・クランストン)とミューラー(ローレンス・フィッシュバーン)を誘うところから始まる。

過去の事件でトラウマを抱え、その後の人生が大きく変わってしまった三人の再会がもたらしたものとは…?

なんでもない人々の心の機微を丁寧に描き続ける名匠リンクレイター監督の元に、スティーヴ・カレル、ブライアン・クランストン、ローレンス・フィッシュバーンという、それぞれアカデミー賞主演男優賞ノミネート経験を持つ名優達が集結した本作。

映画情報どっとこむ ralph コメディ俳優としてだけでなく『フォックスキャッチャー』(14)で実際の事件の犯人役を演じアカデミー賞にノミネートされたスティーヴ・カレルは

カレル:リンクレイター監督は素晴らしい監督。それこそが大きな魅力。『30年後の同窓会』のストーリーを聞くと、とても暗い映画に感じるかもしれないが、監督は映画の中で語られる道徳観で観客が疲れないよう多大な努力を払っている。軽いタッチで描き、愉快な瞬間もたくさんある。

と語っている。TVドラマシリーズ『ブレイキング・バッド』で大ブレイクを果たしたブライアン・クランストンは、

クランストン:しばらくは何もしないつもりだったから、ベストなタイミングではなかった。でも、リンクレイター監督は勇気ある、大胆な映画を作る人。僕はいつも物語に惹かれて作品を選んでいますが、『30年後の同窓会』はあらゆる基準を満たしていた。それに僕は原作のダリル・ポニックサンと『さらば冬のかもめ』の大ファンだし、スティーヴ・カレルとローレンス・フィッシュバーンが参加すると聞いて、“素晴らしい。ぜひやりたい!”と出演を決めたよ。

と予定していた長期休暇を返上して本作に参加。『マトリックス』シリーズで日本でも人気のローレンス・フィッシュバーンは、本作が自身が若い頃に感銘を受けたアメリカンニューシネマの名作『さらば冬のかもめ』(73)の続編にあたるということで

フィッシュバーン:この作品に惹きつけられた理由の一つは、僕が成長期に観た風変わりな映画『さらば冬のかもめ』にどうつながっていくのか、そこに興味をそそられたからです。

と出演の経緯を明かしている。

映画情報どっとこむ ralph “戦闘シーン”も“回想シーン”も一切無しに戦争がもたらした悲劇を描くという、ブライアンの言葉通り“大胆な映画”に挑戦したリンクレイター監督最新作

30年後の同窓会
原題:Last Flag Flying

は6月8日(金)より公開となります。

物語・・・
男一人、酒浸りになりながらバーを営むサル(ブライアン・クランストン)と、破天荒だった過去を捨て今は牧師となったミューラー
(ローレンス・フィッシュバーン)の元に、30年間音信不通だった旧友のドク(スティーヴ・カレル)が突然現れる。2人にドクは、1年前に妻に先立たれたこと、そして2日前に遠い地で息子が戦死したことを2人に打ち明け、亡くなった息子を故郷に連れ帰る旅への同行を依頼する。バージニア州ノーフォークから出発した彼らの旅は、時にテロリストに間違われ得るなどのトラブルに見舞われながら、故郷のポーツマスへと向かうーー。30年前に起きた“ある事件”をきっかけに、大きく人生が変わってしまった3人の男たち。仲間に起きた悲しい出来事をきっかけに出た再会の旅。語り合い、笑い合って悩みを打ち明ける旅路で、3人の人生が再び輝き出す。

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監督・脚本:リチャード・リンクレイター
原作・脚本:ダリル・ポニックサン「LAST FLAG FLYING」 
主題歌:ボブ・ディラン「Not Dark Yet」
出演:スティーヴ・カレル、ブライアン・クランストン、ローレンス・フィッシュバーン
配給:ショウゲート
2017/アメリカ/カラー/ビスタ/125分/5.1chデジタル/字幕翻訳:稲田嵯裕里 主題歌翻訳:多摩ディラン 
(C)2017 AMAZON CONTENT SERVICES LLC  
 
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