映画情報どっとこむ ralph この度『藁の楯』原作者の木内一裕の、クール&スマートな犯罪エンターテインメント小説『アウト&アウト』(講談社文庫刊)が、映画化されることが決定いたしました。本作はすでに完成し、2018年秋の全国ロードショーが決定しております。

映画化もされ話題となった『藁の楯』の小説家として知られる“木内一裕”。
『ビー・バップ・ハイスクール』で一世を風靡した漫画家であり、数々の傑作犯罪映画の監督でもある“きうちかずひろ”。

一癖も二癖もある魅力的なアウトローたちが織りなす犯罪エンターテイメント小説 『アウト&アウト』(講談社文庫刊)を、原作者自らが監督を務めて完全実写映画化。

小学二年生の少女、栞と二人で探偵事務所を営んでいる元ヤクザの矢能の元に、一本の依頼の電話が入る。指定された場所に向かうと依頼人はすでに拳銃で撃たれた死体となっていた。事件の容疑者にされかねない矢能は迅速に対応を始めるが、事態は思いもよらぬ方向へと転がっていく!

映画情報どっとこむ ralph 主演は遠藤憲一!
血のつながらない少女との絆、愛情・・・人間ドラマも必見。
主演の矢能を演じるのは、遠藤憲一。
元ヤクザの探偵と小学生の女の子、というあり得ない名コンビがここに誕生!?  二人の思わずクスリとしてしまう微笑ましい掛け合いが生む異色のバディムービー感に加え、無愛想だが優しい元ヤクザの探偵を遠藤が 男の色気たっぷりに熱演! 血のつながらない少女との絆と愛情が丁寧に描かれつつ、大どんでん返しが待ち受けるラストまでの痛快な疾走感がたまらない、至極の犯罪エンターテインメントムービー!

映画情報どっとこむ ralph 遠藤さんときうち監督がコメントしています。


遠藤憲一コメント

撮影が始まるといろいろアイディアが浮かんできます。

自分の癖で「監督、ここはこうやってみてもいいですか?」とアイディアを形にして見せることも多いのですが、今回は監督の中でイメージが明確にあったようで、途中からはすべて監督の言うとおりに演じました。語尾の変更も許されません。

ちゃんと演じきれているのかだんだん不安になったこともあります。

そして、『アウト&アウト』は完成し試写を迎えました。何といっても登場人物全員が魅力的。監督の言う通りに演じて良かった!皆さんも是非、きうち監督の美学を楽しんで下さい!

きうち監督コメント

映画「アウト&アウト」は私の7本目の監督作品であり、長編映画としては実に18年ぶりの監督作品です。ちなみに原作者(きうちかずひろ&木内一裕)としての34本目の映像化作品でもあります。「原作者が自らメガホンを取った」などと言うと、小説家が映画監督に手を出したかのように思われがちですが私の場合は違います。映画監督が小説を書き、その小説が映画化されるに当たってベストの監督を選んだ、ということなのです。私は原作者として、脚本家として、監督として、そして製作者の一人として、この映画を作る過程でずっと戦い続けました。プロデューサーとも、俳優とも、予算とも、過酷なスケジュールとも、日本の映画製作の現状とも。幸い優秀なスタッフが結集してくれたお蔭で、その全ての戦いに勝利し、絶対的な自信を持ってお届けできる映画が完成しました。さて、この自信が真実のものなのか、それともハッタリなのかは、ぜひスクリーンで、ご自身の眼でお確かめ下さい。

映画情報どっとこむ ralph アウト&アウト

2018年秋、全国ロードショー

映画公式サイト:
out-and-out.jp

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原作:木内一裕「アウト&アウト」(講談社文庫刊)
監督:きうちかずひろ
製作:東映ビデオ 制作プロダクション:東映東京撮影所
製作委員会:東映ビデオ、木内一裕事務所、講談社、東北新社、サンセイR&D、博報堂DYMaP
配給:ショウゲート
宣伝:東映ビデオ 
(C)木内一裕/講談社
(C)2017「アウト&アウト」製作委員会

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