この度、新鋭・二ノ宮隆太郎監督の最新作『枝葉のこと』の公開日が5月12日(土)に決定。上映劇場はシアター・イメージフォーラム。
この度、解禁された予告編には、冒頭、自宅で庭仕事をしている父親に近づく隆太郎が、思いつめた様子で「裕佑のおばちゃん、死ぬよ」と告げるシーンから始まっている。6歳で母親を亡くし、幼少期に友達である裕佑の母親、龍子に世話になっていた隆太郎は、7年前から彼女の病気を知っていたにも関わらず、一度も会いに行っていなかったのだ。 予告編は、郊外の自動車整備工場で働く隆太郎が、仕事が終わると、先輩や後輩に誘われて近所の居酒屋やガールズバーに飲みに行く毎日が描かれている。周囲の人間を見下し、常に苛立ちを隠せずにいる隆太郎は、人から疎まれ嫌われているが、その心の奥に隠した大切な感情を、死ぬ間際の龍子に出会うことで変わっていこうとする。
この映画は、一人の若者の、人生を変えなくてはいけないと感じるその瞬間を切り取った、今までに無い、全く独創的な青春映画。 |
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本作に『溺れるナイフ』などの山戸結希監督からコメントが!
山戸結希(映画監督) 孤独な人間にしか作れない映画があることを、よく思う。 『枝葉のこと』を観ると、ずっと寂しかった彼の横顔や背中に鬼気迫る想いがする。 それゆえ 二ノ宮隆太郎と映画館は、いつでも宿命的な出会いを果たす。 |
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隆太郎、27歳。苛立ちと鬱屈の毎日に訪れた、人生を変える転機の出来事
前作『魅力の人間』が第34回ぴあフィルムフェスティバルで準グランプリを受賞し、海外映画祭でも注目を集めた新鋭・二ノ宮隆太郎の劇場公開デビュー作となる本作は、監督自身の実体験を基に作り上げた独創的な「私小説的」映画作品である。 『枝葉のこと』 2018年5月12日(土)シアター・イメージフォーラムにて公開 公式URL: edahanokoto.com 物語・・・ |
『枝葉のこと』 [2017年/日本/DCP/カラー/114分]
監督・脚本・編集:二ノ宮隆太郎
出演:二ノ宮隆太郎、矢島康美、松本大樹、木村知貴ほか
宣伝・配給協力:岩井秀世
配給:九輪家
海外セールス:Free Stone Productions Co., Ltd. ©Kurinke