とある出来事により現代から過去にタイムスリップし“歴史改変を狙う最狂の悪党たち”と、それを阻止すべく現代からやってきた”ハイテク装備も富も失ったヒーロー”。世界から熱望されている日本のトップクリエイターたちが、世界中で愛される米国のキャラクターたちをベースに “悪vs正義”の時空を超えた壮大なバトルを 描く、話題の戦国タイムスリップ・アクション・エンターテイメント『ニンジャバットマン』が6月15日(土)に公開となります。
この度、「AnimeJapan 2018」にて、キャットウーマン役加隈亜衣さん、音響監督の岩浪美和さんによる本作の魅力や本作設定の特別音響についてのトークイベントが行われました! 「Anime Japan2018」『ニンジャバットマン』トークショー |
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朝から大賑わいを見せるAnimeJapan2018の会場
大きな拍手に包まれ、キャットウーマン役の加隈亜衣さんと、音響監督の岩浪美和さんが登場。 早速杉山さんから”カリスマ音響監督”と言われ、 岩浪さん:カリスマはやめてください・・・他のステージに行かなくてよかったと思えるような特別映像も用意しているので!」 と照れる一面も。 予告映像の前に、メインビジュアルに対して 岩浪さん:ニンジャじゃなくて戦国武将じゃないか!でも安心してください。ちゃんとニンジャなんです。 というフォローが岩浪からされ、ファンは興味津々な様子だった。 |
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加隈さん:CM見ました?あれはすごかった!
と同じ神風動画制作のポプテピピックとのコラボCMについての話が飛び出し、多くの観客が笑顔でうなずいていました。山寺宏一さん、高木渉さんを始めとした豪華キャストについて話が及ぶと、”最高にアダルト&セクシーなキャスト”だといわれて、加隈さんに対して観客から大きな拍手が。 加隈さん:私よりもセクシーボイスな(田中)敦子さんがいるので、恥ずかしい! と照れていたが、本作のキャスティングについては岩波さんも最高だったと納得の表情だった。バットマンを演じた山寺さんの声はやや低めでまさに”バットマンボイス”だったそう。 一方で、ジョーカー役の高木さんについては「好きにやっていましたね。楽しそうだった」とのこと。さらにゴリラ・グロッド役の子安について 岩浪さん:子安さんが『ビースト・ウォーズ』に続いてゴリラのような役をやるっていうのは、キャストが決まった時に絶対突っ込まれると思っていました! と、自身による配役ではないと、狙ったことを否定。その一方で、 岩浪さん:ゴリラ・グロッドはすごくいいセリフがある。これ絶対ビースト(・ウォーズ)だろ!というセリフがある と期待してほしいことも明かしてくれた。 今回制作を行った神風動画について、 岩浪さん:今はジョジョやポプテピピックで有名だが、EXILEや安室奈美恵さんなどアーティストのPVや、ロックマン、ドラゴンクエスト、ファイナル・ファンタジーなどのゲームの映像をやっていて、あまり名前が表に出てくることはなくても皆さんがどこかで知らないうちに絶対に見たことがあるっていうものを作っている。それが今回満を持して初めて長編オリジナル作品が完成したんです」と岩浪が語り、神風動画のポリシーとして”妥協は死”という言葉があることを明かしてくれた。その言葉通りの本気精神で作られた作品について「本来、CG映像というものは画面が冷たい感じになりがちなんだけど、本作は熱い!ジョジョの時もすげーなと思ったけど、今回はさらに熱い映像になってる。 とこれまでのアニメ映画とは一線を画す作品となっていることが語られた。 |
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また、AnimeJapan2018の会場限定で初めて本編の冒頭部分が公開され、過去から世紀の歴史改変を企てるジョーカー率いる最狂の悪党一味を紹介するシーンでは、日本の祭り“ねぶた”を模したデザインも含んだ迫力ある映像となっており来場者からの大きな拍手が。
映像を見終わって・・・ 加隈さん:バットマン関係なく面白い!バットマンの知識がなくても十分楽しめる。エンターテインメントとして楽しいです。 と純粋に作品を楽しんでいた。 MC杉山:ジョーカーが第六天魔王(織田信長)になってて、デスストロークというキャラは片目のキャラなんだけど、戦国武将で隻眼というと伊達政宗、ゴリラ・グロッドは猿だから、武将で言うとあの有名な歴史人物?…と配役についても深く考えられているんだよね。 とアニメファンはもちろんのこと、アメコミファンや歴史ファンも大満足で楽しめると説明すると、 MC杉山:脚本の中島さんから聞いたんだけど、ジョーカーが支配する町だから”城下町(ジョーカマチ)”になっているんだよね。(笑) 実は、現在アメリカのアナハイムで開催されている世界的なイベント、ワンダーコンに参加しているという中島さんからも、昨夜行われたイベントで世界中から駆け付けた約4000人近くのファンの前で同様のエピソードも披露されているだろうと思います と、それに対し 加隈さん:これアメリカ人に通じるんですかね?一緒にレッドカーペットを歩きたかった!なんで呼ばれてないんだろう!? と岩浪さんと一緒に悔しがっていました。 |
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ここで音響の話になると、アフレコ時のことを思い出しながら
加隈さん:とにかく頑張りました。何が大変だったって、他のみんなが熱すぎて負けないようにっていうのが精神的に大変で。セリフ回しが独特だし、世界観がかっこいいと思ってたら、意外におバカなとこもあって、(クールな役なので)キャットウーマンとしてどう応えたらいいのかわからなくなりそうでした。(笑)ほんとブッ飛び加減がすごいんです。見終わった後の高揚感とかすごいので、本当にみんなで見てほしいですね。デートで見ても失敗はないです! というと、 岩浪さん:アニメファン、特撮ファン、映画ファン、アメコミファンみんな見られます!僕のことを『ガールズ&パンツァー』で知っている人も多いと思うけれど、今回も特別音響をやります!僕が劇場に設定に行ってきます と、世界で初めて本作のための特別音響『時空震(じくうしん)サウンド』が劇場で設定されることが明かされた。 岩浪さん:ぜひ映画館の大きなスクリーンで観て、その後にブルーレイで加隈さんの声を何度も楽しんでください! とファンに熱く語った。劇場によっては、時空震サウンドにくわえ、上下左右前後360度の立体的な音響を体感できるドルビーアトモスでの上映も決定。 会場には、早くもニンジャバットマンのコスプレをしたファンも駆けつけていて、 MC杉山:コスプレしがいのあるキャラクターが満載なんですよね。 とファンの反応に期待。 |
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最後に、
岩浪さん:特別音響で見れるのは日本だけです。ぜひお楽しみに。時空震サウンドもよろしく! 加隈さん:子供から大人までだけでなく、日本でも海外でも楽しめるエンタメ作品です。アメコミの知識がなくても、歴史に詳しくなくても楽しめます。6月15日から映画館で公開となるので、映画館の大スクリーンで見てください!そして、みなさんの感想を楽しみにしています! と語り、イベントは大盛況のうちに終了した。 ニンジャバットマン(米題:BATMAN NINJA)
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【キャスト】
バットマン 山寺宏一、ジョーカー 高木渉、キャットウーマン 加隈亜衣、ハーレイ・クイン 釘宮理恵、ゴリラグロッド 子安武人、ポイズン・アイビー 田中敦子、デスストローク 諏訪部順一、ペンギン チョー、トゥーフェイス 森川智之、ベイン 三宅健太、
ロビン 梶裕貴、レッドロビン 河西健吾、ナイトウィング 小野大輔、レッドフード 石田彰、アルフレッド 大塚芳忠
【スタッフ】
監督:水﨑淳平
脚本:中島かずき
キャラクターデザイン:岡崎能士
音楽:菅野祐悟
アニメーション制作:神風動画
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