黒沢清監督がセルフリメイク監督:黒沢清。 この度、5月20日(月)に柴咲コウ、西島秀俊、青木崇高、黒沢清監督ら豪華キャストとスタッフを迎え完成披露試写会が行われました。 |
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キャスト&監督登壇まずはじめに主演の柴咲は会場を見渡し「本日は完成披露試写会にお越しいただきありがとうございます。ちょうど、一年前の今日がクランクアップだったと聞いて、充足感でいっぱいです。本日みなさんに映画をご覧いただけることに嬉しく思っています」と挨拶。 セルフリメイク・・・今回、98年に公開した自作をセルフリメイクすることになった経緯について、黒沢監督は「昔撮ったものはVシネマのヤクザ映画だったのですが、脚本を書いたのは高橋洋さん、『リング』の脚本家ですが、彼の脚本がとても面白くて。あれはあれで傑作でしたが、高橋色が強いので、これを自分色に染めたいと思いました。同じ物語を一から構築したらどうなるかと思いまして」と明かす。 柴咲の怪演娘を殺された父親の復讐に加担する謎多き心療内科医を演じた柴咲の怪演は、黒沢監督も「とくに目がすごく良い」と絶賛するほど。さらに、「動きがすごい。獰猛というか、『バトル・ロワイヤル』を超えたんじゃないでしょうか」と、肉体面でもその俊敏な動きに驚かされたそう。西島は、「最初からスタッフとフランス語で話していて、元々話せる方なんだと思っていたら、この作品のために勉強したと聞いて驚きました。すごく努力する方なんだと」というと、柴咲は照れた様子で「それでハードル上がっちゃうから・・・」と返答した。 フランス語を特訓撮影半年前からフランス語を特訓した柴咲は、クランクイン前から実際にパリで生活を送り、小夜子の人物像を構築した。「フランス映画として取り込む作品なので、聞き心地が悪いのは嫌だったので合格点もらえるように、集中してフランス語に取り組みました。ダミアンは事前のリハーサルでも悪くないっていう表情をしてくれて、撮影中もいろいろ提案されていて細かくセッションできたのでは」と、柴咲のフランス語はフランス人キャストも認める上達ぶりだったという。 |
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今、リベンジしたいことここで、リベンジ・サスペンスという徹底的復讐を描いた本作にちなみ、“今、リベンジしたいこと”についてトークすることに。 最後に、本作に並々ならぬ思いで取り組んだ柴咲は「全編フランスで撮影し、フランス語で取り組んだフランス映画だと思っています。フランスの俳優さんたちも素晴らしいお芝居をしています。今回フランスに先駆けてみなさんに観てもらえるということで嬉しいです。最後まで堪能してください」と思いを込め、 |
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『蛇の道』
6月14日(金)全国劇場公開 公式サイト: 公式X: 愛娘を何者かに殺されたアルベール・バシュレは、パリで働く日本人の心療内科医・新島小夜子の協力を得ながら犯人探しに没頭、復讐心を募らせていく。事件に絡む元財団関係者たちを拉致監禁し、重要な情報を手に入れたアルベールの前に思いもよらぬ恐ろしい真実が立ち上がってきて…。アルベールの復讐に協力する小夜子に扮したのは、柴咲コウ。フランス語の厳しいレッスンに臨み、現地で実際に生活をして、パリで暮らす謎多きヒロインを完璧に自分のものにしている。復讐に燃えるアルベールを演じたのは、『レ・ミゼラブル』(19)でセザール賞主演男優賞にノミネートされた注目のフランス人俳優、ダミアン・ボナール。『ドライブ・マイ・カー』(21)で世界的に注目を集め、黒沢監督とは5度目のタッグとなる西島秀俊が心を病んだ小夜子の患者・吉村役で、『ゴジラ-1.0』(23)、本年24年公開の『犯罪都市 NO WAY OUT』など国境を超えた話題作への出演で勢いに乗る青木崇高が小夜子の夫・宗一郎役で出演。さらに、『ダゲレオタイプの女』(16)に続く黒沢監督作品への出演となるマチュー・アマルリック、グレゴワール・コランらフランスの名優が拉致される元財団幹部に扮し、脇を固める。アルベールの娘は、誰に、なぜ殺されたのか。事件の思いがけない首謀者とは。国境を越えた<徹底的復讐>の先に待ちうける真実とは──。 |
柴咲コウ ダミアン・ボナール
マチュー・アマルリック グレゴワール・コラン 西島秀俊
ヴィマラ・ポンス スリマヌ・ダジ 青木崇高
監督・脚本:黒沢清
原案:『蛇の道』(1998年大映作品)
製 作:CINEFRANCE STUDIOS KADOKAWA
製作国:フランス 日本 ベルギー ルクセンブルク/113分
配給:KADOKAWA
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