3月18日(金)より公開の映画『リリーのすべて』。
世界で初めて性別適合手術を受けたデンマーク人、リリー・エルベの実話に基づく勇気と愛の物語です。 そんな本作について、今回、特集するのは主演のリリー役のエディ・レッドメインに負けない存在感を発揮している新人女優アリシア・ヴィキャンデル。 彼女が演じているのが妻のゲルダ。 実は、日本時間2月29日(月)に発表となる、第88回アカデミー賞では、主演男優賞へエディ・レッドメイン、助演女優賞にアリシア・ヴィキャンデルがノミネートされていて、オスカー最有力候補として期待が集まっています。 |
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そして!
この度、数々の映画祭で話題を巻き起こすトム・フーパー監督の新しいヒロイン、アリシア・ヴィキャンデルの魅力に触れる特別映像を解禁となりました! 「自分の内面は女性だと信じている」と医師に打ち明ける夫の手を握り、「私もそう思う」とすかさず答え、夫の一番の 理解者であり続けた妻ゲルダを熱演しているアリシア。「愛する人を手放す勇気に胸を打たれた。ゲルダは最愛の人にすべてを与え、その人が自由に飛び立つままにするの」と語っており、「ゲルダという女性を理解し、デリケートに繊細に演じたわ」と役作りについて明かしています。 |
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トム・フーパー監督は彼女の演技について「本作を描いたのは変化を恐れない無条件な愛、アリシアが力強く表現してくれた。エディと渡り合える女優は少ないがアリシアが居てくれて幸運だった。この役を演じられる女優はなかなか居ない」と絶賛。
リリー役のエディは「彼女は感情を深く表現することができて僕にも大いに刺激になった。アリシアがすごいのは理詰めで演じる面と本能的に演じる面の両方を持っている点だ」と、役を通じて自ら影響を受けたと打ち明けています。 |
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本映像の後半で明らかになるのは、未知の手術を受けに旅立つ夫と、それを見送る妻ゲルダの感動的な場面。ゲルダが伸ばした手はどこか遠いところへ行ってしまう夫を愛おしむ一方、夫を永遠に失う寂しさを押し隠す心情が描かれています。愛する人が不安や苦痛を感じているからこそ何かすべきだと気づいているゲルダ。彼女の力強い演技、繊細な表情にご注目ください。
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物語は・・・ 1926年、デンマーク。 風景画家のアイナー・ヴェイナーは、肖像画家の妻ゲルダと共に公私とも充実した日々を送っていた。そんなある日、ゲルダに頼まれて女性モデルの代役を務めたことをきっかけに、アイナーは自分の内側に潜んでいた女性の存在に気づく。それ以来、“リリー”という名の女性として過ごす時間が増えていったアイナーは、心と身体が一致しない自分に困惑と苦悩を深めていく。一方のゲルダも、夫が夫でなくなっていく事態に戸惑うが、いつしかリリーこそがアイナーの本質なのだと理解するようになるー。 映画『リリーのすべて』 が3月18日(金)より公開です。 公式HP:lili-movie.jp |
監督:トム・フーパー
脚本:ルシンダ・コクソン
出演:エディ・レッドメイン、アリシア・ヴィキャンデル、ベン・ウィショー、アンバー・ハード、マティアス・スーナールツ 他
原題:The Danish Girl
提供:ユニバーサル映画
製作:ワーキング・タイトル、プリティ・ピクチャーズ
配給:東宝東和/R15+
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