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脚本と監督:三谷幸喜

 
国民的脚本家・演出家・映画監督として、これまで日本中にたくさんの笑いと感動を届けてきた三谷幸喜の映画最新作『スオミの話をしよう』が9月13日に全国公開となります。
【スオミの話をしよう】
中井貴一が記憶喪失の総理大臣を演じ、興行収入36.4億円の大ヒットとなった前作『記憶にございません!』以来5年ぶり、映画監督作品としては9作目となる待望の最新作はミステリー・コメディ!
主演は、映画・ドラマ・舞台と多方面で活躍し、多彩な役柄を確かな演技力で演じ、数々の賞の受賞も果たしている、人気・実力ともに日本エンタメ界を代表するトップ俳優・長澤まさみ。三谷幸喜作品には、脚本を務めたTVドラマ「わが家の歴史」(10)に出演以降、三谷作・演出の舞台「紫式部ダイアリー」(14)で主演を務め、大河ドラマ「真田丸」(16)にも出演。「鎌倉殿の13人」(22)では語りを務めるなど三谷からの信頼は厚く、「いつか長澤さんと映画をやりたいと思っていた」と、三谷映画への初出演が実現しました。
長澤演じる、行方不明となった大富豪の妻・スオミ。それを知り、夫が住む豪邸に集結したのは、スオミを愛した一癖も二癖もある5人の男たち。誘拐を疑う庭師・魚山(遠藤憲一)、怪しいYouTuber・十勝(松坂桃李)、情に厚い警察官・宇賀神(小林隆)、神経質な刑事・草野(西島秀俊)、そして芸術家で大富豪の現夫・寒川(坂東彌十郎)。しかし、彼らが語るスオミは、見た目も、性格も、まるで別人だった…。さらに、草野の部下で有能な捜査官・小磯杜夫(瀬戸康史)、スオミの近くにいる神出鬼没な女・薊(宮澤エマ)、富豪の世話係・乙骨直虎(戸塚純貴)と日本エンタメ界きっての実力派俳優陣が個性あふれるキャラクターを魅力たっぷりに演じます!

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スオミ”は、フィンランド語で“フィンランド

 
今作の主人公の名前“スオミ”は、フィンランド語で“フィンランド”という意味。三谷監督がたまたまBlu-rayで見ていた洋画作品で、最初に字幕をどこの国の言語にするか選択する時、日本語や英語に交じってsuomi(=スオミ)というワードを発見。
「スオミはフィンランド語のことなんですが、その時すごくその言葉が印象に残って。日本人っぽくもあるけど、あまり聞いたことがない名前だなと。そこで主人公はスオミに決めました。正直、その時は、深い意味はなくたまたま目についたというだけなんです(笑)。でもそこから彼女の設定が生まれていきました」とそのようなきっかけで主人公の名前や設定に至ったという。さらに、映画のエンディングで、長澤演じるスオミが華麗に歌い踊り、出演者全員が参加した話題のミュージカルシーンのナンバーはズバリ、フィンランドの首都である「ヘルシンキ」!三谷幸喜が「今作の注目シーンであることには間違いありません」と語る多幸感あふれるシーンで、先日実施された完成報告会でも「このメンバーが集まって、皆さんの顔を見た時に“この人たちと一緒に踊ってみたいな”という感じがあったんです。そこで急遽、最後のミュージカルシーンを作りました」とコメントしました。
 
ヘルシンキ国際映画祭へ!
そんなフィンランドに纏わるエピソードが登場する今作ですが、この度、≪第37回ヘルシンキ国際映画祭≫での特別招待上映が決定‼脚本と監督:三谷幸喜が映画祭へ参加することが解禁となりました!
先日イベントで集まった監督・キャストにヘルシンキ国際映画祭特別招待上映決定の情報が発表されると、長澤まさみはじめキャスト全員からは大きな拍手と歓声が上がり、「フィンランドの人は、どんな気持ちであの歌を聞くんだろう…!」との声も。三谷監督に映画祭への意気込みを聞くと「ヘルシンキ国際映画祭に行ってきます!ヘルシンキのみんな!待っててね!」と期待を滲ませました。7月には三谷監督が富川(プチョン)国際ファンタスティック映画祭のマスタークラスに参加し、韓国のファンとのティーチインやサイン会を実施。その際は、今作の上映はされなかったため、ヘルシンキ国際映画祭での上映が本作のインターナショナルプレミアとなります。ヘルシンキ国際映画祭の上映は、現地時間9月24日(火)夜に上映、上映後三谷監督によるティーチインを予定しています。
 
台湾:第24回高雄映画祭特別上映
また、10月12日(土)から台湾で開催される第24回高雄映画祭では、特別上映作品として上映が決定!果たして、世界で“三谷ワールド”がどのように受け止められるのか、期待が募ります!

映画情報どっとこむ ralph ヘルシンキ国際映画祭 概要
 
日程:現地時間 9月19日(木)~9月29日(日)
場所:フィンランド
参加者:三谷幸喜(『スオミの話をしよう』脚本と監督)
 
 
ペッカ・ラネヴァ(ヘルシンキ国際映画祭アーティスティックディレクター)コメント
 
『スオミの話をしよう』は愛されるべき5つの異なる顔を持つ女性を題材にした(笑いがはじける)スパークリングコメディで、そこにはLove&Anarchy(愛と自由・何者にも支配されない)という映画祭のテーマとフィンランドそのものに繋がるスパイスも散りばめられています。脚本と監督を務めた三谷幸喜氏を初めてヘルシンキ国際映画祭に招待できることになり、大変うれしく思います。
 
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『スオミの話をしよう』

 
映画公式サイト:
https://suomi-movie.jp/
映画公式X:
@suomi_movie
映画公式Instagram
@suomi_movie/
 
物語・・・
その日、刑事が訪れたのは著名な詩人の豪邸。
≪スオミ≫が昨日から行方不明だという。スオミとは詩人の妻で、そして刑事の元妻。
刑事は、すぐに正式な捜査を開始すべきだと主張するが詩人は「大ごとにするな」と言って聞かない。
やがて屋敷に続々と集まってくる、スオミの過去を知る男たち。
誰が一番スオミを愛していたのか。誰が一番スオミに愛されていたのか。
スオミの安否そっちのけで、男たちは熱く語り合う。だが不思議なことに、
彼らの思い出の中のスオミは、見た目も、性格も、まるで別人・・・。
スオミはどこへ消えたのか。スオミとは一体、何者なのか。
この秋、三谷幸喜真骨頂!極上ミステリー・コメディの幕が上がる―!
スオミの話をしよう

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キャスト
長澤まさみ
西島秀俊 松坂桃李 瀬戸康史 遠藤憲一 小林隆 坂東彌十郎
戸塚純貴 阿南健治 梶原善 宮澤エマ
脚本と監督:三谷幸喜
製作:フジテレビ 東宝
制作プロダクション:エピスコープ
配給:東宝
公開:2024年9月13日(金) 全国公開
撮影期間:2023年8月~9月
©2024「スオミの話をしよう」製作委員会

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