黒柳徹子の自伝アニメ映画化女優、タレント、司会者、エッセイスト、ユニセフ親善大使などあらゆる顔を持ち、博識でありながら愛らしい人柄が広い世代から支持を集める黒柳徹子。 その魅力的な物語にこれまで数々の映画化オファーが届くも「読者の頭の中にあるイメージを壊したくない」という黒柳の考えもあり、映画・テレビドラマ・アニメなど全ての分野において映像化が実現することは一度もありませんでした。そんな中、偶然にも原作が出版された年に生まれた「劇場版ドラえもん」シリーズで数々の大ヒット作品を世に送り出してきたアニメーション監督の八鍬新之介が原作に惚れ込み、アニメでの映画化を黒柳本人に直接オファー。当初は黒柳に戸惑いがあったものの、イメージボードを手に何度も黒柳のもとを訪れ説得を重ねた八鍬監督の熱意が届き、「アニメであれば原作を愛するファンの方々も喜んでくれるかもしれない」と快諾。原作出版から40年の月日を経て奇跡の映画化が実現しました。 制作を手掛けるのは「ドラえもん」「クレヨンしんちゃん」シリーズを始めとする国民的アニメ作品から、日本アカデミー賞にも輝いた映画『河童のクゥと夏休み』(07年)や、熱狂的なファンを生み出したTVシリーズ「PUI PUIモルカー」(21年)など、いつの時代も人々の心に響くアニメーション作品を届けてきたシンエイ動画。そしてトットちゃんを始めとしたキャラクターデザインを担当するのは金子志津枝。「ドラえもん」「クレヨンしんちゃん」シリーズでキャラクターデザインや原画を担当した金子は、水彩画のような優しいタッチながらも、生き生きとした子供たちを描くことでは右に出る者はいない圧倒的な実力を持つアニメーターです。日本アニメ界におけるトップクリエイターたちが集結して、この珠玉の名作の映画化に挑みます。 現在本編は2023年冬の公開に向けて絶賛制作中です。トットちゃんの愉快な日常を通して見えてくる、日々のささやかな幸せ、個性の豊かさ、恩師からの教え、家族・友人への深い愛情。世代や国を問わず、世界中の人々の心を動かした不朽の名作「窓ぎわのトットちゃん」の温かく美しくそしてちょっぴり切ない世界が、実力派クリエイター陣の熱意によって、アニメーションとして蘇ります。この冬、トットちゃんが日本中に感動と愛情を届けます!今後の情報解禁にご期待下さいませ! |
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コメント黒柳 徹子/原作コメント1981年に「窓ぎわのトットちゃん」を書いたあと、ものすごくたくさんの映画監督から映画にしたいと依頼がありました。よく冗談で言っているのですが、あの黒澤明監督以外のほとんど全ての映画監督から、ありがたいことにお手紙をいただいたのを今でも覚えています。ただし、本を読んでくれた皆さんの頭の中にある映像の方が良いものなんじゃないか? と思って全てお断りしてきました。そうしたら今度はアニメーションでどうですか?という話で…笑。それであれば若い方々がご覧になっても楽しめるかもしれないと思いました。今でも本屋に行って置いてあると聞くと嬉しくなりますし、本を読んだ子どもたちの感想を聞くのが楽しみです。最近は世界情勢がいろいろ変わってきているので、この映画を観た若い世代の皆さんに「面白かった!」と思ってもらえるといいなと思います。 八鍬 新之介/監督・脚本コメント映画化を企画したのは2016年。シリアでは化学兵器によって子どもたちの命が、国内では相模原の障がい者施設で多くの命が奪われました。そのような暗い出来事に触れる中で、アニメーションを通して社会に貢献できることはないだろうかと考えるようになりました。そんな時に出会ったのが『窓ぎわのトットちゃん』です。そこには「生と死」「戦争と平和」「思いやりと差別」など、相反するテーマが雄弁に語られていました。それも、世界中の誰もが理解することができる瑞々しい子どもの言葉で。この瑞々しさをそのまま映像化して世界中に届けることができたなら、今よりほんの少しだけ社会が明るい方向に進むかもしれません。どうぞお楽しみに。 |
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原作「窓ぎわのトットちゃん」(黒柳徹子 著/講談社 刊) <発行部数> 「窓ぎわのトットちゃん」 2023年冬全国東宝系ロードショー 公式サイト:tottochan-movie.jp ストーリー 原作「窓ぎわのトットちゃん」(黒柳徹子 著/講談社 刊) <発行部数> |
作品タイトル:映画『窓ぎわのトットちゃん』
監督:八鍬新之介 脚本:八鍬新之介・鈴木洋介 キャラクターデザイン:金子志津枝
制作:シンエイ動画 原作:「窓ぎわのトットちゃん」(黒柳徹子 著/講談社 刊)
© 黒柳徹子/2023映画「窓ぎわのトットちゃん」製作委員会