吉本ばなな著「キッチン」短編小説「ムーンライト・シャドウ」映画化1989年に刊行された吉本ばなな著「キッチン」は社会現象ともいえる大ヒットを博し、これまでに世界30か国以上で翻訳され、発売から30年以上経った今でも世界中の人々に愛されている。 そして、その「キッチン」に収録されている短編小説「ムーンライト・シャドウ」は、1987年に吉本ばななが大学の卒業制作として発表し、吉本自身も「初めて他人に見せることを前提に書いた思い出深い小説」と語る作品。 宮沢氷魚が、小松菜奈演じる主人公の恋人・等役に!!「等として一生懸命生きた。」 唯一無二の存在感を発揮! 本作は、突然訪れる恋人の死をなかなか受け入れることができない、主人公・さつきの一人称の視点で描かれる、「さよなら」と「はじまり」のラブストーリー。 この度、宮沢氷魚が、小松菜奈演じるさつきの恋人・等役を務めることが解禁となった。 さらに、新型コロナウイルスの影響による上演終了から見事な復活劇を遂げた、渡辺謙主演舞台「ピサロ」ではインカ王アタウアルパを熱演。 主人公・さつきの恋人・等は、全てを包み込むような優しさを持つ一方、ふといつのまにか、その場からいなくなってしまうような儚さがどこか漂う。等のその優しさと雰囲気にさつきは惹かれ、二人は恋人として幸せな時間を過ごしていく。しかし、等は突然帰らぬ人に。 宮沢自身は「等と近しいものがあると感じた。」とも語っています。 |
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さつきと等の幸せな時間が流れる、特報映像が解禁!映像は、原作者・吉本ばななの「今の時代に映画になるべくしてなった作品だと思います。」というコメントで幕を開ける。 刊行から30年以上経った現在でも世界中で愛される原作が、スクリーンで新たに生まれ変わる奇跡に胸が高まると同時に、静かに聞こえる“鈴”の音。“鈴”は、原作「ムーンライト・シャドウ」(新潮社刊「キッチン」収録作品)でも描かれる、主人公・さつきとその恋人・等をつなぐキーアイテム。そして「鈴の音が耳を離れないんです。」と続く小松菜奈演じる・さつきのナレーションに、メガホンを取ったエドモンド・ヨウ監督の原作への尊敬と愛情が垣間見える。 |
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小松菜奈演じる、主人公・さつきのティザービジュアルが解禁!
広辞苑には、恋という言葉の意味のひとつがこう記されている。 |
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場面写真解禁!笑顔がこぼれる、幸せそうなさつきと等のひとコマも。 映画『ムーンライト・シャドウ』公式サイト: 公式Twitter: 公式Instagram: |
原作:「ムーンライト・シャドウ」吉本ばなな(新潮社刊「キッチン」収録作品)
出演:小松菜奈
宮沢氷魚
監督:エドモンド・ヨウ
脚本:高橋知由
配給宣伝:SDP、エレファントハウス
©2021映画「ムーンライト・シャドウ」製作委員会
吉本ばなな『キッチン』(新潮文庫刊)