10代の表現するエロス、グロテスクとは? デジタルネイティブである日本の10代の映画監督や映像クリエイターの作品を特集する「10代の映画祭」が2014年8月10日(日)渋谷アップリンク・ファクトリーにて開催されます! この映画祭の企画から運営のすべてを手掛けるのは1998年生まれ、現在16歳・高校1年生の安藤勇作くん。 安藤くんは、インターネット上にあふれるビデオログを見る生活をするうちに、自分と同じ10代の映像クリエイター達の存在を知り、彼らを紹介する場を設けようと言う思いで2012年にポータルサイト「ヤンユチュ!!」( ヤンユチュ=ヤング・ユーチューバー/YouTubeに動画をアップしている10代の人 http://youngyoutuber.web.fc2.com/ )をWeb上に立ち上げ、以後更新を続けている。 その活動の一環として、中学3年生のときに10代の映画監督の作品を上映する「10代の映画祭」を企画。 今回開催が実現!! |
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安藤くんは「『ヤンユチュ!!』を始めたときから、自分自身も作りたい気持ちは心のどこかであるんですけれど、裏方というか引き立て役のほうが向いているのかなと。今は自分が影響を受けた人たちをもっと広めていきたいです」と自らのスタンスを語っています。
「いま10代の映画を評価する人は、ただ『10代だから』すごいという理由が多いですが、本人たちにしてみれば、自分が作りたいから作っている。そうした作る意欲を持っている人たちがいるというのを世の中に示していきたい」(安藤くん)。 |
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上映作品ですが、 Aプログラムは、10代の映画集団グループ「OURS」が同じく10代で政治的活動を行っている団体「ぼくいち」を撮った松本祐輝監督のドキュメンタリー『希望を求めて File.1 「僕らの」世代の政治と学校』。宮崎と東京の中学生が合同製作した、沼口寛樹監督による爽やかな青春ラブコメディ『Five Dreamers』。近未来の日本を舞台に大人になりきれなかった大人を描く、映像制作チーム「KIKIFILM」所属の小畑智寛監督作品『私は今、幸せじゃない』という3作品を上映。 Bプログラムは、河瀨直美監督プロデュース、「高校3年生が描くエロス」を主題に、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭に最年少で出品された上野遼平監督の『瘡蓋譚』。松尾スズキと園子温に強い影響を受け演劇と映画の融合を目指す小西善仁監督による『フカイカン』。「グロテスク」をテーマに2013年の学生残酷映画祭でグランプリを受賞した浦崎恭平監督の『温かい食卓』という3作品がBプログラムとして上映される。A、Bともに各作品の上映終了後、10代の監督たちによるプレゼンテーションも行われます。 強い意欲を持ち映像表現に挑む10代の表現力を感じることのできる映画祭を是非! |
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映画祭開催概要
「10代の映画祭」 会場:渋谷UPLINK FACTORY(1F) 【上映作品】 Aプログラム 『希望を求めて File.1 「僕らの」世代の政治と学校』 『Five Dreamers』 『私は今、幸せじゃない』 Bプログラム 『フカイカン』 『温かい食卓』 |