映画情報どっとこむ ralph 劇団ONEOR8所属の俳優・山口森広が、自身初監督・脚本を務める短編映画『捨てといて捨てないで』を制作することを発表し、クラウドファンディングを立ち上げた。このプロジェクトは、新型コロナウイルスの影響で仕事がキャンセルになってしまった俳優らが一念発起し、自らの手で映画を一から作り、映画祭にもエントリーしようというもの。

新型コロナウイルスで仕事がなくなったことを逆手に取り、自身初の監督に挑戦しようという山口は、プロジェクト立ち上げの経緯について「出演する予定だった舞台やドラマの撮影がストップし、自粛生活を余儀なくされました。撮影が中止になり、暇を持て余していた同じ事務所の役者仲間がたくさんいました。事務所のマネージャーは、このメンバーでおもしろいことができないかと、思案していました。そこでマネージャーは、15年前、学生だった頃に思いついた企画を掘り起こし、それに私が賛同。娘が宿題をする傍らで脚本を書く、というところからスタートしました。」と、本プロジェクトのプロデューサーであり、事務所のマネージャーである、高崎氏の15年前の学生時代の企画がきっかけであることを明かした。

また、「何度かオンラインで打ち合わせを重ね、脚本を仕上げました。」と、自粛期間中で直接会うことのできない中での進行であったというが、「こんなときだからこそ、限られた環境で面白いもの作って、みんなを元気にしたい」と、エンタメ業界にとっては間違いなく逆風である今の状況を楽しんでいる。

この作品は、ビジネスホテルで働く一人の女性が、清掃のときにゴミかゴミでないかで悩み、ゴミに振り回されるストーリー。ゴミかそうでないかという小さな諍いから、永遠に分かり合えない人間の価値観までを描く。

そして本プロジェクトには、彼らの想いに賛同する様々な著名人からの応援コメントも届いており、俳優の塚本高史や甲本雅裕、芸人・漫画家のカラテカ 矢部太郎など、多方面から心強い後押しが。脚本を読んだカラテカ矢部は、「捨てるものと捨てないものをめぐる哲学的なコメディ。脚本だけでもう面白い!ぜひ映像で観たいです!」とコメント。俳優・塚本高史は、「ホテルであれ?捨ててくれてない、、、など今までに何度も思ったことがあるので内容にも共感ができます。」と期待の言葉が届いている。

映画情報どっとこむ ralph クラウドファンディングの特典では、オリジナル感謝ソングを作って歌うというユニークなリターンも用意されている。新型コロナウイルスの影響は現在も予断を許さず、豪雨という追い打ちにも負けず、“みんなを元気にしたい”という想いに奔走する、彼らの輪の中に入ってみてはどうだろうか。

短編映画『捨てといて捨てないで』クラウドファンディングサイト
httpvh://motion-gallery.net/projects/sutetoite-sutenaide

映画情報どっとこむ ralph 山口森広初監督作品「捨てといて捨てないで」
〜ホテルのゴミと奮闘する女子の脳内論争コメディ~

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脚本・監督:山口森広
出演:キキ花香 堀家一希 幸田尚子 異儀田夏葉 益山U☆G 高野ゆらこ うらじぬの
下垣真香 伊藤俊輔 山口森広
プロデューサー:高崎薫 小林加奈 松島夏希

撮影:岡田翔 音響:茂木祐介 照明:田中銀蔵
撮影助手:中川研太
編集:松山圭介 カラーグレーディング:岡田翔
助監督:相羽浩行 片平梓
ビジュアル撮影:佐藤祐紀
協力:ONEOR8 劇団子供鉅人 KAKUTA モジリ兄とヘミング krei inc. ギフト SQUAD

企画:(株)レプロエンタテインメント

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