映画情報どっとこむ ralph 作家・ヒキタクニオが自らの体験を基に書き上げたエッセイ「ヒキタさん! ご懐妊ですよ」(光文社文庫刊)を原作に、一般的に馴染みの薄い“男の妊活”を真正面から描きながらも、ユーモアあふれる語り口で展開される映画『ヒキタさん! ご懐妊ですよ!』が現在大ヒット上映中だ。

109シネマズ二子玉川にて公開御礼スペシャルトークイベントが行われ、ヒキタ夫妻を身近で見守りながらサポートする不妊治療の専門医・桑島医師を演じた山中崇と、本作には出演していないものの事務所の先輩であり、現在絶賛放送中のドラマ「サウナーマン~汗か涙かわからない~」で山中と共演している眞島秀和が応援に駆け付け、100%女性客で満席となった観客を沸かせた。
『ヒキタさん!ご懐妊ですよ』山中崇・眞島秀和・前田浩子・細川徹監督

映画『ヒキタさん!ご懐妊ですよ』公開御礼スペシャルトークイベント
日付:10月25日(金)
場所:109シネマズ二子玉川 シアター8
登壇:山中崇、眞島秀和、細川徹監督、前田浩子プロデューサー

映画情報どっとこむ ralph 本作を観て「明日への活力をもらったし、勇気をもらえた」という眞島は、冒頭から「(山中)崇が黒かった」と、役作りで敢えて日焼けした山中をイジりつつも、「友達としても仲が良いんですが、役者としても好きなんですよ。『やっぱり面白いなぁ、この人は』と思っていつも見ているんです」と、後輩の魅力を語った。一方、眞島のひとつ年下の山中は、「眞島さんとは『サウナーマン』で久しぶりにご一緒させてもらって、タイトな撮影スケジュールで、みんな疲れたりイライラしたりしている時でも、眞島さんが気を配って、現場を盛り上げていて、わぁ凄いな、“大きくなったなぁ”」と、いきなりの上から発言に、登壇者は勿論、観客からも思わず失笑があふれた。

また、自分の撮影がオールアップした際に、人目をはばからずに大号泣したという山中。しかし大号泣する山中に対して、周りは冷たい反応だったという。「みんな、涙に冷たいんですよ!監督にも『どうした?』と言われ、(主演の)松重さんにも『お前が泣くの?!』と言われて!なんで僕の純粋な涙に冷たいんだろうって!」と怒りをあらわにすると、眞島も「わかる人には、わかるってこと。この涙を信じちゃいけないよって」と油を注ぐ。更に、「崇の感受性は本当に凄いんです。『サウナーマン』はシュールなコメディなのに、どうやったらそんな泣けるの?っていうくらいすぐに涙を流すんですよ、毎テイク!崇は泣けちゃう“子”なんです」と続けると、妙な褒められ方を素直に受け入れらない山中が「天才子役みたいだな!」と心の声を漏らすと場内は笑いの渦に。「撮影中の待ち時間もすぐ熟睡しますからね!」と眞島の密告が続くと、「赤ちゃんじゃねぇか!」と細川監督から突っ込まれていた。

さらに、自分のことを犬のパグに似ていると思っている山中が、NHKの「おやすみ王子」で眞島がパグを抱いている写真が放送されたのを見て、「僕を抱っこしているみたいですね」と眞島にLINEを送り付けた話に及ぶと、「甘えん坊ちゃんだ!」と周りから総ツッコミを受け、タジタジになる山中。撮影現場でも、今日の舞台挨拶でも、常に周りからツッコまれつつも、実はみんなから愛されているその不思議な魅力に、観客の笑顔も止まらない。

最後に、舞台挨拶の締めくくりとして監督は、「(テーマは不妊治療だけれども)重くなく、楽しく、とても観やすい映画になっていると思います。眞島ファンの友達には、眞島さんは出ていないってことは伝えてください(笑)」と眞島人気に乗っかった告知。

前田プロデューサーは、「笑って、泣いて、夫婦が家族になっていくラブストーリーです。松重さんの『初主演映画がラブストーリーで驚いたよ』というコメントに、私は驚いたんですが、そういう映画だということを皆さんに伝えていただければと思います。(興行が)うまくいったら、パート2には、眞島さんが出てくださるかもしれないので、是非よろしくお願いいたします」と益々のヒットを願った。

山中は、「凄い好きなシーンがあるんです。伊東四朗さんが本屋で本を立てるシーンと、ヒキタさんがバス停でバスを待っている時に、“今日ダメだったら諦める”と決めた6年間不妊治療をしている夫婦が楽しそうに歩いているシーンが好きです。ヒキタさんたちは産むということを選択して、産むことを選択しなかった夫婦の人生も描かれていて、いろいろな人の視点で観られる作品です。今日(の満席のお客さん)は100%女性ですね。眞島さんが友達で良かったです」と言うと、会場は温かい笑いと拍手に包まれ、最後まで愛されキャラを発揮していた。

映画情報どっとこむ ralph 松重豊が自身初となる映画の主演を務め、一回り以上離れた妻を北川景子が演じ、これまでにない〝男の妊活“をテーマにした作品で、他にも作家ヒキタの担当編集者に濱田岳、北川演じるサチの父親に伊東四朗、ヒキタ夫妻の担当医に山中崇と、個性的な実力派俳優が脇を固め、現在上映中の全国津々浦々から、Twitter等のSNSで「経験をした者としてあるあるや共感がいっぱい!大満足!」「とにかくよかった!旦那が大号泣してた!」「今こそ観た方が良い映画!」等々、絶賛の声が多数挙がっている。

映画『ヒキタさん! ご懐妊ですよ!』

公式サイト:
http://hikitasan-gokainin.com

公式Twitter:
@hikitasan2019()

49歳の作家・ヒキタクニオ(松重豊)は、一回り以上年が離れた妻・サチ(北川景子)と仲良く楽しい毎日を過ごしている。子どもは作らずに二人だけでやっていこうと思っていたヒキタとサチ。そんなある日、サチから飛び出した「ヒキタさんの子どもに会いたい」という一言がきっかけで、ヒキタの生活は一変する…。医師からの「精子の8割は動いていない」という衝撃の宣告を受け、“男の妊活”がスタートするが…。

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出演:松重 豊 北川景子 山中崇 濱田岳/伊東四朗
脚本・監督:細川 徹
原作:ヒキタクニオ『ヒキタさん! ご懐妊ですよ』(光文社文庫刊)
配給:東急レクリエーション
©2019「ヒキタさん! ご懐妊ですよ」製作委員会
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