講談社創業100周年記念出版作品で、巨匠・北方謙三先生。原作の「抱影」(講談社文庫刊)が、遂に「影に抱かれて眠れ」として実写映画化。 哀愁漂う男たちの悲哀と優しさを書き上げた原作は、純文学を超える力強さでファンを魅了し北方謙三の真骨頂ともいえる名作です。 メガホンをとったのは、10年以上にわたり圧倒的人気を誇る国民的大ヒット作品「相棒」シリーズのメイン監督を務めた和泉聖治さん。 和泉聖治監督コメント: 2018年の真夏。 |
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主人公・硲冬樹を演じるのは、大人の色香漂うベテラン、加藤雅也さん。 本作では、全てを受け入れていく「男」の哀愁と優しさを演じる。 加藤雅也さんコメント: |
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冬樹が純愛を貫く女性・永井響子には中村ゆりさん。 冬樹を兄貴のように慕い冬樹が経営するクラブのバーテンダー辻村正人を演じるのは、EXILEの松本利夫さん。 冬樹を事件に巻き込む発端を作る岩井信治を演じるのは、カトウシンスケさん。 そして、男たちの抗争で横浜のヤクザを演じたのは、湘南乃風のメンバーでミュージシャンの若旦那さん。 同じく横浜のヤクザ役に、ヒップホップ界で熱烈なファン層を獲得しているアーティストのAK-69さん。本作が俳優としてのデビュー作となり、映画初出演。 そして、冬樹と関係を持つクラブのママに熊切あさ美さん、冬樹の才能にほれ込む画商に余貴美子さん、冬樹に刺青を教える彫師に火野正平さんと、豪華な俳優陣が集結した。 |
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そして、本作をプロデュースしたのが劇男一世風靡を経て、個性派として活躍する俳優・中野英雄。本作が初プロデュース作品となる。
中野英雄プロデューサーコメント: 原作の北方謙三せんせいからもコメントが到着 原作は、映画の素材のひとつである。同時に、本質の部分で深く繋がり合ってもいる。和泉聖治監督が、そこをどう扱うのか、私は注視していた。映画人の創造力の中で、原作はまた、新しい命を持った。それは驚愕すべき出来事であり、映画の力と可能性を、私に改めて感じさせた。加藤雅也の、自然体とも呼ぶべきたたずまいは、演技の本質とはなにかを、私に考えさせた。てらいのない存在感が漂い出して、間違いなく新しい境地に立ったことを感じさせた。影に抱かれた男の、激しさと哀しみ。人はなぜ生きるのかという命題にさえ、ある答えを出したと思う。 |
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「影に抱かれて眠れ」
2019年秋、全国公開 公式サイト:kagedaka.jp 物語・・・ |
出演:加藤雅也/中村ゆり、松本利夫、カトウシンスケ、熊切あさ美、若旦那/余貴美子、火野正平/AK-69
原 作:北方謙三『抱影』(講談社文庫刊)
監 督:和泉聖治
脚 本:小澤和義
プロデューサー:中野英雄
製作 BUGSY、ドリームエンタテインメント
配給 BS-TBS
配給協力:トリプルアップ
©BUGSY