映画情報どっとこむ ralph この度、 名優ハリー・ディーン・スタントン最後の主演作『ラッキー』が、2018年3月17日(土)より、新宿シネマカリテ、アップリンク渋谷、 ヒューマントラストシネマ有楽町ほかにて全国順次公開いたします。

本作は、自由で堅物で一匹狼、90歳の頑固じいさんラッキーとちょっと風変わりな街の人々の交流を描いた物語。そして、 名バイプレイヤーとして知られるジョン・キャロル・リンチが、『パリ、テキサス』『レポマン』『エイリアン』など200本以上の作品に出演したハリー・ディーン・スタントンの人生になぞらえて描いたラブレターともいえる初監督作品。

兼ねてよりハリー・ディーン・スタントンの大ファンだという俳優の竹中直人さんから、アメリカ文学研究者で翻訳家の柴田元幸さんをはじめ、各界の著名人から、ハリー・ディーン・スタントンへの愛に溢れたコメント第一弾が到着しました。

コメントページ: http://www.uplink.co.jp/lucky/#comments

映画情報どっとこむ ralph <映画『ラッキー』に魅了された著名人からのハリー・ディーン・スタントンへの愛が込められたコメント第一弾到着!!>

*敬称略・順不同

竹中直人(俳優・映画監督)
大好きだったハリー・ディーン・スタントンがずっとずっと仏頂面をしているんだ。なんだか観ていてやんなっちゃう。
でも…でもね…ハリーが歌い出すんだ。メキシコの素敵な家族の前で… 是非スクリーンでハリーの姿を見届けて欲しい。ハリーの美しく優しさに満ち溢れた歌声を…

柴田元幸(アメリカ文学研究者/翻訳家)
主役のハリー・ディーン・スタントンはもちろん素晴らしいが、逃げられた100歳の亀について誰かが切々と語る場面があるだけでこの映画を好きにならないわけにはいかない。その誰かを演じているのがデヴィッド・リンチだというのはほとんどおまけのようなものである。

清水崇(映画監督)
本作は、今の僕らに地続きだ。ラッキーのような老人は世界中にいるし、彼のような老人を蔑み、小馬鹿にする人もよく見かける。自分も老人になっていっているのに……?僕が年老いた時、偏屈でも穏やかに自分らしく生きられるだろうか。役者が役者を見つめる本作には、劇的な要素など無い。先輩名優への監督の眼差しに、全ての人への優しさを感じた。

いましろたかし(漫画家)
死は各自色々であろうし誰でも死ぬのだが砂漠の中の小さな街をトボトボと歩き人と他愛ない話をしながら老いて死ぬのはやっぱりラッキーなのではないのだろうか?映画は全てを語るものではないし、ましてや詩的でノンストーリーの映画となれば
それを観た自分の印象が全てだと思ってるので、ああラッキーはツキがある奴だなあと感じた次第です。結構笑えました。

百々和宏(ミュージシャン/MO’SOME TONEBENDER)
若い頃は「どうせ俺たち死に向かって歩く囚人だから~」なんて嘯(うそぶ)く歌が好きだったが、人生も半ばを過ぎりゃ死生観も変わる。終末を意識し始めた頑固ジジイ・ラッキーの懺悔にシンパシーを感じ、彼を見つめる周囲の暖かい眼差しにホッコリし、自由を求め脱走したリクガメを応援したくなる。私もこの映画の登場人物になりたいと思った。

コメント第ニ弾は以下!
http://eigajoho.com/102185

映画情報どっとこむ ralph 映画『ラッキー

2018年3月17日(土)より、新宿シネマカリテ、アップリンク渋谷、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次公開

公式サイト:
http://www.uplink.co.jp/lucky/

公式Twitter:
@LuckyMovieJP

銀行強盗もしない、飛行機から飛び降りもしない、人助けもしない。
「人生の終わり」にファンファーレは鳴り響かない。

全ての者に訪れる「死」。
90歳の気難しい現実主義者ラッキーがたどり着いた、ある答え。


神など信じずに生きてきた90歳のラッキーは、今日もひとりで住むアパートで目を覚まし、コーヒーを飲みタバコをふかす。いつものバーでブラッディ・マリアを飲み、馴染み客たちと過ごす。そんな毎日の中でふと、人生の終わりが近づいていることを思い知らされた彼は、「死」について考え始める。子供の頃怖かった暗闇、去っていったペットの亀、「エサ」として売られるコオロギ——小さな街の人々との交流の中で、ラッキーは「それ」を悟っていく。
現実主義で一匹狼、すこし偏屈なラッキーを演じるのは、2017年9月に亡くなったハリー・ディーン・スタントン。名バイプレイヤーとして知られるジョン・キャロル・リンチが、全ての者に訪れる人生の終わりについて、スタントンの人生になぞらえて描いたラブレターともいえる初監督作品である。また、ラッキーの友人役として、映画監督のデヴィッド・リンチが出演。実際、長きにわたる友人である彼らを当て書きした脚本は哲学的で示唆に富んでおり、彼らの“素”を思わせるやりとりを見ることができる。

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監督:ジョン・キャロル・リンチ(『ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ』出演)
出演:ハリー・ディーン・スタントン(『パリ、テキサス』『レポマン』『ツイン・ピークス The Return』)、デヴィッド・リンチ(『インランド・エンパイア』『ツイン・ピークス』監督)、ロン・リビングストン(『セックス・アンド・ザ・シティ』)、エド・ベグリー・ジュニア、トム・スケリット、べス・グラント、ジェイムズ・ダレン、バリー・シャバカ・ヘンリー
2017/アメリカ/88分/英語/1:2.35/5.1ch/DCP
配給・宣伝:アップリンク
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