ゆるーく完成披露試写＆舞台挨拶『幸福のアリバイ～Ｐｉｃｔｕｒｅ～』

日程：１０月２６日（水）
場所：丸の内ＴＯＥＩ
登壇：柳葉敏郎 山崎樹範 浅利陽介 木南晴夏　柾木玲弥 入山法子 渡辺大 佐藤二朗 陣内孝則監督
映像ゲスト：中井貴一

と、スタート。エピソード葬式の佐藤さん

佐藤さん：葬式ね？ロケ地が足利で。古い日本家屋。真夏。クーラーなし。通夜なので、窓を暗幕でふさぎ。喪服。そして・・男男男・・・暑苦しくて楽しい現場でした。個人的には大地康雄さんが素晴らしいです。

陣内監督：楽しい現場でしたが佐藤さんほっとくととんでもない芝居するんで、大地さんの手前抑えてもらいました。

続いて特攻服で成人式に出ようとする役の柾木さん

柾木さん：今日は正装してきたんで、両親（中井さんと木村さん）に見て欲しかったんですけど・・・。現場は緊張しました。でも、中井さんも監督も温かくって。

陣内監督：柾木くんはオーディションで。キラキラしてるんで。玉木宏、玉山鉄二は１２年前に選んだので。次は柾木が来ます！

と、太鼓判！？

そして、誕生から柳葉さんと浅利さん関係を聞かれ

柳葉さん：（浅利さんは）義理の息子。愛娘をもってった男です。振り返ると暑かったことしか覚えてません。

浅利さん：ぎくしゃくした関係。実は柳葉さんに緊張していて。映像でそういう空気感が出ていたらいいなと思います。

監督：休み返上で長セリフ完璧に入れてきてくれて。嬉しかったです。

柳葉さん：陣内さんが自ら電話でオファーしてくれたんです。断っていいからね！って、三連呼されて。断れなくて・・・一生懸命やらせていただきました。

山崎さん：台本読んで、俺だと。役作り抜きで。ぴったりでした。

木南さん：山崎さんパブリックイメージもそうですよね。

山崎さん：木南さんはやりやすくって、すっとは入れて。俺たち実際付き合ってたっけ？と思いました・・・

木南さん：芝居です、怖い怖い。現場は、自然な流れでできて。イラっとさせてくれるので。舌打ちが出ちゃうんです。

監督：山崎君の全裸シーンがあります。緩い感じの腹をどうぞ。

と、見どころ？を暴露。一方対比的に結婚でかっこいい役の渡辺さん

渡辺さん：僕も役作りしてません。・・・いや、してました。踊りがあったり豪華です。

入山さん：年も近いのですが、８月生まれが勢ぞろいしていて、現場で誕生日会をしました。

陣内監督：作品はしめやかに入って、にぎやかに終わりたかったです。ちょうどWIZというミュージカルやっていたんでダンサー連れてきました。特に入山さんと木南さん綺麗に撮ってます。

中井さん：陣内監督ということで出させていただきました。冷房を切って、陣内さんの為にいい作品にしようと。俳優が頑張って作りました。この映画、面白ければ俳優が頑張ったから。面白くなければ陣内監督のせいです。是非ご覧ください！

とのコメントに。

陣内監督：当然です。

と神妙。

最後に・・・

柳葉さん：当たり前の出来事の中で繰り広げられている作品です。それぞれの人間のささやかな幸せを感じていただけたら幸いです。

陣内監督：もし面白いと思ったら。『君の名は。』のような映画だったと・・・周りにお伝えください！

＊注：まったく『君の名は。』とは違う映画です。

と締め、映画上映が始まりました。

ヤクザの葬式とは知らずに会をとりなす葬儀屋と、故人の残した遺書の内容で揉める親族・知人・息子。婚期を迎え、好条件の見合いに目がくらむ女と、運悪く浮気が発覚する男。

成人式というハレの日に、スーツではなく特攻服で行こうとする息子と、それを必死に止める両親。出来ちゃった結婚をし、出産を控えた妻の元へ向かう夫と、あからさまに八つ当たりをする義父。ひとりの女性をめぐり、超一流のプロ野球選手に無謀な野球勝負を挑む、うだつのあがらないフリーター男。一種風変りな登場人物たちは、どこか共感できる悩みを抱いた普通の人々ばかり。そんな悩める人々が惑う様子をコミカルに描ききった、泣き笑いのヒューマンコメディ！