先日行われました第39回モントリオール世界映画祭(会期:8/27~9/7現地時間)「Focus on World Cinema」部門に出品し、大きな話題となりました映画『忍者狩り』。
第48回シッチェス・カタロニア国際映画祭(2015)にも正式出品され大きな話題を呼びました。特集上映企画「シッチェス映画祭 ファンタスティック・セレクション」史上初、本場からの逆輸入上映も話題となっております。 この度、公開初日に本作のキャスト三元雅芸さん、黒川芽以さん、島津健太郎さん、辻本一樹さん、千葉誠治監督が登壇した初日舞台挨拶が行われました。 『忍者狩り』初日舞台挨拶画 |
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MC:本日皆様にご覧いただきます映画『忍者狩り』は、今年で4度目の開催となります特集上映シッチェス映画祭ファンタスティック・セレクションにて上映される、初の邦画作品です。※登壇者入場と共に、大きな拍手が上がる。
三元さん:本日は数ある映画の中から『忍者狩り』公開初日にお越しいただき、誠にありがとうございます。いかがでしたか?―会場拍手―ありがとうございます。トークも楽しんでいただければと思います!よろしくお願いします。 黒川さん:朝から…あ、昼、もう夕方か(笑)。ご覧いただきありがとうございました。激しいアクションの作品を観た後なので、街中で戦いたくならないように気を付けて下さい。 島津さん:今日は土曜の昼間から、足をお運びいただきありがとうございます。僕は関西出身なのですが、監督から関西出身の人とは相性が良いと言われたので今日この場に居られて嬉しいです。 辻本さん:皆さん数ある映画の中から…ん聞いたことあるな(笑)。ありがとうございます。楽しんで下さい、よろしくお願いします。 千葉さん:皆さんお越しいただきましてありがとうございます。僕はボケませんよ(笑)。台本を書いたのが4、5年前でしょうか、長い期間かけて皆様の前に出られて良かったです。お越しいただいた皆様に感謝しています。 |
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MC:ものすごいアクション!?リハーサルはどのくらいやられましたか?また難しかったシーンなどありましたらお教え下さい。
三元さん:アクションは大好きなので、やりがいがありましたが時間があまりなかったです。全体で4日?島津さんとは2日位でした。辻本さんにいたってはその場で動きを付けられたりしていましたよね? 島津さん:そうそう、辻本さんは剣の達人なのにあまりアクションシーンがなくて「もっとやらせろ」って言ってましたよ(笑)。一度稽古を見に来たんですけど、自分ができないもんだからしびれをきらして帰っちゃった。
三元さん:古武術を基にしたアクションなどが沢山あって、今までの経験ではできないところが沢山あり、新しいチャレンジでした。島津さんケガもしましたよね? 島津さん:手の指にひびが入って、曲がるようになったのはつい最近ですよ、ホントに(笑)。アクションではゴム製の剣を使うことが一般的ですが、細くした木刀を使ってますからね。普通はあまり使わないですし、長回しなので命がけですよ!立ち回りを長くやってきている人間からすると、簡単にプロフィールに特技:アクションなんて書いてあると、「なんだよっ」て思うこともあります!本気の立ち回りができるうちらを使ってくれる千葉監督には感謝です! 三元さん:なんの話ですか! |
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MC:ありがとうございます。劇中も紅一点の黒川さんにもお話を伺いたいと思います、くのいち役を演じられていかがでしたか? 島津さん:本当に芽以ちゃんセクシーでした! 黒川さん:昔の人の方が色仕掛けとか沢山あったんじゃないかと思って、そのあたりも気にしながら演じました。 島津さん:芝居じゃなくて、本気で好きになっちゃいそうでした。 黒川さん:アクションもすごいですけど、少しずつ違ったセリフなどで展開される謎解きの部分も楽しんでもらえるといいなと思います。 三元さん:セリフもそうですが、動きが少し違うアクションを重ねたりするのも大変でしたね。 辻本:いいよなー、そんなにアクションできて(笑)。 |
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MC:千葉監督の演出などはいかがでしたか?
千葉監督:アクション映画は時間とお金がかかって皆やりたがらないけれど、僕のアクションに必要なキャストが揃ってくれたので、「これでもか!そんなにアクションやらせなくても」ってくらいやってもらいました。 島津さん:暗い洞窟の中で、長い時間アクションをやっているとなんだかおかしくなってくるんですよ。特に千葉組の最終日はいつも一日が30時間位に感じるくらいアクションをやらせるんです。これだけのアクションで忍者というテーマだと、海外映画祭から声がかかるのもわかりますよ。 三元さん:CGやワイヤーだけに頼らない、マンパワーでみせるアクションですよね。 千葉監督:『エイリアンVSニンジャ』が海外で評価されたのもあって、アナログでみせたいっていう思いは強いです。 辻本さん:アナログでもものすごいアクションをやれる!できるってことをアピールできた作品だと思います。 島津さん:千葉監督に大きな予算の映画化オファーが来るんじゃないですか? |
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MC:ありがとうございました。まだまだお話を伺いたいところですが、 最後に一言〆のコメントをいただければと思います。 三元さん:改めて本日お越しいただいた皆様、ありがとうございます。公開を迎えて映画は僕らの手を離れますが、皆さんの応援、声援で映画が成立します。ご覧いただき、お面白いと思っていただいた方は、ぜひお持ちのSNSなどで、広めていただければと思います。よろしくお願いします。 千葉監督:ご覧いただくとアクションだけでなく謎解きの要素があることもわかっていただけたと思います。二度目にご覧いただくときそこに注目していただきたいのと、個人的には物語の裏に、芽以ちゃんと辻本さんのサブストーリーも考えています。タイムリープものでもあるので『忍者狩り ゼロ』といった企画も考えています。企画が通るかは興行次第だと思いますので、応援よろしくお願いします! 『忍者狩り』も上映している「シッチェス映画祭ファンタスティック・セレクション2015」は本日よりヒューマントラストシネマ渋谷他で開催しています。 公式HP:http://www.shochiku.co.jp/sitgesfanta/ |