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第二弾キャストが発表

数々の名作を産んできた名匠・阪本順治が、主演・黒木華、共演・寛一郎、池松壮亮で送る最新作『せかいのおきく』が2023年4月28日(金)より全国公開となります。この度、本作の第二弾キャストが発表、併せてキャラクター写真と海外版ポスタービジュアルが解禁となりました。
せかいのおきく
この度解禁となったキャスト陣は、日本映画界を牽引する、阪本組常連のベテラン俳優3人。黒木演じる主人公・おきくが文字を教える寺の住職・孝順を演じるのは、『BROTHER』(00)の北野武作品や、『亡国のイージス』(05)、『冬薔薇(ふゆそうび)』(22)など阪本監督作品への出演も多数の眞木蔵人。元勘定方ながら今は貧乏な長屋暮らしをしている、おきくの父・源兵衛を演じるのは、『64-ロクヨン-』(16)、『Fukushima50』(20)などに主演、日本映画界を代表する名優・佐藤浩市。そして、おきくと同じ長屋に住む元早桶屋の孫七には、名バイプレイヤーで、2020年阪本監督作品『一度も撃ってません』で19年ぶりの主演が話題となった石橋蓮司。また、佐藤浩市と寛一郎は、『一度も撃ってません』での親子初共演に続き、本作が二度目の共演となる。

眞木蔵人、佐藤浩市コメント到着

眞木蔵人 コメント

江戸時代の庶民の心の拠り所であるお寺の住職役、孝順をやらせていただきました。
現在では想像もできないくらいの理不尽な事だらけの時代に少しでも安心、温もり、生きている事の喜び、笑顔を与えられる、少しお茶目な住職を意識し演じました。
この作品で世界に誇れる江戸時代から日本独自のPermaculture(パーマカルチャー)をトピックにしている所も見所の一つだと思います。
そして阪本監督がメガホンを握ることにより更に素晴らしい作品になった事を確信しています。

佐藤浩市 コメント

昔ながらの丁寧な造りの時代劇、何人も観やすい今風な造りの時代劇。
二極化が進んでいくであろう昨今の時代劇ですが、「せかいのおきく」は何方にも属さない新しい青春時代劇映画です。
この青春汚穢時代劇を是非楽しんでください!

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第52回ロッテルダム国際映画祭へ

第52回ロッテルダム国際映画祭
ビッグスクリーンコンペティション部門出品決定!
海外版ビジュアル解禁!

更に、第52回ロッテルダム国際映画祭ビッグスクリーンコンペティション部門に本作がノミネートされ、同時に海外版ビジュアルが解禁された。オランダ第二の都市ロッテルダムで開催される、世界三大映画祭に次ぐ重要な映画祭のひとつとされている映画祭で、2023年1月25日~2月5日(現地時間)に開催される。本作がノミネートされたビッグスクリーンコンペティション部門は、一般の映画ファンから選ばれた審査員によってアワードを選出し、受賞作はオランダでの公開やテレビ放映も見込まれる画期的な部門。
ロッテルダム国際映画祭のプログラマーを務めるクリスティーナ・アシェンブレネロヴァは、本作が選出された理由について「武士時代の終わりを舞台に、環境および階級問題を背景に描かれたロマンス作品。『せかいのおきく』には、他の時代劇にはない全てがある。阪本順治監督は、汚物のユーモアと鋭い視点を完璧に取り入れることで、彼特有の大胆さを時代劇に反映し、観客に驚きと大きな喜びを与える」と語る。
江戸時代の〈循環型社会〉を企画の背景に用いた本作が、サスティナビリティの先進国であるオランダの観客にどのように受け入れられ、評価されるのかにも注目が集まる。
せかいのおきく
解禁された海外版ビジュアルは、サントリーウーロン茶中国シリーズ、ユナイテッドアローズ、とらや等の広告制作およびアートディレクションや、映画『誰も知らない』(04)や『海よりもまだ深く』(16)などの宣伝美術を手掛けた葛西薫氏によるもの。おきく(黒木華)、中次(寛一郎)、矢亮(池松壮亮)の三人が厠の軒先で雨宿りをする印象的なシーンが切り取られた、品格と風情を併せ持ったポスターデザインになっている。

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『せかいのおきく』

 

2023年4月28日(金) GW全国公開

映画公式サイトURL:
sekainookiku.jp

公式Twitterアカウント: @okiku_movie
『せかいのおきく』

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脚本・監督:阪本順治 
出演:黒木華 寛一郎 池松壮亮 眞木蔵人 佐藤浩市 石橋蓮司
配給:東京テアトル/U-NEXT/リトルモア
(c)2023 FANTASIA

映画『せかいのおきく』

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