この度、5月17~28日(現地時間)にフランス・カンヌにて開催された第 70 回カンヌ国際映画祭にて、ビターズ・エンド配給 の独映画「In the Fade」(英題)が見事主演女優賞(ダイアン・クルーガー)を受賞いたしました! 5月26日夜(現地時間)の公式上映は大盛況。 エンドクレジットが始まるやいなや拍手が鳴り止まず、上映後も 10 分間にも渡りスタンディングオベーションが送られた。 ファティ・アキン監督は、満面の笑みで熱狂する観客に応え、ダイアン・クルーガーはあまりの大歓声に感激し涙を浮かべていた。 「ダイアン・クルーガー史上最高!エモーショナルで観るものの記憶に刻み込まれる演技は、本年度の女優賞にふさわしい!」 「手に汗握る展開!そして力強い!」(ハリウッド・リポーター)など、マスコミも絶賛。 ファティ・アキンのカンヌ国際映画祭コンペティション部門出品は、『そして、私たちは愛に帰る』(07)に続き 2 作目。主演女優賞 の受賞は本作が初となります。 |
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【ダイアン・クルーガーのスピーチ内容】 この作品に関わるすべての人々、そして、私の兄のような存在であるファティ・アキン監督。私を信じてくれてありがとう。 監督はこの作品を与えてくれ、私に力をくれました。私はこの賞を、テロの犠牲になった人々のことを考えずには受け取ることができま せん。すべてを失った後でも、生き続け、何かを作り続けることの大切さを感じています。本当にありがとうございます。 |
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「In the Fade」
原題:Aus dem Nichts/英題:In the Fade ベルリン国際映画祭金熊賞(『愛より強く』)、カンヌ国際映画祭脚本賞(『そして、私たちは愛に帰る』)、ヴェネチア国 際映画祭審査員特別賞(『ソウル・キッチン』)と、世界三大国際映画祭の全てで主要賞受賞経験を持ち、日本では 9 月 16 日 (土)より『50 年後のボクたちは』の公開が控えている、ドイツの名匠ファティ・アキン監督の最新作。 舞台は、ドイツ・ハンブルクのあるトルコ人コミュニティー。 2018 年、日本公開 |
監督:ファティ・アキン(『ソウル・キッチン』『50 年後のボクたちは』)
脚本:ファティ・アキン、ハーク・ボーム
出演:ダイアン・クルーガー、ウルリッヒ・トゥクール、ヌーマン・アチャル、ヨハネス・クリシュ
原作:ヴォルフガング・ヘルンドルフ(「14歳、ぼくらの疾走」/小峰書店)
配給:ビターズ・エンド
2016年/ドイツ/93分/ビスタ