音を見る聾者の音楽『LISTEN リッスン』クラウドファンディング目標達成 and …

ネクスト・ゴールにむけて募集スタート。

このたび、「聾者の音楽」を視覚的に表現したアート・ドキュメンタリー映画『LISTEN リッスン』を、2016年5月14日（土）より渋谷アップリンクほか全国順次公開する運びとなりました。

併せて、映画本編より新ビジュアルも公開です

現在、ネクスト・ゴールとして250万円を追加目標に設定し、プロジェクト期間の4月12日（火）まで、引き続き宣伝費や手話通訳費のご支援を募集中です。

牧原依里
クラウドファンディング、190万円達成！”人の絆”を改めて実感するとともに感謝の想いで胸いっぱいです。本当にありがとうございます！皆さんの気持ちを受け止め、全国中にLISTEN リッスンをお届けできるようさらに頑張ってまいります！引き続き、応援の程よろしくお願い致します。

雫境（DAKEI）
全国からのあたたかなご支援、また「聾者の音楽」というテーマに想像以上に大きな関心をお寄せいただきありがとうございます。このろう文化と音楽における新たな試みについて、映画の上映と併せてぜひ皆様と意見交換し、交流発展の場を設けていきたいと考えています。活動の幅をさらに拡げるべく、新たなクラウドファンディング目標へ向けて邁進して参ります。あらためてご支援の程、よろしくお願い致します。

期間：1月28日（木）～4月12日（火）　　
目標金額：1,900,000円 → 追加目標 2,500,000円
実施サイト：READYFOR　https://readyfor.jp/projects/listen

「聾者の内なる音楽を表現した映画を多くの人に観てもらいたい！」
＊追加目標で集まった支援金は、人件費や手話通訳費の不足を補い、地方の上映にもできるだけ監督が
参加し対話や交流を行うための資金とします。

・公式サイト：http://www.uplink.co.jp/listen/・Facebook： https://www.facebook.com/listen-567768356712092/
・twitter： @listen2016deaf1

記者試写会は、耳栓をするほど

『LISTEN リッスン』

2016年5月14日渋谷アップリンクほか、全国順次公開です。

この映画は無音であり、言語は手話である。耳の聞こえない聾者（ろう者）たちが自ら「音楽」を奏でるアート・ドキュメンタリーだ。楽器や音声は介さない。彼らは、自身の手、指、顔の表情から全身に至るまで、その肉体を余すことなく駆使しながら視覚的に「音楽」空間を創り出していく。

出演者は国内外で活躍する舞踏家から、演技経験のない一般の聾者まで多彩な顔ぶれが集まる。彼らは各々に「音楽が視える」と語り、「魂から溢れ出る“気”のようなもの」から「音楽」を感じるという。手話言語を通じて日常的に熟達した彼らの身体表現は、「音楽とは？」という問いのさらに奥深く、人の内面から滲み出る内なる“何か”へと迫っていく――。

新鋭監督・牧原依里、舞踏家・雫境（DAKEI）。聾のアイデンティティーを持つ二人の共同監督のもと、「音楽」と「生命」の新たな扉をひらく、前人未到の映像詩。