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日本大学芸術学部 学生特別試写会
巨匠・横溝正史原作の同名小説を完全新作映画化した極上のミステリー『八つ墓村』が9月18日(金)に全国公開となります。
ミステリー界の巨匠・横溝正史の金字塔であり、シリーズ累計発行部数5500万部を超えるベストセラー『八つ墓村』が、“日本三大名探偵”とも称される人気キャラクター【金田一耕助】の初登場から80周年という記念すべき節目に、完全新作として映画化される。本作の監督を務めるのは、『呪怨』シリーズや『犬鳴村』『あのコはだぁれ?』など大ヒット作品数多くを手掛け、Jホラーの旗手として世界的に知られる清水崇。清水監督ならではの演出を最大限に活かし、本来の「怪奇幻想ロマン冒険譚」としての魅力を再構築したミステリー大作が誕生した。
9月に公開を控えた7月23日(木)、日本大学芸術学部に同校の卒業生であり、本作の脚本を手掛けた尾ヶ井慎太郎氏、映画評論家の樋口尚文氏が登壇し、特別講義を実施いたしました。
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日本大学芸術学部 学生特別試写会
日時:7月23日(木)
場所:日本大学芸術学部
登壇:尾ヶ井慎太郎(脚本)、樋口尚文(映画評論家・映画監督)
進行:古賀太(日芸映画学科教授)
参加:日本大学芸術学部映画学科学生(150名)
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特別講義
現在、非常勤講師として日本大学芸術学部映画学科で教鞭をとっている尾ヶ井慎太郎と、映画評論家であり映画監督の樋口尚文の二人。いつもの授業とは異なる形で、特別講義として映画を学ぶ約150名の現役学生たちに向けて新作『八つ墓村』の魅力と制作裏側を語った。
本作の企画の始まりは2023年。脚本を手掛けた『わが友』で、若手脚本家の登竜門である城戸賞を受賞した尾ヶ井のもとに、松竹のプロデューサーから連絡が入ったという。「最初はプロットの制作依頼から始まり、プロデューサー陣と打ち合わせを重ねるうちに、脚本もお任せいただけることになりました。しばらくして、清水監督がメガホンをとられることが決まりました。二人きりで丸一日打ち合わせをする機会をいただき、完成していた脚本に、清水監督ならではの新しいアイディアを加え、今の形に仕上げていきました」と完成までの道のりを語った。
特別講義に参加した「八つ墓村」の原作や映像作品に触れる機会がなかったという20代の学生たちを前に、映画評論家の樋口は「映画を勉強している皆さんには特に『八つ墓村』という作品は面白い教材だと思います。横溝正史の探偵小説が原作で、これまで様々な監督が映像化してきたけれど、映画化作品にはそれぞれ全く異なるアプローチがある。同じ原作でもすべて異なる味わいがあるのが本作の興味深いところ。1977年に公開され大ヒットとなった野村芳太郎版は、実際に屋敷を燃やしたり、3年ぐらいかけて日本中の鍾乳洞で撮影したり、ド派手な撮影を敢行した華やかさが売りだったのに対して、市川崑版はもう少しスリムでわびさびを強調した感じで、作品によって雰囲気が全く異なります。映画ファンとしては、どうしても77年版の野村版と比較しがちだけれど、本作は本来の横溝作品のサイズに合わせて練られた脚本に、清水崇監督ならではのフレーバーが追加され、まさに新解釈を用いて“現代に描くこと”の意義がある完全新作になっている。今、この時代に映画化するならば、まさにこの形だったのではないかと思う」と解説した。
さらに、劇中に登場する名家・田治見家として登場する広兼邸を実際に訪れたことのある樋口は、「田治見家の撮影が行われたのは、過去の映画化作品もすべて同じ岡山県高梁市の広兼邸というお屋敷です。銅山で一儲けした一族が本当に住んでいた民家なのですが、今回の『八つ墓村』が一番あの邸宅をうまく使っています。と言うのも、昔は大きなフィルムカメラで撮影していたので、入り口だけ広兼邸を使用してその中はセットということもありました。しかし、時代が変わりカメラが小型化して小回りがきくようになり、さらに今回はドローンも使っているので、あの広兼邸の魅力を余すことなく堪能できます」と、今ならではの贅沢なロケーションの魅力も語った。
令和の時代に『八つ墓村』を映画化することについて尾ヶ井は、「現代的にアレンジするのが本作で一番難しいポイントだった」と打ち明けた。「最初は、時代を感じられるようにスマホやタブレットを登場させるなどして試行錯誤していましたが、八つ墓村に文明が登場すると“らしさ”が壊れてしまうんです。何度も議論を重ねて、結果スマホの登場は最低限として、それでもあまり違和感がないのは“閉鎖的な村”というミステリーの設定自体が大きな役割を果たしているんだと思う」と述べ、スマホ世代の生徒たちも納得の表情だった。
一番こだわった点について聞かれると尾ヶ井は「もちろん主人公は金田一耕助で、映画のジャンルはミステリーなのですが、辰弥の成長に焦点を当てることを大事にしました。個人的に本作のテーマは“愛”だと考えていて、幼いころに親と離れ愛を知らない辰弥が八つ墓村で自分の出自に関する事件と向き合い、人間として成長していく姿を描きたかった。そこを軸にして物語を展開させていきたいという考えは、最初に清水監督にもお伝えし、“やりましょう”と背中を押していただきました」と、本作ならではの視点も語った。
最後に、樋口は「「八つ墓村」というのは、本当に色々な想像力を刺激して、様々なイマジネーションを生むものなので、小説を読み、本作の清水崇監督版を入り口に、野村芳太郎監督版、市川崑監督版へもアクセスしてみると、それぞれの異なる味わいが非常に面白いと思う。日芸の学生として、自分が作り手だったら作品をどのように料理するか考えてみるのも勉強になると思う」と映画学科で学ぶ学生たちへコメント。続けて尾ケ井は「助手時代に古賀教授から言われた“今度はゲストで帰ってきてください”という約束を14年越しに果たせました。ぜひ、友人を誘って映画館へ見に来てください」と学生たちにアピールした。
講義の最後には映画学科の生徒たちとQ&Aも実施。細かなシーンの意味や、演出の意図など、映画業界を目指す生徒たちらしい熱心な質問が飛び出し、映画制作の奥深さについて学ぶ貴重な講義となった。
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『八つ墓村』
9月18日(金)全国ロードショー
公式HP:
https://movies.shochiku.co.jp/yatsuhakamura-movie
公式X:
https://x.com/yatsuhaka_movie/
公式TikTok:
https://www.tiktok.com/@yatsuhaka_movie/
物語・・・
内定ゼロ、彼女ナシ。大学生・井川辰弥のもとに舞い込んだ母の訃報。奇妙な探偵・金田一耕助に誘われ、岡山県の山奥に潜む「八つ墓村」を訪れる。封印された、ルーツと怨念の記憶が目を覚ます。村では、名家・田治見家の莫大な遺産の相続人である辰弥の帰還に合わせたかのように、不可解な連続殺人事件が発生。 金田一耕助と共に、事件に巻き込まれてゆく。誰も知らない“八つ墓”の秘密が今明かされる──。ようこそ、最高の悪夢へ。
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尾上松也
奥 智哉 堀田真由
佐野岳 小野塚勇人 永瀬莉子 中村莟玉 笹野鈴々音
小籔千豊 中島亜梨沙 川瀬陽太 今野浩喜
渋川清彦 髙嶋政伸
高島礼子 滝藤賢一
原作:横溝正史「八つ墓村 金田一耕助ファイル1」(角川文庫/KADOKAWA 刊)
監督:清水崇 脚本:尾ヶ井慎太郎 清水崇 音楽:アントンジュリオ・フルリオ
製作代表:髙敏弘 門屋大輔
エグゼクティブプロデューサー:吉田繁暁 企画:新垣弘隆
プロデューサー:前川盛哉 西麻美 柳田裕介 石塚慶生
アソシエイトプロデューサー:林宏之 ユニットプロダクションマネージャー:石田基紀
撮影:大内泰 照明:神野宏賢 録音:原川慎平 美術:原田哲男 橋本泰至 装飾:極並浩史
編集:鈴木理 助監督:毛利安孝 ホラー担当:川松尚良 制作担当:伊藤栄
衣裳:及川英里子 ヘアメイク:小出みさ 唐澤知子 特殊造形・特殊デザイン:百武朋 スタントコーディネート:東山龍平
ポスプロスーパーバイザー:朝海清史 VFXスーパーバイザー:山口幸治 音響効果:大塚智子
音楽プロデューサー:茂木英興 宣伝プロデューサー:山崎栞 プロダクション統括:佐藤正晃
製作:「八つ墓村」製作委員会 製作幹事・配給:松竹 ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
制作プロダクション:ダーウィン 制作協力:松竹撮影所
2026「八つ墓村」製作委員会 Yokomizo Seishi/KADOKAWA
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