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舞台挨拶
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キャスト&監督登壇
木ノ本は「少し前に撮影をしていたのもあって、いつ公開できるんだろうって心待ちにしていたんですけれども、本当にたくさんの方々の支えがあって、助けがあって、この日を迎えられることができなかった仲間(昨年、亡くなったカメラマンの八重樫肇春さん)もいるんですが、その方々の思いも込めて、こうして上映の運びとなったのが本当に嬉しい気持ちでいっぱいです」と感謝し、「映画というのは見ていただいてこそ、完成するものだと思いますから、皆さんの記憶の中にこの映画がそっと寄り添ってくれたら嬉しいなと思っている限りでございます」と目を輝かせた。 また、カフェの常連で認知症の妻を持つ佐田邦雄を演じたモロは「今日はこの『メモリードア』という大事な映画の登壇があるということで、今日は勝負パンツを穿いていこうと。確か洗濯したはずなんだけど、あれ、ないな、ないな。物干しにもないな、どこへ行ったんだ、と思ったら、パンツを穿いていました。(認知症の)妻役をやっているような感じになっちゃいました」とエピソードを明かして会場の笑いを誘った。 そんなモロはこの日、本作を劇場のスクリーンで初めて見たそうで「これは、認知症という重い病気を患った方がテーマの作品かと思いきや、そうではないんですね。介護を扱った作品ではなくて、やっぱり愛なんだなと思いましたね。どんなことを忘れても、愛というのは絶対に忘れないんだな。愛が救うんだなと思い、最後にジーンときました」としみじみと語り、「僕は認知症になったことは…まあ、なりかけてはいるんですけど(笑)、それまではどういう風になるかわからないんですけど、愛だけは忘れないようにしたいなと、作品を見て思いました」と冗談を交えて吐露。 同じく、この日初めて劇場のスクリーンで見たという和也の会社の上司・本田常務を演じた小宮は「僕も介護の話みたいなことになるのかなと思ったら違うなと。愛だなと思って、特に愛の逃避行みたいなシーンが一瞬あるじゃないですか。あそこで終わったらそうなのかなと思ったら違ってくるし、やっぱり愛がテーマなんだなと思いました」と言葉に力を込めた。 そして、観客へメッセージを求められると、佐田の妻で認知症患者の百合子を演じた南久松は「本当にありがとうございました。ここから育っていく作品だと思いますので、拡散とか『いいよ』とおっしゃっていただけたら嬉しいです」と呼びかけ、和也の母・麻子を演じた森は「(1月に)有楽町で上映あった時に、私の大学時代の役者仲間が見に来てくださって、彼が『お前はどうであれ、この映画は素晴らしい』と言ってくれて、今回もたくさんの人に『面白いから一緒に行こうよ』と声かけてくれました。みなさんもなんでもいいので、何かつぶやいていただいて、話題になったら嬉しいです」とお願い。 和也の父で会社役員の剛を演じた⽚岡は「本当に感動しました。自分で出演させていただいた映画を見て感動しちゃうことはあんまりなかったんですけど、今回は本当に感動して“ああ、よかったな”と思った映画でした」と笑顔で語り、和也のキャリアチェンジをサポートするヘルパーの歩美を演じた碧海は「宣伝になってしまいますが、『メモリードア』のパンフレットを物販にて販売しております。一部1000円でございます。監督が一生懸命作りました。どうかよろしくお願いいたします」とアピールした。 湖で和也と令子に指導を行い、二人の穏やかな時間を支えるカヌー指導員を演じた寺田は「私はこの映画ができてから何度か期間を空けて見たんですけど、その度に感じ方とか印象に残るところが違って、いま未来に抱える不安とかが反映されている気がするんですね。だから、何度も見られる映画だし、以前、上映した時にいらっしゃった方も、いま見たら違う感想になると思うので、ぜひ皆さん何度もいらっしゃってください」とおすすめし、和也の介護学校の同級生・加藤を演じた望⽉は「思ったことをSNSに呟いていただくのも非常にありがたいことですし、逆に、上手く言葉にできなくモヤモヤしちゃうような気持ちを大切に持って帰るというのも、映画の醍醐味だなと思うので、この映画を心にずっと思いながら、日々を過ごしていきたいなと思いますし、一緒にいけたらなと思います」と力強く語った。 小宮は「どちらかというと地味っていうか、エンタメ系ではない映画がこれだけ続いてやっていられるというのは監督の粘りですよね。素晴らしいなと思います。中身はちゃんと愛を語っている映画なので、ぜひとも拡散もしていただき、応援していただければと思います」と語り、モロは「認知症の人も普通の人も同じなんだなっていう、人間賛歌を表しているような作品だなと思いました。愛というものが一番大事だってことを認識するためにも、この作品というのはいい作品だなと思いますので、何度も何度も見て、その辺を再認識していただけたらなと思います」とコメント。 辻は「本当にありがとうございます。この映画を見ていただいた方から『人と話したくなった』とか、『会いたくなった』というご感想たくさんいただくんです。やっぱり温かい映画なんだなと思いますし、意外と明るくて面白い映画だと思うんですよね。だから皆さん、どうぞいろんな人にお伝えいただければと思います」とお願いし、木ノ本は「今日を皮切りに、1週間限定の上映となりますが、見ていただいた方々のお力にお助けていただいて、この映画をともに育てていっていただけたらと思います。優しく人に寄り添うとっても素敵な愛のこもった物語でございます。出演者一同、こうして人前でなかなか話せることもないんですけれども、今、とっ散らかるくらい胸がいっぱいです、皆さんのお力添えを『メモリードア』にどうぞよろしくお願いします」と熱く語った。 |
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『メモリードア』
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ジャンル:ヒューマンドラマ/恋愛ドラマ/社会派
上映時間:93分
形式:実写デジタル撮影、カラー、シネマスコープ(2.35:1)、5.1サラウンド
原案/脚本/監督:加藤悦生
制作年:2021年
木ノ本嶺浩 辻しのぶ
小林萌夏 モロ師岡 南久松真奈 小谷佳加
辻夏樹 大野真緒 上村依子
片岡功 森惠美 佐伯日菜子 小宮孝泰 鈴木タロオ 渡邊利泉
五味多恵子 小金井宣夫 有賀ひろみ 伊藤勉
原案・脚本・編集・監督 加藤悦生
撮影監督:八重樫肇春 録音:久保琢也 ヘアメイク:川瀬輝美
音響効果:石崎野乃 サウンドミキサー:高村光秀 タイトルロゴ:吉田和幸
音楽:八重樫肇春、米山典昭
プロデューサー 加藤悦生
主題歌『明日になれば』(Poraris LAB) 作詞・作曲・歌 i l l y 編曲 根岸和寿
協力 株式会社ヴィレッジ 有限会社ヴィヴィアン 株式会社エクリュ 有限会社劇団文化座
配給 加藤悦生










