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「言の橋(Koto-no-Hashi)」自動字幕生成の体験イベントが渋谷で開催

言の橋
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自動字幕生成体験イベントに関して

 
イベント「ナナナナ祭2026 DEMO DAY『字幕祭〜字幕自動生成の試みとその裏側〜』」が、7月10日から12日にパナソニックが運営する未来創造拠点「100BANCH」で開催される。
 
映像翻訳の自動化に取り組むプロジェクト「言の橋(Koto-no-Hashi)」は、開発中の自動字幕生成システムを用いて字幕を付与した映画の上映や、一般向けの体験会を行う。
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今回のイベントでは、世界三大映画祭であるカンヌ、ヴェネツィア、ベルリン国際映画祭で受賞・選出されながらも日本未公開だった海外短編作品3本を、独自システムによる日本語字幕付きで上映。
 
ラインナップには、今年2026年5月の第79回カンヌ国際映画祭 短編コンペティション部門に選出されたばかりの最新作であるMathilde BÉDOUET監督作『The Last Spring』、第81回ヴェネツィア国際映画祭のオリゾンティ部門で最優秀短編作品賞に輝いたArshia Shakiba監督作『Who Loves The Sun』、第74回ベルリン国際映画祭の短編コンペティション部門で最高賞の金熊賞を受賞したFrancisco LEZAMA監督作『An Odd Turn』が並ぶ。
また、国内作品への英語字幕付与事例として、コロナ禍に全国100大学・180人の新鋭監督が完全リモートで結集し大きな話題を呼んだ、熊谷宏彰総監督による194分の長編オムニバス映画「突然失礼致します!」や、プロジェクトリーダーの坂本遼が監督を務めた「God’s Will Hunting」も上映される。
さらに会場では、来場者が自身の映像作品を持ち込み、その場で「言の橋(Koto-no-Hashi)」のシステムを用いて英語字幕を自動生成できるクリエイター向けの体験ブースも設置。
作成した字幕データ(.srtファイル)は持ち帰ることが可能だ。事前にオンラインフォーム( https://forms.gle/p9NnXSbCM2urnKLm6 )からの応募も受け付けている。
これらを主催する「言の橋(Koto-no-Hashi)」は、映像ファイルを入力するだけで字幕ファイルを自動出力するシステムを開発しているプロジェクト。
単なる直訳ではなく、映画鑑賞体験としての翻訳字幕を作ることを目指しており、インディーズ映画の国際展開や、海外の未公開作品のローカライズの壁を取り払うことを目的としている。
今年5月の第79回カンヌ国際映画祭でのプロトタイプ提示や、6月にシネマハウス大塚で行われた「Independent Film Screening 境界線上のキネマ」での劇場上映実験を経て、システムの開発を進めてきた。
なお、7月4日に行われた先行上映会(「未公開映画倶楽部#01」)に参加した映画プロデューサーの浦野大輔は、「海外の優れた短編映画を日本へ呼び込むには、ローカライズという資金が壁の一つです。今回の『字幕アプローチの変革』には大きな価値がある。ローカライズのハードルを下げ、世界の最前線の表現や思想に低コストで触れられる機会を増やすことは国内のクリエイティブや視聴者に新たな刺激を与え、停滞する映画産業を飛躍させる確かな起爆剤なるかもしれない」とコメントを寄せている。
 

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イベントの概要

 
ナナナナ祭2026 DEMO DAY「字幕祭〜字幕自動生成の試みとその裏側〜」
・日時:2026年7月10日(金)〜12日(日)
 7月10日(金)・11日(土)12:00〜20:00
 7月12日(日)12:00〜18:00
・場所:「100BANCH」 2F (東京都渋谷区渋谷3-27-1)
・料金:無料
・詳細:https://100banch.com/events/nanananasai2026-koto-no-hashi
 

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上映作品情報

 
※作品追加の可能性あり。

<海外作品(日本語字幕)>

 
「The Last Spring」(原題:DERNIER PRINTEMPS)
言の橋
監督:Mathilde BÉDOUET
声の出演:Caroline KRIEG
制作会社:Les Films du chou、Luzeronde Films
受賞・選出歴:第79回カンヌ国際映画祭(2026年)短編コンペティション部門選出
あらすじ:15歳のマリオンとカミーユは親友同士。二人は期待と興奮を胸に、学校の最後の行事として南の島へと向かう。それは初めての体験に満ちた時間であり、同時に、悩みなどなかった日々が残酷に終わりを告げる瞬間でもあった。
制作年・仕様:2026年制作・15分
作中使用言語:フランス語 / 作成字幕:日本語字幕
 
 
「Who Loves The Sun」
言の橋
監督:Arshia Shakiba
出演:Mahmood AL SALEH
制作会社:Edessa production
受賞・選出歴:第81回ヴェネツィア国際映画祭(2024年)オリゾンティ部門 最優秀短編作品賞
あらすじ:戦争に荒廃したシリア北部を舞台に、非公式な石油精製所という過酷な世界と、この“終末後”のような土地で生きる人々の現実に迫る。マームードはこうした操業の中心人物の一人であり、厳しい労働環境と複雑な地域の力学の中を生き抜いていく。
制作年・仕様:2024年制作・19分
作中使用言語:アラビア語 / 作成字幕:日本語字幕
 
 
「An Odd Turn」
言の橋
監督:Francisco LEZAMA
出演:Laila Maltz、Paco Gorriz
制作会社:36 Caballos、Un Puma、The Zanuck Company、Infinity Hill
受賞・選出歴:第74回ベルリン国際映画祭(2024年)短編コンペティション部門 金熊賞(最高賞)
あらすじ:博物館の警備員として働くルクレシアは、経済が混乱に陥っていくアルゼンチンでインフレに苦しんでいる。ある夜、彼女は即席の振り子占いに背中を押され、退職金を投機的な取引に賭けてしまう。彼女の人生は混沌とした状況へと転がり落ちていく。
制作年・仕様:2024年制作・22分
作中使用言語:スペイン語 / 作成字幕:日本語字幕
 
 
 

<日本語作品(英語字幕)>

 
 
「突然失礼致します!」
言の橋
総監督:熊谷宏彰
監督:180人の学生監督たち
あらすじ:全国約100大学が集結し、完全リモートで制作された長編オムニバス映画。新型コロナウイルスの影響により、課外活動自粛を迫られたことを期に本企画が立ち上がる。総勢500人の学生が1分以内の映像作品を制作、1本の映画としてまとめた。
制作年・仕様:2021年制作・194分
作中使用言語:日本語 / 作成字幕:英語字幕
 
「God’s Will Hunting」
監督:坂本遼
出演:清水日加里、内村黎央
受賞・選出歴:ハンブルク日本映画祭2022入選、はままつ映画祭2022入選
あらすじ:18才の誕生日を迎えた主人公アキは、一通の手紙を目にする。アキはそこで自分が臓器を提供するために育てられた人間であり、近々両親に売られることを知り、逃げ出す。
制作年・仕様:2021年制作・59分
作中使用言語:日本語 / 作成字幕:英語字幕

 

映画情報どっとこむ ralph 「言の橋(Koto-no-Hashi)」メンバー プロフィール
 
坂本遼(プロジェクトリーダー)
1996年生まれ、東京大学大学院工学系研究科卒。
大学在学時に映画制作スピカ1895に所属し、監督・撮影・編集として活動。
監督作「雨に濡れたい気持ち」(2018)がはままつ映画祭で新人賞を受賞。
現在はデータサイエンティストとして働く傍ら、短編ドラマの監督・撮影・編集を担当。
 
 
熊谷宏彰(プロデューサー)
1998年生まれ、群馬大学社会情報学部社会情報学科卒。
学生時代に京都国際学生映画祭、関西学生映画祭(2021)の副実行委員長を歴任。
大学卒業後は映画配給会社に勤務し、独立系映画の監督・プロデューサーとして活動する。
2023年7月、渋谷・LOFT9で開催された「NEXT MOVIE PARTY」で上映作品の選出を担当し、世界三大映画祭での受賞・選出歴を持つ国内監督作品の上映を企画。
「TAMA NEW WAVE」(2023)や「ぴあフィルムフェスティバル」(2025)の作品審査に参画する。
2024年2月には第69回ベルリン国際映画祭金熊賞受賞作『シノニムズ』などの特集上映を主催したほか、2025年7月~9月には埼玉県川口市の映画館「第8電影」の劇場公開作品の選定を担当。
2026年には第79回カンヌ国際映画祭へ参加し、世界水準の映画制作における知見を深めている。
 

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