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坂西未郁監督登壇『メモリィズ』ワールドプレミア@トライベッカ映画祭

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ワールドプレミア

 
柄本佑最新主演作、坂⻄未郁初長編監督作『メモリィズ』が6月12日(金)より新宿ピカデリー、ユーロスペース他にて全国ロードショーとなります。
 
この度、トライベッカ映画祭にて本作のワールドプレミアが行われ、監督の坂西未郁監督が登壇しました。
トライベッカ映画祭は2002 年に“911からの復興”を目的にロバート・デ・ニーロらが創設した、サンダンス映画祭と並び北米を代表する映画祭のひとつ。マンハッタンという世界の映画好きが集まる街で開催される映画祭ということもあり、インディーズ作品の登竜門としても知られる映画祭。今年のインターナショナル・コンペティション部門には計12本が出品されたが、日本映画は『メモリィズ』のみ。坂西監督はワールドプレミア上映後のQ&Aセッションに登場し、観客からの質問に答えました。
 
ワールドプレミア
日時: 6月6日(土)20:15(現地時間)
場所:Village East by Angelika (181-189 2nd Ave, New York, NY 10003)
登壇:坂西未郁監督
 
『メモリィズ』

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@トライベッカ映画祭

 
ほぼ満席の152席の会場の上映前に登場したのは映画祭プログラマーのジェイソン・グティエレス氏。グティエレス氏は本作に心酔しており、上映前の作品紹介では「6回も観たので、内容を話し過ぎないようにしなきゃ」と語るほどであった。上映が始まると、観客席からクスクスと笑い声が聞こえたりと、とても良い反応が会場の所々から見られた。
上映が終了すると、あたたかい拍手が起こり、グティエレス氏が再登場。
今回『メモリィズ』がノミネートされているBest New Narrative Competition(最優秀新人長編監督賞)の審査員の一人である女優のヘイリー・ルー・リチャードソンは鑑賞後に目に涙を浮かべ、俳優として、役者の自然な演技と、それを引き出した監督の力量、さらにそれが初長編の若い監督の作品であることに感動したと述べた。
『メモリィズ』
 上映後の観客のQ&Aでは様々な質問が上がった。
「目で見える様々なイメージを駆使し、記憶について語られた作品の中で、留守電の声を聞かせるという演出を入れ込んだのにはどんな意図があったのか」という質問に対し、坂西監督は「一般的に、また経験上からも、人間の記憶から最初に失われていくのは声である、ということを、記憶を巡る物語の一環として表現に入れました。イメージは強烈な印象として記憶に残りやすいけれど、声はそうではないと感じています」と回答。
『メモリィズ』
また、別の観客からの「濱口竜介監督や小津安二郎監督の作品との共通性を感じたが、影響をうけた部分はあったか」という質問に対して、監督は「濱口さんも小津さんも好きな監督なので影響を受けなかったとは言い切れないですが、プロットやセリフ中心の濱口監督の作品とは決定的な作り方の違いがあります。ですが、戦中の設定でも戦争を描かずに淡々とした日常の積み重ねを描く小津監督には、影響受けているかもしれません」と回答した。
『メモリィズ』
 
 
受賞発表は、6月11日(木)15:30〜(現地時間)、ニューヨークのSpring Studiosにて行われます。
 

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現地メディアのレビュー

 
「メモリィズ」は、まるで初めて記憶の魔法に触れたかのように、私たちに生き生きとした感覚を与えてくれる。
ーー★★★★★/The Reviews Hub
 
この映画は、まるであたたかい抱擁のように、立ち止まってすべてを心に刻み、静かな体験であれ、他者と分かち合う体験であれ、できる限り多くの思い出を大切にしようと私たちに語りかけてくれる。坂西監督は長編デビュー作にして、すでに将来が楽しみな監督としての地位を確立している。
ーー★★★★★★★/Next Best Picture
 
穏やかで内省的な作品である本作は、日常の静かな美しさを捉えながら、記憶、距離、そして家族の揺るぎない絆を探求している。
ーーAsian Movie Pulse
 
私たちは写真を撮ることもあれば、撮られることもある。『メモリィズ』は、その両面に美しさを見出し、家族、記憶、そして静かに消え去っていく人生にしがみつこうとする儚い願望について、深く人間的な考察を紡ぎ出す。
ーー★★★★/Overly Honest Reviews)
 
濱口竜介やエドワード・ヤンを彷彿とさせる演出スタイルの坂西監督は、観客に感情や意図を押し付けることなく、それぞれの瞬間をじっくりと味わわせる。映像そのものが雄弁に語りかけ、坂西監督は映画監督としての抑制を効かせ、物語の親密で愛らしい本質を前面に押し出している。
ーー★★★★/Filmhounds Magazine
 

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『メモリィズ』

 
6月12日(金)より新宿ピカデリー他にて全国公開
 
『メモリィズ』
 主役・雄太役には柄本佑。『きみの鳥はうたえる』『素敵なダイナマイトスキャンダル』『火口のふたり』『シン・仮面ライダー』『木挽町のあだ討ち』など多くの主演映画や、2024 年NHK 大河ドラマ「光る君へ」などで見せてきた揺れる内面の陰影が、本作でも静かな重みを与えている。さらに、雄太の妻・ゆき役に「SHOGUN 将軍」にて国内外で注目を浴び、主演ドラマ「京都人の密かな愉しみ Rouge継承」も記憶に新しい穂志もえか、雄太の義父・誠役に唯一無二の存在感をもつイッセー尾形、家族の大切な記憶を象徴する人物として「九条の大罪」への出演も話題の香椎由宇が出演。
監督を務めるのは、本作が初の長編作品となる坂⻄未郁。京都芸術大学在学中に映画制作を始め、卒業後は石井裕也監督の助監督や⼟井裕泰監督作のメイキングカメラマンとして映画界で活躍し、今作がついに待望のデビュー作となる。
 
物語・・・
 雄太が九州の田舎町へとやって来たのは、足を骨折した義父が回復するまで身の回りの世話をするためだった。義父が営む昔ながらの写真館の仕事を手伝いながら、東京にいる妻と娘との間で、スマホで撮った映像を交わす。大きな事件は何も起こらないが、日々の些細な出来事と、その記録と記憶の連なりに、家族の人生という長い時間の存在が、静かに、鮮やかに浮かび上がってくる──。
メモリィズ

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出演:柄本 佑/穂志もえか/梅沢昌代 伊佐山ひろ子 成田裕介 占部房子/香椎由宇/イッセー尾形
監督・脚本:坂西未郁
撮影:鎌苅洋一 照明:永田ひでのり 菰田大輔 写真:江森康之 美術:渡辺大智 松﨑宙人 
音響:黄 永昌 音楽:小島央大 編集:普嶋信一 衣裳:立花文乃 ヘアメイク:豊川京子 
タイトルデザイン:葛西 薫 VFXプロデューサー:長井由実 宣伝プロデューサー:中野朝子 
助監督:羽生敏博 製作渉外:藤田充彦企画:孫 家邦 プロデューサー:伊達真人 福岡芳穂 土井智生
製作・配給:リトルモア 配給協力:ソウルマンワークス 宣伝:ヨアケ 製作協力:FOD 特別協力:竹田市
2026 年 / 日本 / カラー / ビスタ / 5 .1ch / 97 分
©︎2026LittleMore memorizu.jp

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