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トークイベント
18世紀初頭、ヴェネツィアに実在したピエタ院でヴァイオリン教師として赴任したアントニオ・ヴィヴァルディと、一人の孤児がヴァイオリンの才能を開花させていく成長を描く師と愛弟子の物語『ヴィヴァルディと私』が、5月22日(金)よりシネスイッチ銀座、ユーロスペース、アップリンク吉祥寺ほか全国順次公開中です。
この度、ダミアーノ・ミキエレット監督が本職であるオペラ演出で主演した樋口達哉のトークが6月6日(土)シネスイッチ銀座にて実現した。

トークイベント
日付:2026年6月6日(土)
場所:シネスイッチ銀座
登壇:樋口達哉(東京二期会)
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樋口達哉登壇
オペラ歌手、樋口達哉は、2018年「外套」、2026年に「道化師」に主演。NHK/ニューイヤーオペラコンサートにも出演。樋口さんからみたミキエレット監督の演出への質問について「ミキエレットさんは休憩時間とかは、今思い返すと、意外に物静かで、わぁ~わぁ~話すタイプでもなかったです。イタリア人の歌手たちは皆さん、休憩時間とかも陽気に話されますが、演出家は意外に違ったりしますね。」と話し、「ミキエレットさんというのは(オペラ演出家として)とても有名な方なんです。そのオペラ演出家が、今回、こうやって映画を初監督するということで、私も本当にワクワクしています。彼は世界中を飛び回っている演出家で、世界で一番有名なミラノのスカラ座というのはオペラの殿堂で演出されるミキエレットさンと一緒に共演できたことは、自分ではビックリするような経験でした」と大絶賛。
そして、「極めつけは“オペラ歌手みたいなことをするな”って(笑)。最近はやはり、本当にリアルに表現することを求め、手を大きく広げたり、“うぁ~~”というのはいらないぞとその時も仰っていました。本当に、普段のままの、自然な演技をしてくれと。“いやいや、オペラ歌手ですけど”(笑)と思うんですけど」と笑いを誘った。

樋口さんは本作の感想について「私自身の感想では、ちょっと物悲しいかんじもありながら、温かさを感じる部分もありました。音楽をやっている立場として印象的だったのは、デンマーク王の前で演奏するシーンで、他のみんなが演奏している中で、ヴィヴァルディとチェチリアがアイコンタクトをしてソロを分かち合うところが、音楽家ならではというか、言葉を交わさなくても、“いいね、いいね”というアイコンタクト。
私たちも本番中に指揮者とアイコンタクトするんですよ。その時に、なんかお互いに通じ合っている感覚があるんですけど、そこがいいなと思ったところです」と音楽家ならではの感想を述べ、さらに「あとは、映画の全体がヴェネツィアのシーンですよね。移動のために使うゴンドラや細い運河、路地裏のシーンとかがとてもリアルで、なにか嬉しくなりました。私はイタリアが大好きで、毎年イタリアやヴェネツィアに観光や研修に行くんですけど、それらのシーンから、いいな!ヴェネツィアだなと強く感じました」と語った。
最後に、「1回見て内容が伝われば最高ですけれども、細部の細部まで見ていただいて、表情含めていろんな表現しているとか、ヴィヴァルディの素敵な音楽も聴きどころです。イタリアの教会で流れる大理石に響く、私も思いだす音楽の良さがこの劇場から聞こえてくるとワクワクしてきます。皆様、そこを含めてどうぞごゆっくりご鑑賞下さい」と、ファンへメッセージを送った。
樋口さん出演のオペラは、ヴェルディ作「運命の力」が9月3日より新国立劇場で公演があり、その稽古の合間を縫ってのトークとなった。
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『ヴィヴァルディと私』
大ヒット上映中!!
物語・・・
1716年、ヴェネツィアのピエタ院。赤ちゃんポストに置き去りにされたチェチリア(テクラ・インソリア)は、母の姿も愛情も知らずにこの院で育ち、毎晩こっそりベッドから抜け出してはろうそくの灯りで、宛名のない母への手紙を綴っていた。院から出て外の世界で暮らすには、母親が迎えに来るか、貴族に見いだされ結婚するかしかなかった。そんな中、ピエタ院にアントニオ・ヴィヴァルディ(ミケーレ・リオンディーノ)がヴァイオリン教師として赴任すると、卓越したヴァイオリンの技術を持つチェチリアを見出し、第一ヴァイオリンのリーダーに任命する。ヴィヴァルディからの厳しい練習に耐え、ヴァイオリンの腕があがっていくチェチリア。いつしか二人は心を通わせるようになる。そんな折、ピエタ院が決めたチェチリアの結婚相手である将校がトルコとの戦争から戻り、結婚が迫ったある日、事件が起こる……。
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監督・脚本:ダミアーノ・ミキエレット
原作:ティツィアーノ・スカルパ 「ヴィヴァルディと私」(河出書房新社刊/中山エツコ訳)
出演:テクラ・インソリア、ミケーレ・リオンディーノ、アンドレア・ペンナッキ
2025/イタリア・フランス/イタリア語/110 分/1.85:1/5.1ch/原題:PRIMAVERA/G
字幕翻訳:関口英子 後援:イタリ
ア文化会館/配給:彩プロ
©2025 INDIGO FILM, WARNER BROS. ENTERTAINMENT ITALIA, MOANA FILMS
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