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深田晃司監督『ナギダイアリー』カンヌ国際映画祭 フォトコール&記者会見

ナギダイアリー
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カンヌ国際映画祭

フォトコール&記者会見

開催中の第79回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品されている、深田晃司監督最新作『ナギダイアリー』(9月25日(金)より新宿ピカデリー、ユーロスペース ほか全国公開)のフォトコールと記者会見に、深田晃司監督、主演の松たか子、共演の石橋静河が参加しました。 

現在開催中の第79回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に正式出品されている『ナギダイアリー』のフォトコール(現地時間5月14日(木)10:00(日本時間同日17:00)に深田晃司監督、主演の松たか子、共演の石橋静河が登場。
ナギダイアリー
フォトコールでは、カンヌの晴天に映える爽やかなブルーのアライアのドレスにブシュロンのジュエリーを合わせた装いの松と、Mame Kurogouch(マメ クロゴウチ)のホワイトのドレスにCartierのハイジュエリーに身を包んだ石橋、深田晃司監督が登場。昨夜の公式上映を終え、装いも新たにした3人の姿に海外セレブも多く撮影するカメラマンからも歓声が飛び交った。

その後、記者会見(10:15(日本時間同日17:15)に出席した。
ナギダイアリー

■登場人物の設定や題材について

深田晃司監督 本作では(主人公の寄子が彫刻家であるという点でも)芸術を扱っているが、それは「過程を描いている」ということです。表現することの意味とは何か。表現は、「私はこの様に世界を見ている」ということを可視化することだと思っています。例え長年連れ添った夫婦であっても本質的には内面はわからない。それを見せるのが表現だと思うんです。表現する過程では、世界を観察しなくてはならない。花の絵を描く際にも観察しないといけないですよね。花びらの厚み、枚数…解像度を上げてようやく表現することができる。表現の価値はそこにあると思います。それが、感動や相互理解に繋がることもあるかもしれない。“彫刻を作る”ことで、表現のそうした側面を描こうと思った。一方で、AIが普及していくのは便利ですが、過程をとばしてすぐに結果がでますよね。「自分がどう世界を見ているのか」解像度を上げることが見過ごされていくというのは危ういことだと、昨日公式上映で作品を見ながら考えていました。

■寄子という役につい

松たか子 私は彫刻家を演じるにあたり、吉田さんというアーティストの方に立ち会っていただきました。アトリエにも行きましたし、奈義町での撮影の際も彼女が側にいてくれてその存在に助けられました。実際に、見て触れて作り出し削り出す。だけどそれを壊すこともできる。「彫刻家」というのは、孤独な作業でもあるなと。でも吉田さんを見ていると孤独を謳歌している、楽しんでいる様に見えました。劇中の台詞にもありますが、寄子という人も、“孤独かもしれないけど、孤立はしていない”。そうしたものを頼りにしたい、という脆いような強いものを持った女性だと思いながら演じていました。作品では、石橋さん演じる友梨との関わりのなかで、孤立はしていないという確認作業をしたような、豊かな時間だったと思いました。

■友梨という役について

石橋静河:建築家をメインの仕事にしている友梨という女性を演じましたが、この映画のなかでは主人公の彫刻のモデルとして座って会話をしていくシーンが多かったんです。じっと座っていて動かない。生身の人間として「モノ化」して佇むというのは結構難しくて、その中で会話が進んでいくので感情を動かしていくのはチャレンジングでした。私は松さんのことが大好きなので、芝居をしていく時間がとても豊かでした。また、友梨というキャラクターは、自分で自分の人生を決められない、迷っている人物。自分なりには決めてきたけれど、優しさから選択権を他人に譲ってきてしまった。そうしていくうちに、自分がどう生きたいかを迷ってしまった人だと思っています。そんな時に、主人公の寄子に会いたくてナギに行った。友梨がする選択、どう一歩を踏み出すのかを大切にして演じました。

公式上映

ナギダイアリー

all photo:(c)Kazuko WAKAYAMA

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第79回カンヌ国際映画祭情報

開催期間:5月12日(火)〜23日(土)今年で79回目を迎える、カンヌ国際映画祭。深田晃司監督は、2016年の『淵に立つ』でカンヌ国際映画祭ある視点部門で審査員賞を受賞。その後も、20年に『本気のしるし〈劇場版〉』(オフィシャルセレクション)、25年に『恋愛裁判』(カンヌ・プレミア部門)が選出されており、本作で2年連続4度目のカンヌ正式出品にして、初のコンペティション部門選出となる・

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『ナギダイアリー』

9月25日(金)より新宿ピカデリー、ユーロスペース ほか全国ロードショー

監督・脚本:深田晃司 × 主演:松たか子

岸田國士戯曲賞受賞作にオマージュを捧げ、9年の歳月をかけた渾身作

自然豊かな町「ナギ」でひとり創作に打ち込む彫刻家の寄子。ある日、東京と台湾で建築家として活躍する友梨が数日間の休暇をとり、別れた夫の姉である寄子のもとを訪れる。若くして妻を亡くした寄子の幼なじみ・好浩、そして息子の春樹とその親友の圭太。人々との出会いは穏やかな日常に小さな揺らぎをもたらしていく――。本作は、第39回岸田國士戯曲賞を受賞した平田オリザの代表作「東京ノート」に着想を得て、深田監督自らオリジナル脚本を執筆。同作の精神を受け継ぎながらも「ナギ(岡山県奈義町がモデル)」を舞台に新たな物語を紡ぎ、企画の立ち上げから9年の歳月を経て完成させた意欲作。 主演に松たか子、共演に石橋静河、松山ケンイチら日本屈指の実力派キャストを迎え、観る者の価値観を揺さぶる、緻密で驚異的な人間ドラマを完成させた。
 

物語・・・
近くの山から切り出される木でひとり彫刻を作る寄子。ある日、東京と台湾で建築家として活躍してきた友梨は、 数日間の休暇をとって、別れた夫の姉・寄子のもとを訪れる。都会にはない「ナギ」での穏やかな生活。妻を亡くした寄子の幼なじみの好浩、そして息子の春樹とその親友の圭太――人々との出会いは、日常に小さな揺らぎをもたらしていく。やがて、彫刻のモデルを毎晩つとめるなかで寄子の知られざる喪失に触れ、友梨にも変化が起きていく。
 
ナギダイアリー

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松たか子 石橋静河
川口和空 藤原聖 藤間爽子 水間ロン 申瑞季
松山ケンイチ

監督・脚本 深田晃司
製作:四宮隆史 エグゼクティブ・プロデューサー:大野二郎 Guillaume Morel Jossette Atayde Maria Sophia Atayde Marudo
プロデューサー:大野敦子 長井龍 角田道明 コ・プロデューサー:小山内照太郎 Carine Chichkowsky 陈思恩 佐藤央
撮影:四宮秀俊 照明:加藤大輝 録音:益子宏明 美術:大月由香里 彫刻:吉田愛美  ヘアメイク:菅原美和子 スタイリスト:荒木里江 衣裳:渡部祥子 
キャスティング:吉川威史 助監督:鹿川裕史 制作担当:山村亘 編集:Sylvie Lager VFXプロデューサー:平野宏治 カラリスト:Sorawich Khunpinij 
音楽:李沛芩 リレコーディングミキサー:Olivier Goinard エンディングテーマ:イーノ・チェン In association with mk2 Films
助成:Aide aux cinémas du monde – Centre national du cinéma et de l’image animée – Institut français,
文化庁文化芸術振興費補助金(日本映画製作支援事業)独立行政法人日本芸術文化振興会, White Light Studio, mk2 Films 後援:奈義町
製作:スターサンズ 八朔ラボ Survivance Momo Film Co. Nathan Studio ワンダーストラック 制作プロダクション:Lat-Lon 配給:スターサンズ
2026/日本、フランス、シンガポール、フィリピン/ヨーロピアンビスタ/5.1ch/カラー/110分/映倫区分:G
© 2026 ナギダイアリー・パートナーズ (スターサンズ/八朔ラボ/ワンダーストラック) / Survivance / Momo Film Co.

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