映画情報どっとこむ ralph 小川紗良監督『海辺の金魚』全州国際映画祭に正式招待
海辺の金魚
女優・文筆家としても活動する小川紗良の長編初監督作品、映画『海辺の金魚』(6月25日公開)が、4 月 29 日から韓国で行われる第 22 回全州国際映画祭インターナショナルコンペティション部門に正式招待され、海外で初めて上映されることになりました。
映画情報どっとこむ ralph 全州国際映画祭は韓国三大映画祭の 1 つで、アジアを代表するインディペンデント映画祭として注目を集めており、今回で 22 回目の開催となる。過去日本から同部門には、野田洋次郎主演の『トイレのピエタ』(2015/松永大司監督)や、第 41 回 PFF アワードグランプリを獲得した『おばけ』(2020/中尾広道監督)などが招待されている。

小川監督は、早稲田大学在学中に是枝裕和監督に師事し、自主製作映画3作品全てが映画祭入選を果たすなど、高い評価を得ており、初の長編監督作品が海外映画祭に選出されるという快挙なった。新型ウイルス感染症により現地での登壇はできないが、現地で行われるオンライン Q&A に出演する。
海辺の金魚
小川監督は「全州国際映画祭は、4 年前に私の初出演作で訪れた海外映画祭です。会場だけでなく街中が映画祭に染まり、映画を中心に時が流れていく感覚がとても心地良かったのを覚えています。また観客に若者が多いことや、上映後の Q&A の盛り上がりにも刺激を受け、映画という芸術文化が愛され、守られ、生き生きと育まれていく様子を肌で感じました。

そのような映画祭に、今度は初長編監督作で参加できることを心から嬉しく思います。外へ出て挑んでみたいという野望が、縁のある場所で叶いました。コロナ禍で現地へ行けないことが本当に悔やまれますが、映画に想いを託します。最後に、ここまで共に作品を作り上げてくださったスタッフ・キャストの皆様、本当にありがとうございました。再び平穏が訪れた日には、またみんなで海外映画祭へ行きたいです。」と、喜びを語った。

同作は、身寄りのない子供たちが暮らす家を舞台に、そこで育つ少女たちの世界と心の成長を描く人間ドラマ。2019 年に鹿児島阿久根市の全面撮影協力で撮影されました。

映画情報どっとこむ ralph 小川紗良監督『海辺の金魚』

6月25日(金)新宿シネマカリテほか公開

公式ツイッター:@UmibeKingyo
公式サイト:umibe-kingyo.com

ストーリー
身寄りのない子供たちが暮らす家で育った 18 歳の花(小川未祐)は、施設で暮らせる最後の夏を迎えていた。そこに新たに 8 歳の少女・晴海(花田琉愛)が入所してくる。かつての自分を重ねた花は、晴海と過ごすうちに今までに無かった感情が芽生えてゆく。
海辺の金魚

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出演:小川未祐 花田琉愛 芹澤興人 福崎那由他 山田キヌヲ
監督・脚本・編集:小川紗良
撮影:山崎裕 音楽:渡邊崇 スチール:川島小鳥 企画・プロデュース:小出大樹 共同プロデューサー:岡田真 佐藤現
特別協力:鹿児島県阿久根市・阿久根市フィルムコミッション
製作・配給:東映ビデオ
ⓒ2021 東映ビデオ
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