映画情報どっとこむ ralph 芦田愛菜の6年ぶりとなる待望の実写映画主演作『星の子』が全国公開中です。

この度、主人公のちひろが泣きながら親友に思いを打ち明けるシーンが公開となります。

今回解禁となるのは、一目惚れし、授業中も似顔絵を描き続けていた南先生との間に事件が起き、ちひろが耐え切れず涙を流すシーンだ。「あいつ性格悪いね」とハンカチを差し出す親友のなべちゃん。そこに、なべちゃんの彼氏の新村が来て、泣いているちひろに驚き、「どうしたんだよ?」と尋ねると、「公園で見た怪しい人、うちの親なんだ」とちひろは打ち明ける。なべちゃんと新村は、南先生に夜の公園で奇妙な儀式をする両親を見られたとき、一緒に南先生の車の中にいた。なべちゃんは怪しい二人がちひろの両親だとわかっていた。新村は「まじで?」と再度驚き、謝るちひろ。だが、「謝るなよ。オレ、カッパだと思った」と真面目に慰める。両親が水をかけたタオルを頭にのせると風邪をひかないと信じていることを説明するちひろに、なべちゃんは否定もせず、ただ、「あんたは?」と問いかけるだけだ。「オレも全然風邪ひかないけど」と天然な新村に、「あんたはバカだから」とつっこむのもなべちゃんだ。

芦田は、ちひろを演じるにあたり、「ちひろは宗教や両親のことで悩むときもありますが、学校に行けば心許せる友だちがいてつらい思いを打ち明けられたり、ちひろの多面的な部分を表現したいと思いました」と語るが、そんな寄り添ってくれる親友の存在ややさしさに共感し、笑いながらも胸が締めつけられるシーンだ。ちひろとなべちゃんは、他のシーンでも恋バナや合コン話を繰り広げ、そのバディ感も反響をよんでいる。『まほろ駅前』シリーズや『セトウツミ』などバディ・ムービーが得意な大森立嗣監督ならではのセンスが冴え、ちひろの何気ない学校での日常も印象的に描き出した。

映画情報どっとこむ ralph そんな学校シーンの撮影について、「なべちゃん(新音)や新村くん(田村飛呂人)と一緒にいるときは、本当に学校にいるような感じで、毎日、笑いが絶えない楽しい現場でした」 と芦田は振り返る。新村役の田村飛呂人は、オーディションで選ばれ、映画初出演のため、3人のシーンは大森監督自らワークショップを開いて、役と向き合う時間をとった。大森監督は、これまでも、『タロウのバカ』のYOSHI 、『MOTHER マザー』の奥平大兼など新人発掘や演出に定評があり、永瀬正敏も田村のシーンが「居がちな感じで(笑)良かった」と気に入ったようだ。3人の絶妙なやり取りは、本作の温かみやおかしみを感じさせる重要なシーンとなり、学園ドラマとしてもたくさんの見どころを作り上げた。
映画情報どっとこむ ralph 『星の子』

公式サイト:hoshi-no-ko.jp

STORY
大好きなお父さんとお母さんから愛情たっぷりに育てられたちひろだが、その両親は、病弱だった幼少期のちひろを治した“あやしい宗教”を深く信じていた。中学3年になったちひろは、一目惚れしてしまった新任のイケメン先生に、夜の公園で奇妙な儀式をする両親を見られてしまう。そして、彼女の心を大きく揺さぶる事件が起きるー。
芦田愛菜主演 『星の子』

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キャスト:芦田愛菜 岡田将生 大友康平 高良健吾 黒木華 蒔田彩珠 新音 永瀬正敏 原田知世
監督・脚本:大森立嗣(『日日是好日』) 
原作:今村夏子『星の子』(朝日文庫/朝日新聞出版刊)
製作幹事:ハピネット、ヨアケ  製作プロダクション:ヨアケ、ハーベストフィルム
配給:東京テアトル、ヨアケ
©️2020「星の子」製作委員会
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