『いつくしみふかき』公開日決定に渡辺いっけい＆遠山雄、大山晃一郎監督喜びコメント到着！

本作の主演の渡辺いっけい、企画・主演の遠山雄、監督の大山晃一郎より、喜びのコメントが届きましたいた。

＜主演：渡辺いっけい　コメント＞
映画館に映画を観に行くという日常が戻りつつある事をまずは素直に喜びたいと思います。そして「自粛明けの一本」にこの映画を選んで下さる方がいれば、こんな嬉しい事はありません。

＜企画・主演：遠山雄　コメント＞
公開が延期になってしまって絶望の毎日でした。なぜならこの映画は6年間自分のこれまでの人生の全てをかけて製作した映画だからです。俳優として注目されないのであれば仕事が無いのであれば自分で作るしかないと思い立ち作った映画です。たくさんの人に迷惑をかけました。失った物もたくさんありました。ですがこっからは全部取り返す時だと思っております。ようやく公開されます。舞台挨拶等したくてたまりません。チャンスがあれば、、、日本全国どこにだって行きます。ぜひ映画『いつくしみふかき』、騙されたと思って観に来てください。

＜監督：大山晃一郎　コメント＞
テアトル新宿で公開初日を迎えるはずだった4月17日、自室の机に座りながらただただ呆然としていました。世の中全体が大変な状況にあり、「仕方ない」と頭では理解しつつもどうしても割り切れない。今までの日常はもう戻ってこないかもしれないと全てが嫌になりました。オンラインでの公開も検討しましたが、それでもやっぱり映画館で上映したかった。なので、改めて映画館でこの映画が公開されることに決まり、正直な所不安はありますが、それ以上に本当に嬉しくありがたく思います。今まで通りという訳にはいかないにしても、一歩一歩前向きに『いつくしみふかき』と歩んでいきたいと思います。

https://camp-fire.jp/projects/view/254798

クラウドファンディングでの支援のタイミングで支援を指定できる映画館は、シネマスコーレ（愛知県）、ジャック＆ベティ（神奈川県）、トキワ劇場（長野県）、京都みなみ会館（京都府）、岡山メルパ（岡山県）。オプションで【全国共通券】を選べば、本作を上映する映画館なら全国どこでも本チケットを使用でき、本チケットをお持ちになった劇場に『いつくしみふかき』より支援金が入金される。【全国共通券】が使える、現在上映が決まっている映画館はテアトル新宿（東京都、6月19日〜公開）、テアトル梅田（大阪府）、イオンシネマ松本（長野県）、千石劇場（長野県、6月19日〜公開）、イオンシネマりんくう泉南（大阪府）、神戸アートビレッジセンター（兵庫県）。

6月19日（金）テアトル新宿ほか全国順次公開

公式サイト：
www.itukusimifukaki.com　

公式Twitter：
itukusimifukaki

【STORY】　
30年前。母・加代子（平栗あつみ）が進一（遠山雄）を出産中に、あろうことか母の実家に盗みに入った父・広志（渡辺いっけい）。「最初から騙すつもりだったんだろ？」と銃を構える叔父を、牧師・源一郎（金田明夫）が止め、父・広志は”悪魔”として村から追い出される。進一は、自分が母が知らないものを持っているだけで、母が「取ったのか？この悪い血が！」と狂うのを見て、父親は”触れてはいけない存在”として育つ。30年後、進一は、自分を甘やかす母親が見つけてくる仕事も続かない、一人では何もできない男になっていた。その頃父・広志は、舎弟を連れて、人を騙してはお金を巻き上げていた。ある日、村で連続空き巣事件が発生し、進一は母を始めとする村人たちに、「悪魔の子である進一の犯行にちがいない。警察に突き出す前に出ていけ」と言われ、牧師のいる離れた教会に駆け込む。「そっちに行く」という母親に「来たら進一は変わらない」と諭す牧師。一方、父・広志は、また事件を起こし、「俺にかっこつけさせてください」という舎弟・浩二 （榎本桜）に、「待っているからな」と言っても、実際には会いに行かない相変わらずの男で、ある日、牧師に金を借りに来る。「しばらくうちに来たらどうだ？」と提案する牧師。牧師は進一のことを「金持ちの息子」だと嘘を吹き込み、進一と広志は、お互い実の親子だとは知らないまま、二人の共同生活が始まる。