第90回アカデミー賞&第75回ゴールデン・グローブ賞 外国語映画賞ノルウェー代表作品、世界 の映画祭絶賛の北欧ホラーが 10 月 20 日(土)より YEBISU GARDEN CINEMA、ヒューマントラストシネマ 有楽町ほかにて全国順次公開となります。
“ホラー映画”でありながら、ミステリーやラブ ストーリー、はたまた青春映画の要素も感じさせられるジャンルレスなストーリーと、恐ろしくも美しい結末に心を奪われます! 10 月の公開を控え、一足早くに本作を観賞した各界著名人から絶賛のコメントが到着! |
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≪50 音順、敬称略≫
すぐに 2 度目が観たくなった。氷のような美しさと炎のような衝動に胸が震える。怪作。 一言では語れない豊かな映画なんですが、敢えて言うならば救われました。 主人公テルマの苦悩は美しく切実で、遠い北欧の他人事には感じられません。 世界中、みんな悩んでいます。 青春をこのように描いた作品を初めて見た。人によってラストの捉え方がガラリと変わる傑作。 初恋を機にスーパーパワーが覚醒した少女の苦悩と戦いを北欧特有の詩情でくるんだ、 繊細で独創的な青春ホラーのマスターピース。 テルマの恋を焦れながら応援しました。後半ガラリと状況は変わりテルマに恐怖を覚えます。 終始テルマに夢中にさせられた映画でした。好きです。 志村貴子 漫画家『青い花』 はじめての恋をした少女は、悲しいほどまっすぐで、恐ろしいほど美しい。 白きゴシック——。水槽の中で共食いをする魚、目撃者、あるいは神聖の始まり。 冒頭から漂う不穏な空気。初恋に戸惑い、過去や親の呪縛にとらわれる彼女の幸せを願う一方、 それが叶うということは…。 白昼夢、強く願うこと、そして現実に起こる事。 伏せられたカードを作中で次々捲ってみせ、しかし残りの数枚は自分の手で捲らせる。そのバランスが美しい。 テルマがたとえアンチキリストであっても、愛さないでいることは難しい。彼女は冷たい熱情で全てを焼き尽くして、氷 もガラスも全部砕いて、がんじがらめになっている少女たちの聖女になればいい。 設定自体は『キャリー』に似てても、全く非なるダークサイキック。恐怖よりも解放を感じる美しいストーリー。 |
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『テルマ』
胸躍る青春の扉を開け、大人への階段を上り始めた少女テルマ。だが、その先には想像もしなかった“見知らぬ自分”が待ち受け ていた―。現代を生きる人ならば誰もが抱えているであろう、“自分は何者なのか”という問い。「自分自身を受け入れることはある意 味で“真の恐怖”だ」と語る、ヨアキム・トリアー監督が用意した衝撃のラストとは―?ノルウェーで公開後 5 週連続 TOP10 にランクイン し、多くの若者から支持を得た新感覚の北欧ホラー映画! |
出演:エイリ・ハーボー、カヤ・ウィルキンス、ヘンリク・ラファエルソン、エレン・ドリト・ピーターセン/監督・脚本:ヨアキム・トリアー『母の残像』 原題:THELMA/2017年/ノルウェー・フランス・デンマーク・スウェーデン/カラー/シネスコ/5.1chデジタル/116分/字幕翻訳:松浦美奈/配給:ギャガ・プラス
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