この度、世界中の人々を虜にした伝説のフラメンコダンサー、ラ・チャナの波乱の人生を描くドキュメンタリー映画『ラ・チャナ』が、いよいよ今週末2018年7月21日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町、アップリンク渋谷ほか全国順次公開いたします。
日本公開に合わせ、ラ・チャナからのメッセージが到着しました。
ラ・チャナからのメッセージ わたしの映画が日本で上映されることに本当に感謝しています。 日本に行き、皆さんと一緒にいることができたら本当に喜ばしいことですが、それは叶いません。 気持ちとしては、日本に行きたいのですがでも今私はこうしてここで、皆さんと話をしています。 自分でも気が付かなかったけど体調も悪かったのです。 私は今とても幸せです。 私は世界中から偉大だと言われることがありますが私はそうは思いません。 私は普通の女性で、たくさんの愛がこの作品に詰まっています。 皆さんを愛しています。 |
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『ラ・チャナ』
公式HP: Twitter: 笑い、吠え、踊り、生きる! 結婚、出産、キャリアの頂点での引退、どん底からの復帰と、迫りくる老い——現在71歳 、伝説のフラメンコダンサー、ラ・チャナの波乱の人生と情熱の源に迫る。 若くしてその才能を開花させたラ・チャナ(本名アントニア・サンティアゴ・アマドール)は、18歳で結婚・出産。夫がマネージャーとなりフラメンコダンサーの活動をつづけた。ダリを魅了し、映画『無責任恋愛作戦』で共演したピーター・セラーズにハリウッドに招かれるも、封建的なヒターノ(ジプシー)社会で女性が自らの意見を言うことは許されず、彼女がハリウッドに進出することはなかった。その後も彼女の人気は衰えることを知らず、テレビ出演や世界ツアーなど、全てのアーテストが目指す頂点にいたラ・チャナだったが、ある日突然、表舞台から姿を消した。 本作では、彼女をとりまく状況を丁寧に解き明かしていく。結婚、出産、キャリアの頂点での引退、男性社会で女性が活躍することの難しさ、家庭内暴力、そしてどん底からの復帰と、人生を共に歩む運命の相手との出会い、迫りくる老い――ラ・チャナの人生は困難に満ちたものだったかもしれない。しかし、絶望すら受け入れ前に進む強さを彼女は教えてくれる。画面からあふれださんばかりのパワフルな踊りとチャーミングな人柄、そして生み出す言葉の一つ一つが私たちを魅了する。 世界中の映画祭で観客賞を受賞!! アムステルダム国際ドキュメンタリー映画祭 観客賞受賞 |
監督:ルツィア・ストイェヴィッチ
出演:ラ・チャナ、アントニオ・カナーレス、カリメ・アマヤ、ほか
(2016年/スペイン、アイスランド、アメリカ/86分/カラー、モノクロ/16:9)
提供・配給・宣伝:アップリンク
提供・宣伝:ピカフィルム