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池松壮亮、キム・コッピ、満島真之介、大倉孝二 超衝撃作『君が君で君だ』全国公開決定


映画情報どっとこむ ralph 池松壮亮主演、キム・コッピ、満島真之介、大倉孝二共演の超衝撃作『君が君で君だ』が2018年、全国公開する事が決定しました。

本作は、好きな女の子の好きな人になりきって、自分を捨て去り、10年間彼女を見守ってきた3人の男たちの愛の結末を描いた恋愛譚です。

日本の伝説のロックシンガー「尾崎豊」 になりきるのは、映画俳優として唯一無二の存在感を示す池松壮亮。そして、世界中の誰もが知るハリウッドの名俳優 「ブラッド・ピット」になりきるのは、確かな演技力で頭角を現す満島真之介。さらに、日本の歴史を大きく変えた人物「坂本龍馬」になりきるのは、独特の個性が光る大倉孝二。

ヒロインを務めるのは、映画『息もできない』での演技で世界中の注目を集め、多くの熱烈なファンを持つ韓国人女優キム・コッピ。それぞれ人格・見た目を本人になりきって生きてきたキャラクターだが、池松壮亮は劇中で尾崎豊の歌を歌唱し、満島真之介はブラピになりきり英語を話すシーンも あり、大倉孝二は「日本を今一度洗濯し候」という坂本龍馬の名セリフが使われているなど、全編通して 見所満載です。

池松壮亮コメント
尾崎豊という人には会ったことはありませんが、物心ついてからいつも隣で歩むべき道を教えてもらってい たように思います。目眩すらするこの街の中で、愛するという事に何回やっても答えが出ないので、もう一 度松居監督と共に挑んでみようと思いました。

満島真之介コメント
オリジナル作品の持つ力を信じたい。 その強い気持ちを持ち、素敵なキャスト、スタッフと共に普遍的である愛の物語に向き合いました。 あの夏の熱量が、映画という風に乗ってたくさんの人に愛を届けてくれることを願っています。カムサハム ニダ。サランヘヨ。

大倉孝二コメント
正直な話しをしますと、お話しをいただいて、脚本を読ませていただき、顔合わせ、本読みという段階で、 腑に落ちないことや、捉えきれないことが多かったように思います。 その後、監督、共演者との話し合いや、リハーサルを進めていくにつれ、この若い座組に無防備に飛び込む ことを決めました。 きっと無防備な芝居をしていることでしょう、痛々しいくらいに。

映画情報どっとこむ ralph そして、監督・脚本は、テレビ東京ドラマ24「バイプレイヤーズ~もしも6人の名脇役がシェ アハウスで暮らしたら~」のメイン監督を務め、映画『アズミ・ハルコは行方不明』(第29回東京国際映 画祭コンペティション部門出品、ロッテルダム国際映画祭2017出品)や、映画『アイスと雨音』(第30回 東京国際映画祭スプラッシュ部門出品)など、国内外で高い評価を受ける松居大悟。

疾走感ある映像に今 という時代を映し出し、観る者の恋愛観を試す、松居大悟監督が長年温め続けてきた完全オリジナルラブストーリーです。

映画は、現在すべての撮影を終え、2018年公開予定となります。

国境も常識も越えた愛 の物語が、あなたの心を揺さぶります。どうぞご期待ください!

公式サイト:kimikimikimi.jp

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出演:池松壮亮 キム・コッピ 満島真之介 大倉孝二
監督・脚本:松居大悟
制作:レスパスフィルム
ⓒ2018「君が君で君だ」製作委員会
   


河東梨香x鈴木マサル『希望のかなた』トークイベント


映画情報どっとこむ ralph ユーロスペースではキュレーションアプリ「antenna*」と共同で、 ユーロスペースがプッシュする素晴らしい映画と、映画に描き出されるライフスタイルにフォーカスを当てたトークショーを 組み合わせた、映画の新しい楽しみ方を提案するイベントを定期開催。

その第1弾として、大ヒット上映中の2017年ベルリン映画祭銀熊賞(監督賞)受賞のフィンランドの名匠アキ・カウリスマキ監督最 新作『希望のかなた』をピックアップし、12月23日(土・祝)の上映後に、北欧にゆかりの深いテキスタイルデザイナーの河 東梨香さんと鈴木マサルさんをゲストに迎え、フィンランドの生活風景とそこに生きる人たちの姿を独特の視点で描き出 したこの作品を入り口に、北欧ならではのデザインや色彩感覚について語りました。

<antenna*cinema vol.1 映画『希望のかなた』トークイベント>
日時:11月23日(土・祝)
場所:渋谷・ユーロスペース
登壇:河東梨香(テキスタイル・インテリアデザイナー) 、鈴木マサル(テキスタイルデザイナー)
司会:小川智宏(antenna*)
主催:antenna*×ユーロスペース

映画情報どっとこむ ralph デンマーク人の母を持つテキスタイル&インテリアデザイナーの河東梨香さんと、2010年よりマリメッコのデザインに参 加し自身のファブリックブランドも持つテキスタルデザイナーの鈴木マサルさん。ともにムーミン関連のデザインも手掛け ているという共通項も持つ北欧にゆかりの深い二人が、映画『希望のかなた』上映後のトークイベントに登壇した。

実はカウリスマキ作品を鑑賞するのははじめてだったと告白した河東さんは、映画『希望のかなた』について、

河東さん:はじめは 独特のリズムに戸惑った。難民という難しいテーマを描いているが、決してつらく悲しいだけでない希望のある終わり方。

と感想を述ました。また

「光の描き方がおもしろい。まるで絵画のよう。

とレストランオーナーのヴィクストロムが一人で酒を飲むシーンをお気に入りに挙げた。一方の鈴木さんは開口一番

鈴木さん:知り合いがたくさん出ていてびっくりした!寿司屋の シーンで登場する(日本人エキストラ)の半分くらい。僕が普段やってるデザインはいわゆるジャパニーズ 北欧というか、わりとかわいいイメージで日本ではとらえられているが、カウリスマキ作品は、彼独自の世界観はあるにせよ、実際のフィンランドのある種の暗さをとらえていて案外リアルだった。

と映画の印象を語った。

河東さんはフィンランドについて自身がよく知る

河東さん:デンマークともまた全然違っている。どちらかというと幼いころ住んでい たロシアに似てる。歴史的にも統治下にあった影響が色濃く残っているのではないか。

と北欧諸国でも国によってそれ ぞれ違った個性を持っていることを伝えた。

映画情報どっとこむ ralph 続いて、鈴木さんは自身も携わるフィンランドを代表するブランドで、ポップな印象のあるマリメッコについて、

鈴木さん:マリメッコは まだできて60年そこそこのブランド。日本では北欧ってカラフルなイメージがあると思いますが、フィンランドはマリメッコ以 前には全然そうではなかった。何もないフラットな空間があったからマリメッコのような鮮やかなデザインがポンと入ってき たんだと思う。カウリスマキ監督の作品はタイプライターが出てきたりとレトロな世界観。きっと昔のフィンランドのイメージを意識してるのかもしれないですね。

と分析した。

トークの後半ではお二人が北欧で撮影した写真をスライドに流しながら北欧デザインの特徴について掘り下げた。河東さんは福祉施設や公共施設の写真を複数紹介。

鈴木さん:壁や床にブルーや水色が多用されている。そこに対になる赤の椅子を 持ってきている。こういったコントラストはブルーの壁、赤い絨毯といったカウリスマキ作品に通じる。

と語った。

映画情報どっとこむ ralph 最後に・・・
1930年代に著名な建築家アアルトがデザインしたヘルシンキにある「レストラン・サボイ」を紹介。カウリスマキ作品に登場 するレストランに雰囲気が似ているとして、会場の皆さんにオススメした。続いて鈴木さんはやはりカウリスマキ作品のレス トランに似ているとして、ヘルシンキ郊外のオールドスタイルのレストランの写真を紹介。

鈴木さん:モノを大切にする文化があって、食器とかもずっと同じブランドのものを使い続けるからスタイルが変わらない。

と説明した。昨今、日本で北欧デザインのブームが続いており、カウリスマキ監督も小津安二郎を意識するなど日本びいきとしても知ら れている。北欧と日本の共通点について

鈴木さん:シンプルなものを好む。精神性が近いのかもしれない。東の果てと北 の果て、どちらにも辺境の美学があるのではないか。

と分析した。劇中でのトンデモ寿司屋が強烈に印象に残ったというお二人。最近ではヘルシンキに寿司バイキングができるほどに実際 寿司ブーム。オススメのネタはやはりサーモンとのこと。

antenna*×ユーロスペースでは今後も良質な作品からライフスタイルをテーマに語り合うコラボトークイベントを定期的に 開催する予定。



希望のかなた

原題:TOIVON TUOLLA PUOLEN
英語題:THE OTHER SIDE OF HOPE

kibou-fllm.com

物語・・・
内戦が激化する故郷シリアを逃れた青年カーリドは、生き別れた妹を探して、偶然にも北欧フィンランドの首都ヘル シンキに流れつく。空爆で全てを失くした今、彼の唯一の望みは妹を見つけだすこと。ヨーロッパを悩ます難民危機のあおり か、この街でも差別や暴力にさらされるカーリドだったが、レストランのオーナーのヴィクストロムは彼に救いの手を差しのべ、 自身のレストランに雇い入れる。そんなヴィクストロムもまた行きづまった過去を捨て、人生をやり直そうとしていた。それぞ れの未来を探す2人はやがて“家族”となり、彼らの人生には希望の光がさし始める…。


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監督・脚本:アキ・カウリスマキ
出演:シェルワン・ハジ、サカリ・クオスマネン2017年/フィンランド/98分/フィンランド語・英語・アラビア語/DCP・35㎜ /カラー
/字幕翻訳:石田泰子/提供:ユーロスペース、松竹
配給:ユーロスペー ス/宣伝:テレザ
後援:フィンランド大使館、協力:国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)駐日事務所、特定非営利活動法人国連UNHCR協会
推薦:カトリッ ク中央協議会広報
© SPUTNIK OY, 2017
   


7年を経てパッケージ化『ヘヴンズ ストーリー』瀬々監督のインタビュー


映画情報どっとこむ ralph 公開から7年を経てパッケージ化された4時間38分の衝撃作『ヘヴンズ ストーリー』瀬々敬久監督のインタビューを公開

映画『64 -ロクヨン-』などで知られる瀬々敬久監督の衝撃作『ヘヴンズ ストーリー』ブルーレイ&DVDが、2010年の公開から7年を経て今月6日にリリースされた。
実際に起きた事件をモデルに、家族を殺された幼い娘、妻子を殺された夫など、20人以上の登場人物が複数の殺人事件をきっかけにつながる全9章4時間38分の巨編。

国内外の映画祭で高い評価を受けつつも、これまでソフト化されなかった本作について瀬々監督のインタビューが届きました!

映画情報どっとこむ ralph
●『ヘヴンズ ストーリー』の初のパッケージ化を迎えて、現在の心境をお聞かせください。

瀬々監督今でも映画館で上映を続けていて、そこにこだわって始まっていたわけですが、『ヘヴンズストーリー』は4時間以上ある非常に長い映画でもあるので、自宅でDVD鑑賞となると中座することにもなりますよね(笑)。そういう意味ではまず映画館で4時間38分を過ごすという、そういう連続性のなかで映画を観ていただくことが、この作品にとって一番いい鑑賞法だと思っていました。ただそれも、時代とともに変化し始めたかなと。

●映像特典も豪華ですね。特にインタビューなど、時の流れを感じて、感動してしまいます。

瀬々監督村上淳さん、忍成修吾さん、長谷川朝晴さん、菜葉菜さん、山崎ハコさんにインタビューを行いました。あとは、寉岡萌希さん、栗原堅一くんを連れて、ロケ地を訪ねるという。この映画に渡し船のシーンが登場しますが、そこで初めて二人は出会うわけですね。そこにもう一度行ってもらって、僕がインタビューをしました。もう撮影当時とは景色がまったく変わってしまったので、そういう見方も楽しいですよね。

●みなさん、どういう話をしているのでしょうか?

瀬々監督忍成さんは普段無口なのですが、自分の本心を語ってくれました。長谷川さんは、この映画のご自身への重要性を。村上さんも映画にかかわってきて、10年に1本くらい思い入れできる作品に出会えるが、その1本だと。山崎ハコさんはミュージシャンとしてのDVDを今まで出してないので、DVDで残っている唯一の自分の映像は、『ヘヴンズ ストーリー』だと言われていました。

●撮影当時、ある程度撮って編集して、ストーリーを練り直すという作業をされていたそうですが、そういうスタイルで撮影することが映画にとって最良の方法だったと思いますか?

瀬々監督いろいろな映画があっていいと思うんです。1時間でも3時間でも、1日で作った映画があってもいいし、1年で撮った映画があってもいい。今ならスマホで撮った映画があってもいい。ツールも含めて、もっと自由であればいいと思います。そういう意味では、『ヘヴンズストーリー』は自由度への挑戦であったとも思うわけです。自由であることへの証明にもなり得ていたと思います。

●BDやDVDのパッケージになることで、より多くの映画ファンの観る機会が増えますよね。

瀬々監督総合的な世界観を描きたかったわけでもあるので、決して臆せず観ていただきたいです。4時間38分という時間の長さなので、こういう加害者と被害者という題材はヘビーかもしれませんが、そういうことに触れてほしいなという想いはありますよね。世界は広いですし、見たくない部分もあると思いますが、食わず嫌いじゃなく観ていただくといいと思います。

映画情報どっとこむ ralph ■■Blu-ray・DVD商品情報■■

「ヘヴンズ ストーリー Blu-ray」(PCXP-50532) / ¥5,800+税 / Blu-ray2枚組
「ヘヴンズ ストーリー DVD」(PCBP-53669) / ¥4,800+税 / DVD2枚組

発売日:2017年12月6日(水)Blu-ray&DVD発売 (DVD上・下巻 同時レンタル開始)
収録時間:本編278分+特典映像42分(予定)

【Blu-ray・DVD共通封入特典】
●特製アウターケース
●60Pスチル写真集ブックレット
【Blu-ray・DVD共通映像特典】 
●「ヘヴンズ ストーリーの10年」 (瀬々敬久 構成・演出映像作品/42分)

公式サイト:
http://heavens-story.com/


物語・・・
8歳の少女サトは、両親と姉を殺され、祖父に引き取られる。
サトはテレビ画面の中で「法律が許しても、僕がこの手で犯人を殺してやります」と強く言い放つ人を見た。妻子を殺されたトモキだった。
その日から、サトにとってトモキは英雄になった…。

出演:寉岡萌希(サト役)、長谷川朝晴(トモキ役)、忍成修吾(ミツオ役)、村上淳(カイジマ役)、山崎ハコ(恭子役)、菜葉菜(タエ役)、栗原堅一(ハルキ役)

発売元・販売元:ポニーキャニオン
(C) 2010ヘヴンズ プロジェクト

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キャスト:
寉岡萌希、長谷川朝晴、忍成修吾、村上淳、山崎ハコ
菜葉菜、栗原堅一、江口のりこ、大島葉子、吹越満、片岡礼子、嶋田久作、菅田俊、光石研、津田寛治
根岸季衣、渡辺真起子、長澤奈央、本多叶奈、佐藤浩市、柄本明、人形舞台 yumehina、百鬼どんどろ ほか

スタッフ:
監督:瀬々敬久 脚本:佐藤有記 音楽:安川午朗 撮影:鍋島淳裕、斉藤幸一、花村也寸志 照明:福田裕佐
美術:野々垣聡、田中浩二、金林剛 録音:黄永昌、高田伸也 整音:鈴木昭彦 編集:今井俊裕
助監督:海野敦、菊地健雄 製作担当:藤川佳三 エンディング曲:Tenko「生まれる前の物語」
企画:浅野博貴 
製作:小林洋一、吉村和文、岡田博、林瑞峰、須田諭一 
プロデューサー:朝倉大介、坂口一直
製作:ヘヴンズ プロジェクト 助成:文化芸術振興費補助金 
配給・宣伝:ムヴィオラ


松江哲明 ニコラス・ケイジと『オレの獲物はビンラディン』を語った!


映画情報どっとこむ ralph 今年は日本で、5本のニコラス・ケイジ主演作が日本上陸。

その締めくくりの一本として、鬼才ラリー・チャールズ監督最新作『オレの獲物はビンラディン』が先週末に公開された。そして本作のヒットを記念して、大のニコラス・ケイジ好きである松江監督がシネマート新宿に登壇。映画とニコラス・ケイジの魅力を語りました。

『オレの獲物はビンラディン』~フィナーレ・オブ・ニコケイイヤー
日時:12/23(土)
場所:シネマート新宿 
登壇:松江哲明(映画監督)

映画情報どっとこむ ralph 最初に本作の感想を聞かれると・・・、

松江監督:『オレの獲物はビンラディン』のことは今年のしたまちコメディ映画祭で知って、観たいなと思っていたんです。ニコラス・ケイジはもちろんですが、ラリー・チャールズ監督の最新作ということで、期待していました。観た感想は期待通りです!冒頭で、この映画は真実とそれ以外を含みます、というテロップが出てくるけど、その通りめちゃくちゃで唯一無二ですよね。盟友のサシャ(・バロン・コーエン)と組んだ『ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習』や『ディクテイター 身元不明でニューヨーク』といった彼の得意とするフェイク・ドキュメンタリー・スタイルではなく、非常にオーソドックスな撮り方をしているのも面白かった。好きなシーンとしては、ゲイリーとマーシとのくだりは全部好きですね。お互いに年をとってきて、もう若くない。だけど彼らの間には年齢なりの親しみや色気、優しさがある。ゲイリーは困った人だけど、純粋なところがある。ラリー・チャールズ監督の良さって、頑固で保守的な人が、外の世界に触れて変わっていくところだと思うんです。はじまりと終わりの落差というか。映画の最後の方に登場するビンラディンですが、実は、ゲイリーと対になっていますよね。二人とも、すごく思い込みの強い人同士で、よく似ている。最後の戦いのシーンを見ると、監督の意図がよく分かります。その俯瞰の距離感がとても良い。ほかの作品もそうだけど、彼の作品は一見、どぎついことやっているのだけど、どこか温かいんです。

と語った。

また、「ニコケイ・イヤー」を振り返り、

松江監督:オススメは『ドック・イート・ドック』と『オレの獲物はビンラディン』ですね! この二本は、ニコラスの過剰さが良く出ている作品だと思います。

と述べた。また、日本でニコラス・ケイジのような俳優はいますか?という質問には、

松江監督:『ニコラス・ケイジはニコラス・ケイジですね。ニコラスって、世界的に知られているスターで、独特な地位を確立していますよね。『赤ちゃん泥棒』や『死の接吻』など、彼にしか出来ない作品に出演し、『リービング・ラスベガス』でアカデミー賞を受賞して、演技派として認められるんだけど、その後、いきなり『コン・エアー』や『60セカンズ』といったアクション映画に出演したり、ちょっとイマイチなB級映画に出てみたり…。でもちゃんと、『アダプテーション』や『バッド・ルーテナント』『ラスト・リベンジ』みたいな作家性のある映画にも出ている。例えばショーン・ペンなら、彼の作品選びや、やがて監督作を手がけるようになっていく理由がよく分かるんです。でも、ニコラスは、多分そんなことは考えていない。すごくぶち切れた演技をやったかと思えば、『オレの獲物はビンラディン』のようなコメディもやる。来た仕事を全部受けちゃう(笑)そうそう、アメリカ南部が抱える闇を描き出した『グランド・ジョー』という映画があるのですが、彼以外のキャストが地味なので埋もれがちな作品だけど、ニコラス・ケイジの狂気の演技は素晴らしいですよ。これは彼のキャリアの中でも、非常に大事な作品だと思います。B級ばかり出ていると思いきや、こういう作品にも出る。本当に何をしでかすか分からない。だから、気になって彼の出演作を追いかけてしまうんです。

もし松江監督がニコラス・ケイジを起用して、作品を撮るとしたら、という質問には、

松江監督:ニコラス・ケイジ自身を撮りたいです! そのままの彼のドキュメンタリーを撮りたい。あんなに興味深い人はいないですよね。

と答えた。

映画情報どっとこむ ralph そして最後・・・

松江監督:B級作品があってもいいけど、ニコラスにはポール・シュレイダー監督のような、強烈な個性の作家と組んで欲しいです。彼は狂気の中にいる人を表現するのが上手いので、もっとそれを深めていって欲しい。『バッド・ルーテナント』みたいな名作のリメイクも、いいかもしれない。若い作家というよりは、ベテランの作家と組んで欲しいな。若い監督はニコラス・ケイジのようなスターを前にすると緊張しちゃうからね。

と締めました。


公式サイト:
finding-binladen/

Twitter:
@findingbinladen

物語・・・
入国手段はヨット、武器は日本刀!? アメリカを愛しすぎた男の、世にも奇妙なパキスタン奮闘記
コロラド州の片田舎。アメリカをこよなく愛する中年男のゲイリーは、米同時多発テロの首謀者とされるテロリスト、オサマ・ビンラディンの居場所を政府がいつまでも見つけられないことに業を煮やしていた。

ある時、日課である人工透析の最中にゲイリーは神の啓示を受ける。
「パキスタンに行って、ビンラディンを捕まえるのだ!」

アメリカを救えるのは、オレしかいない!――使命感を燃え立たせ、ゲイリーは独りぼっちで作戦を進めていく。資金集めのためラスベガスに飛び、入国手段のヨットや武器の日本刀を調達し……あらゆる波乱を乗り越えてようやく辿り着いたパキスタン。ところが、彼を待ち受けていたのは、意外にもフレンドリーな現地の人々で――!?

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監督:ラリー・チャールズ『ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習』
脚本:ラジヴ・ジョセフ&スコット・ロスマン『ドラフト・デイ』 【音楽】デヴィッド・ニューマン
撮影:アンソニー・ハードウィック 【美術】セバスチャン・スークプ 【衣装】メアリー・E・マクリード
出演:ニコラス・ケイジ/ラッセル・ブランド/ウェンディ・マクレンドン=コーヴィ/レイン・ウィルソン/マシュー・モディーン

2016年/アメリカ/英語/92分/カラー/5.1ch/DCP/原題:Army of One/日本語字幕:岩辺いずみ/PG12
配給:トランスフォーマー
© 2016 AOO Distribution, LLC. All rights Reserved


『THE YOUNG KARL MARX』の邦題が『マルクス・エンゲルス』で公開決定!


映画情報どっとこむ ralph 若かりし頃のカール・マルクスとフリードリヒ・エンゲルスの活躍を描いた作品『THE YOUNG KARL MARX』の邦題が『マルクス・エンゲルス』に決定し、カール・マルクス生誕200年を迎える来年2018年4月28日(土)より、岩波ホールにてロードショーが決定いたしました。さらに2018年は公開劇場の岩波ホールも創立から50周年を迎え、本作は記念すべき作品となります。
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1840年代のヨーロッパでは、産業革命が生んだ社会構造のひずみが経済格差をもたらし、貧困の嵐が吹き荒れていた。

そこでは人間の尊厳も奪われ、不当な労働条件がはびこっていた。26歳のカール・マルクスはそのいらだちのなかで、搾取と不平等な世界に対抗すべく独自の経済論を展開するが、それによりドイツを追われ、フランスへと辿りつく。そこで彼はエンゲルスと運命の出会いを果たし、彼の理論を得たマルクスは、大きな運命のうねりに巻き込まれていく。

そしてそれは、やがて時代を超えて読み継がれる「共産党宣言」誕生の、夜明け前へと連なっていくのだった。

世界の分断が進み、経済格差、人種差別といった未曾有の世界的秩序の崩壊が雪崩をおこしつつある21世紀のいま、カール・マルクスが私たちに伝えることとは?エンゲルスとともにその若きエネルギーをぶつけ、歴史の拠点に立った二人の歴史的感動作が誕生しました。カール・マルクス生誕200周年を迎える記念イヤーである来年2018年4月28日(土)に満を持しての日本公開です。

映画情報どっとこむ ralph ラウル・ペック監督からの声明が届いています。

「富の分配」「児童労働」「男女同権」といった確信に満ちたマルクスの宣言が扱った主要なテーマは、いま現在、ヨーロッパのみならず世界中が抱えている問題と通じる。この映画で描かれた時代に続いた歴史について、ここから熟考するか否かは、我々一人一人の責任なのである。
30歳を迎えるよりも前に、マルクスとエンゲルスは世界を変え始めていた。

この映画が描きたかったもの、それは、若さと、思想の革命である

ラウル・ペック

映画情報どっとこむ ralph 『マルクス・エンゲルス』

2018年4月28日(土)より岩波ホールほか全国ロードショー


物語・・・
26歳のカール・マルクスは、その過激な言動により妻と共にドイツ政府から国を追われる。1844年、彼はパリで若きフリードリヒ・エンゲルスに出会う。マンチェスターの紡績工場のオーナーの子息であった彼は、イギリスのプロレタリアート(労働階級)について研究中の身であった。しかし階級も生まれも違うエンゲルスとの運命の出会いは、マルクスが構築しつつあった新世界のビジョンの、最後のピースをもたらすことになる。マルクスとエンゲルスはやがて、政治的暴動や動乱をかいくぐって、まったく新しい労働運動の誕生を牽引してゆく。労働運動はそれまで単発的で組織化もされていなかったのだ。2人の若者が率いたこの運動は、ルネッサンス以来の、世界で最も完成された社会変動へと成長していく。

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監督:ラウル・ペック 
出演:カール・マルクス/アウグスト・ディール フリードリヒ・エンゲルス/シュテファン・コナルスケ
2017年/フランス・ドイツ・ベルギー合作/フランス語・ドイツ語・英語/118分/スコープサイズ/カラー
配給:ハーク © AGAT FILMS & CIE – VELVET FILM – ROHFILM – ARTEMIS PRODUCTIONS – FRANCE 3 CINEMA – JOUROR – 2016