「NEW」タグアーカイブ

樹木希林が何かがある!と称す日比遊一監督『ブルー・バタフライ』公開決定!


映画情報どっとこむ ralph 昨年公開された監督作『健さん』でモントリオール世界映画祭最優秀賞受賞、日本映画批評家大賞を受賞し、自身の作品がアメリカ サンタ・バーバラ美術館に所蔵されるなど写真家としても活躍する日比遊一監督が、1987年以来、活動のベースとするアメリカを舞台にした初の劇映画『ブルー・バタフライ』。

その12月2日(土)に日本公開することが決定!あわせてポスタービジュアルが解禁となりました。


この映画には、次の作品を観たいと思わせる何かがある

樹木希林

義父から性的暴行を受けて育ったヤズは、本来の柔和な性格が一変し、心やさしい義兄のマニーを利用しながら酒やドラッグに身を任せる荒んだ生活を送っていた。マニーはヤズを守るために犯した罪で仮釈放の身だが、ヤズへの “特別な想い” を隠しながら、困ったときに頼ってくる義妹をなんとか支えようとする。

一方、マニーの保護観察官ブレナーは、自分のせいで死んだ実の息子にマニーを重ね、マニーからヤズをひき離すことで彼を立ち直らせようとする。しかしヤズの荒れ狂った行動はさらにエスカレートしていく…。

映画情報どっとこむ ralph 社会の底辺で苦しみ、もがきながら、ささやかな幸福の想い出と未来を「青い蝶」に託して生きるメキシコ系の女。それは俳優になる夢だけを携えてアメリカに渡った日比遊一監督が過ごした青春であり、だれにも頼れず貫くような孤独の中で生きる苦悩の記憶でもある。 

そんな主人公ヤズを演じたのは、Huluの人気シリーズ「East Los High」出演で知られ、自らもニューヨークで生まれ育ったトレイシー・ペレス。
また本作の撮影を担当したのは、デビット・フィンチャーやジョン・ボーケンキャンプなど、多くの監督から信頼を寄せられ、現在アメリカでもっとも活躍する撮影監督の一人である谷田ヤス。音楽を「COMBOPIANO」や「sighboat」として活動するかたわら、映画『美しい星』(吉田大八監督)の映画音楽ほか様々な分野で活躍する渡辺琢磨が手掛けるなど気鋭のクリエーターが集結した。

ジム・ジャームッシュやスパイク・リーなどニューヨーク・インディーズといわれる監督たちの映画に通底していた、天国であり地獄でもあり、自由だけどヒリヒリする感覚。 デニス・ホッパーやロバート・フランクに写真を認められ、N.Yを拠点に写真家としても活躍する日比監督が実話に着想を得て描き出す主人公の内なる叫びに、観客は心を揺さぶられるに違いない。  
        
***********************************

出演:トレイシー・ペレス イヴァン・カミロ ジョン・ジューバック
監督:日比遊一
配給営業:トリプルアップ 
配給:オンリー・ハーツ 
2014年/日本・アメリカ/89分
(C) ZZYZX STUDIO


『ハイドリヒを撃て!』主演二人のインタビュー動画が解禁!


映画情報どっとこむ ralph 第二次世界大戦のさなか、ヨーロッパ全土を恐怖に陥れたナチス高官No3 ラインハルト・ハイドリヒの暗殺事件を描いた映画『ハイドリヒを撃て!』が事件から75年を迎えるこの夏、日本上陸。

INDIE WIRE誌、NEWYORK OBSERVER誌をはじめ、海外で絶賛された本作は、現在全国順次公開中です。

本作は、1942年5月27日にナチス統治下のチェコで実際に起きたナチス高官ラインハルト・ハイドリヒ暗殺、通称「エンスラポイド作戦」を描いた史実サスペンス。

ユダヤ人虐殺計画の主要な遂行者で、その残忍さから「金髪の獣」「絞首刑人」と呼ばれていたハイドリヒに危機感を持ったイギリス政府とチェコ亡命政府が、暗殺作戦を計画。

その決行者として、本作の主人公であるヨゼフ・ガブチーク(キリアン・マーフィ)とヤン・クビシュ(ジェイミー・ドーナン)をプラハに送り込んだ。祖国チェコを救うため、自分たちの命も顧みず「ナチの野獣」に銃口を向けた二人。しかしその後、想像を絶する悲惨な報復が待ち受けていた。

映画情報どっとこむ ralph 新宿武蔵野館では公開初日と2日目で全回10回満席を記録し、公開規模も日本各地に広がっている『ハイドリヒを撃て!』より、この度インタビュー映像が公開となりました。

このインタビュー映像では、主演2人の奇遇なエピソードの紹介から始まる。それぞれが妻と鑑賞していた『メトロマニラ 世界で最も危険な街』(13)は、本作を監督したショーン・エリスがメガホンを取った衝撃の社会派ドラマだ。フィリピン・オールロケに挑んだ『メトロマニラ』は、サンダンス映画祭ワールドシネマ部門でドラマ観客賞を受賞。『ハイドリヒを撃て!』と同様、監督と撮影を兼任した。この監督の制作スタイルについて、

「監督自身に撮られるのは初めてだった。」

とキリアン・マーフィは語る。

「戦闘シーンでは一緒に戦っているみたいだった。」

と振り返り、映像には役者の動きに合わせて撮影所を駆け抜けていく監督の姿も収められている。

監督は「デジタルや艶っぽい感じではなく、生々しさと埃っぽさが必要だった」

とし、スーパー16ミリでの撮影を行った。
そのこだわりはセットにも表れており、本映像ではラスト30分間に渡る壮絶な銃撃戦の行われた教会での撮影秘話も知ることが出来る内容となっています。

映画情報どっとこむ ralph 『ハイドリヒを撃て!』

物語・・・
祖国を守るために、無謀とも思われた任務を背負い大きな敵に立ち向かった2人の若き軍人が亡くなって75年。戦争とは何か、その先に何があるのか――大きな問いを投げかける映画『ハイドリヒを撃て!』は新宿武蔵野館他全国順次公開中です。本ニュースは8月28日(月)午前10:00解禁です。

***********************************

監督・脚本:ショーン・エリス
出演:キリアン・マーフィ、ジェイミー・ドーナン、ハリー・ロイド、シャルロット・ルボン、アンナ・ガイスレロヴァー
配給:アンプラグド
宣伝:アンプラグド・サルーテ・シャントラパ 
2016年/チェコ=イギリス=フランス/120分/5.1ch/シネスコ/カラー
   


モフモフ『ムーミン谷とウィンターワンダーランド』特報到着


映画情報どっとこむ ralph 1945年にフィンランドの作家、トーベ・ヤンソンによって発表されて以来、 絵本、コミックス、アニメーションとして、世界中の人びとから愛されている ムーミンの物語。

その映画最新作となるパペットアニメ『ムーミン谷とウィンターワンダーランド』の30秒の特報がこのたび完成!!!

本作『ムーミン谷とウィンターワンダーランド』は、原作者であるトーベ・ヤ ンソン自ら監修し、「大好きな作品」と語っていた1978年から82年にポーラ ンドで製作された短編テレビシリーズを、フィンランドにてデジタル・リマスター化、劇場版長編映画として完成させたパペットアニメ映画シリーズの 最新作。映画シリーズ初となる、冬のムーミン谷が舞台となっています。

今回リリースされた30秒の特報には、フワフワ、モフモフしたパペットなら ではの質感のもつあたたかさ、ムーミンらキャラクターたちの動きの愛らし さがふんだんに詰めこまれており、真っ白な雪景色の美しさとともに見る ものを魅了します。

なおこの特報の制作にあたっては、原作者トーベ・ヤンソンの誕生日であ る8月9日の「ムーミンの日」に開催されているファンイベントに集ったムーミンファンの皆さまにもご協力をいただきました。 今年8月9日、ニッショーホール(東京・港区)にて開催されたイベントにて、 内容の異なる特報のラフ映像を2バージョン、ファンの方にお披露目し、拍手でアンケートをとらせていただいた結果、より多くの支持を集めた バージョンが、今回の特報となっています。


ムーミン谷とウィンターワンダーランド
原題:『MOOMINS and the WINTER WONDERLAND』
物語のはじまりは、木の葉が舞い落ちる秋。好奇心いっぱいのムーミントロールはムーミン谷にまもなく訪 れる冬を感じようと出かけます。そこで知ったのは、まもなくやってくるという「クリスマス」の存在。

”クリスマスさん”っ て誰? どんな人? やがてムーミンが出会う不思議な冬の魔法、驚きの数々、そしてムーミン谷に訪れる最高の 夜・・・・・・。

ムーミンたちが初めてクリスマスを迎えるまでを描いた、心あたたまる物語。

2017年12月2日(土)より丸の内TOEIほか全国公開です。
***********************************


監督:ヤコブ・ブロンスキ、イーラ・カーペラン
配給:東映株式会社
©Filmkompaniet / Animoon
Moomin Characters ™
        


菅田将暉、ヤン・イクチュンらが本気で肉体駆使と!『あゝ、荒野』完成披露


映画情報どっとこむ ralph 寺山修司が、唯一遺した傑作小説を岸善幸監督で映画化。
菅田将暉と韓国映画『息もできない』の名優ヤン・イクチュンをダブル主演に迎えた『あゝ、荒野』が 10 月 7 日(土)前篇、10 月 21 日(土)後篇全国順次公開となります。

前篇の完成披露上映会に菅田将暉さん、ヤン・イクチュンさん、下あかりさん、モロ師岡さん、今野杏南さん、山田裕貴さん、 でんでんさん、木村多江さん、ユースケ・ ン マリアさん、岸善幸監督による舞台挨拶がおこなわれました!
ボクシングを通して現代の孤独に挑む若者の魂の叫びを闘うことでしかつながることのできない二人をイメージして
孤独をブチ壊せ!の文字をパンチで破って登場する演出から始まったイベント!

日時:8月27日(日)
会場:丸の内ピカデリー
登壇:菅田将暉、ヤン・イクチュン、木下あかり、モロ師岡、今野杏南、山田裕貴、でんでん、木村多江、ユースケ・ ン マリア、岸善幸監督

映画情報どっとこむ ralph 菅田さん:こんにちは!撮影中は鍛えてたのに衰えたのか、1発で敗れなくて・・・恥ずかしかった!前編156分を見に来てくれているのが嬉しいです。構えず観て下さい。ミニオンだと思って観て下さい!(笑)

ヤンさん:撮影中は頑張って鍛えてたんですが、今はおなかが出てしまいました。(笑)
と、菅田君をフォローするヤンさん。

木下さん:こんなに沢山の方の前で話すのは始めてなので、緊張しています。この日を迎えられて本当にうれしいです。
モロさん:劇中では病気で減量してたのですが・・・今年の熱さでその時より痩せています(笑)ふらふらです。
今野さん:映画の舞台挨拶が初めてで。この場に立ててとても光栄です。
山田さん:本当に素晴らしい映画になってます!観終えたときに、俺、ちゃんと今を生きてるかなと?皆さんにとって衝撃の作品になると思います。
でんでんさん:主役二人を鍛え上げる鬼コーチ。気合入れ過ぎて初日に指を怪我してしまいまして。大変でしたが頑張りました!
木村さん:この映画は胸の熱くなる、締め付けられる瞬間が沢山ある映画です。前編を見るお客様たち、すぐ後編を見たくなると思いますが。周りの方たちにその気持ちをお伝えください。
ユースケさん:皆さん!新年あけまして(菅田さん:おーい!)おととい前編後編イッキに観ました。凄い映画です。ふつうは1時間30分ぐらいが限界ですがこの映画は、途中映画トイレに1回。5時間ちょっと。目が離せないんです。前編はプロローグに過ぎません。
岸善幸監督:ミニオンを超えるべく作りました!(笑)愛のあるストーリーになってます!楽しんでください。

映画情報どっとこむ ralph 本当に体を絞っている二人、

菅田さん:一緒にトレーニングはしてなくて、撮影の半年前にお会いした時は20kg差ぐらいあって。僕は増量して、ヤンさんは減量して、同じ体重になってました。ヤンさん『息もできない』の怖い人ですからね、頑張りました。

ヤンさん:菅田さんのボクシング映像を観て、緊張しました。レベルを合わせないといけないので頑張りました。


男たちの熱い芝居の中、女優陣はどう挑んだのか?

木村さん:菅田さんとは近づけない心の持ちようでいたので、喋らないように決めたんです。でも、喋りたくて喋りたくて。でも我慢しました。それがつらかったです。

菅田さん:えっつ!嫌われてるのかと思ってました!そんなキャッキャしてる木村さんはじめてみました。

ユースケさん:いつもこの人こんなよ。

木下さんは、菅田さんと濡れ場からスタートの撮影で

木下さん:初めましての3分後ぐらいには裸なので。緊張したんですけど初日で良かったなと。最初にすべて見せてるので、内に抱えるものが多い役でしたが、乗り切りました。
一方、今野さんは、

今野さん:自殺研究会のメンバーが、みな闇を引きづって楽屋にいるので、撮影現場が緊張感であふれてました。

映画情報どっとこむ ralph ユースケさんは、菅田さん達の練習をずっと見守る鬼コーチ役。
ユースケさん:僕の愛する、菅田君、イクチュン、山田くん。胸が痛かったです。ボロボロになっていくんですよ。下で見てるのが苦しいんですよ。あれあたってるよね。

菅田さん:俺と山田はありにしてたんで。信頼関係でね。
山田さん:顔はあれですけど。ボディーは鍛えてたんで、腹って耐えられるんです。ボクシングしました。

菅田さん:その後少女漫画原作であったら、格好つけてんの!山田!(笑)

でんでんさん:何度もやるんだもんね。よくスタミナあるよ。

ユースケさん:でんでんさんが初日に突き指して、スパーリングね!凄いです。

ヤンさん:ボクシングジムの前が工事してて、工事の方が一人入ってきて、それがでんでんさんでびっくりしました。

菅田さん:ほんまやね。その通り。で、すぐその人にシバかれる。(笑)

でんでんさん:そのシーンで笑わないでね。
モロさん:イクチュンさん殴るシーンがあるんですが、息もできない観てたので怖い人を・・・叩いてもいいのだろうか。。。思い切り来てくださいと言われて、思い切りやりました

こだわりは

岸善幸監督:ボクシングも濡れ場も、みな体を鍛えて臨んでくれています。是非堪能してください。

映画情報どっとこむ ralph 最後に・・・

菅田さん:これから観る映画は、原作は60年代ですが、今も昔も孤独や寂しさは荒野のようだったり、その反面愛情に飢えてたりだと思うんです。過去を埋め、そして未来を向いていく映画です。大事に観て下さい。

物語・・・
かつて、母に捨てられた新次(菅田将暉)は兄のように慕う劉輝と共に詐欺に明け暮れていた。そんなある日、彼らは仲間の裕二らにより襲撃されてしまう。そして 2021 年新宿。行き場のないエネルギーを抱えた新次は劉輝を半身不随にした裕二への復讐を誓っていた。一方、同じ新宿で吃音(どもり)・赤面対人恐怖症に悩む”バリカン”こと 健二(ヤン・イクチュン)はいつも通り床屋の ッシュ配りをしていると、ひょんなことから新次と共に″片目“こと堀口からボクシングジ へと誘われる。言われるがままボクシングジ を 訪れた2人は、それぞれの想いを胸にト ー ングを始める。新次はボクシングで裕二への復讐を果たすため。バリカンは内気な自分を捨てるため。試合を重ね、徐々に名を挙げて行 く新次に対し特別な感情を抱くようになっていく健二。そのさなか、新次は宿敵・裕二との戦いに挑む。一方、バリカンもまた大きな決断を下し、新次との関係が変わろうとしていた…。

***********************************

出演:菅田将暉、ヤン・イクチュン、木下あかり、モロ師岡、高橋和也、今野杏南、山田裕貴、でんでん、木村多江、ユースケ・サンタマリア ほか
原作:「あゝ、荒野」寺山修司(角川文庫)
監督:岸 善幸 撮影:夏海光造
脚本:港岳彦/岸善幸
音楽:岩代太郎 主題歌:BRAHMAN「今夜」(NOFRAMES recordings/TOY’S FACTORY/TACTICS RECORDS)
制作・配給:スターサンズ
制作プロダクション: テレビマンユニオン HP: kouya-film.jp ©2017『あゝ、荒野』フィルムパートナーズ R15+


行定勲監督、原作の島本理生 登壇!『ナラタージュ』Perspectives APPLEイベント


映画情報どっとこむ ralph 2006年版「この恋愛小説がすごい」の第1位に輝いた作家・島本理生による禁断の純愛物語を、嵐の松本潤主演で映画化した『ナラタージュ』(10月7日全国公開)。

本作の公開を記念し、本作の行定勲監督と原作者の島本理生先生が、Apple 銀座で開催されたToday at Apple プログラムのクリエーター同士による対談セッション「Perspectives」に登壇。

本作の制作秘話はじめ、お互いの作品から感じたことなど、ファンの前でトークを展開しました。

映画『ナラタージュ』 Perspectives
日時: 8月25日(金)
場所: Apple 銀座
登壇者:映画監督 行定勲監督、原作者 島本理生

映画情報どっとこむ ralph 行定監督が司会進行も兼ねる形で対談がはじまると、まずは本作映画化までの話題に。

原作小説『ナラタージュ』出版直後から映画化の話はあがっており、小説を読んで

行定監督:やらないわけにはいかない!

と前のめりだったが、諸々の条件から実現には至らず。未成年向けの恋愛映画がトレンドになりつつあった時勢も影響し、なかなか製作が始まらなかったとそう。対する原作者の島本先生は、映画化は念願であったものの、実現するならベストな形を望んでおり、無理せず良い時期が来るよう願っていたことを明かしました。

そして10年の構想を経てついに完成した本作。

出来上がった映画を見た島本先生は、直近まで見ていたいろんな映画を忘れるほど放心状態になったそうで、
島本先生:ひとつひとつの場面が強烈に残っています。人間の感情がしっかり捉えられていて、それはヨーロッパ映画の特権だと思っていたから、日本の恋愛映画でもできるんだという感動がありました。こういう映画が出来上がって嬉しいです。

原作と違う映画オリジナルのラストについても、

島本先生:違和感はなかった。小説は文章が淡々としていますが、映像で見るとインパクトが強まり、全体のバランスや演出も良かったです。

と映画ならではの結末についても絶賛した。

行定監督:さっきまでハッピーだったのにある一言で暗雲が立ち込めたり、良かれと思ったことがマイナスになったり、そういう恋愛の“あや”が島本作品の面白いところ。

と原作の魅力に言及。映画では、恋愛における「言葉にしたいけど言葉にできない感情」を、役者の表情の移り変わりでじっくり見せることにこだわったのだそう。

その結果・・・・
当初編集したバージョンは上映時間が3時間半になったことを告白。最終的に2時間20分におさまったが、丁寧に恋愛を描くには時間が必要であるとしてそのこだわりを語りました。

映画情報どっとこむ ralph 続いてキャストやキャラクターについて、まずは松本潤さんが演じた葉山貴司先生の話題に。

原作者である島本先生が、映画化に際し唯一気にしていたキャラクターが葉山先生で、リクエストは「マッチョじゃない人」だったと言う。それをヒントにしつつ、

行定監督:日本に葉山先生がいないから、トニー・レオンに頼もうと思った。
と語るほど、葉山先生役のキャスティングは難航したことを振り返り、小川真司プロデューサーから松本さんを薦められると、根は正義感で固まっていてどこか完璧主義者な印象のある松本さんを「あり」だと感じ、「日本にいない葉山先生」をふたりで作っていくことを決意。

松本さんに対して、「自分を封印して輪郭をぼかす」「いつも120%の目力を40%にする」といった提案を行い、メガネをかけチャームポイントの眉毛も前髪で隠すなど、外見から変えることでキャラクターの内面を作っていったことを明かにしました。

島本先生も、そんな松本さん演じる葉山先生像を絶賛。

島本先生:定まりきらない表情の演技がすごくて、見終ったあとも頭に残っている。良い意味で普段の松本さんとギャップがありました。

とその魅力を語った。

映画情報どっとこむ ralph ヒロインの工藤泉を演じた有村さんについては、

行定監督:僕の泉像に一番ぴったりだった。彼女が今の時代にいてくれてよかった。

と絶賛。特に、つかみどころのない葉山先生を前にした泉の、内に怒りを秘めた表情が素晴らしいとして、行定監督はあえて「すごく不細工な顔」と表現。それに対し、有村さんも「気持ちが伝わって嬉しい」と喜んでいたことして、真摯に役に向き合っていた姿を語った。

島本先生:有村さんの芯の強さや、一途に先生を想い続けるヒロイン像が、映画全編から感じられて素晴らしかった。

と改めて称賛を贈りました。

そんな有村さん演じる泉に恋をし、やがて嫉妬に狂っていく小野怜二役を演じた坂口健太郎さんについて、

行定監督:初めて仕事をしたけど、器用さを持っていて軽やかな人。

と表現。劇中で最も感情の起伏が激しく、ひとりの人間が唐突に変わっていく姿を演じきったが、

島本先生:正直原作者としてほぼ100点満点!すごい再現率の高さ。

と興奮気味にコメント。細かい感情の表現を絶賛し、

島本先生:坂口さんは本当に小野君だと思った。

と熱く語りました。

映画情報どっとこむ ralph 最後に・・・

会場に訪れたファンからのQ&Aを実施。本作の執筆当時「この俳優にキャラクターを演じてほしい」というイメージがあったか聞かれ

島本先生:読者の方のイメージに近くないと思うけど、昔からすごく好きな俳優さんがいて…渡部篤郎さん。

と告白。会場からも、女性ファンを中心に感嘆の声が漏れた。そこで行定監督が、実は渡部さんも候補としてよぎったことを明かすも、

行定監督:でも僕と同い年だから。

と語ると会場は大爆笑。終始和やかな雰囲気で対談が終了した。

映画『ナラタージュ』は10月7日(土)全国ロードショー。

「Perspectives」とは
影響力のあるクリエイターたちが自身のクリエイティブな制作過程を語ったり、才能を披露する Today at Apple の人気プログラムです。

物語・・・
壊れるくらい、あなたが好きでした。
大学2年生の春。泉のもとに高校の演劇部の顧問教師・葉山から、後輩の為に卒業公演に参加してくれないかと、誘いの電話がくる。葉山は、高校時代、学校に馴染めずにいた泉を救ってくれた教師だった。卒業式の日の誰にも言えない葉山との思い出を胸にしまっていた泉だったが、再会により気持ちが募っていく。二人の想いが重なりかけたとき、泉は葉山から離婚の成立していない妻の存在を告げられる。葉山の告白を聞き、彼を忘れようとする泉だったが、ある事件が起こる――。
***********************************

松本 潤 有村架純 
坂口健太郎 大西礼芳 古舘佑太郎 神岡実希 駒木根隆介 金子大地/市川実日子 瀬戸康史
監督:行定勲 
原作:島本理生(「ナラタージュ」角川文庫刊) 
脚本:堀泉杏  音楽:めいなCo.
主題歌:「ナラタージュ」 adieu(ソニー・ミュージックレコーズ) / 作詞・作曲:野田洋次郎
配給:東宝=アスミック・エース  
©2017「ナラタージュ」製作委員会