映画情報どっとこむ ralph 世界に誇る日本の大怪獣<ゴジラ>が、米航空宇宙局(NASA)と世界の研究機関からなる“フェルミ・ガンマ線宇宙望遠鏡”研究チームから “星座”に認定されました。

今回「ゴジラ」が認定されたのは、フェルミ・ガンマ線宇宙望遠鏡を搭載した観測衛星の打ち上げ10周年と、人間の肉眼で見える星の数に匹敵する3,000以上の天体を発見したことを記念して新たに作成された、「ガンマ線天体を線で結んだ22星座」になります。


(「オリオン座」「カシオペヤ座」など、一般的に知られている88の星座を定義しているのは、別組織である国際天文学連合(IAU)になります。)

選定の理由は、チームの研究対象である高エネルギー天体(ブラックホールなど)の周囲で発生している、ガンマ線粒子がジェット状に光を放つ「ガンマ線バースト」と呼ばれる現象が、「ゴジラ」が放つ放射熱線と類似していることによります。今回発表された22の星座は、「超人ハルク」、「星の王子さま」など、宇宙やSFに関連があるキャラクターも含まれています。

NASAホームページのゴジラ星座図ページ 
https://fermi.gsfc.nasa.gov/science/constellations/

第1作の『ゴジラ』(1954)が公開されてから64年。現在までに国内で計29作品が製作され、第29作目にあたる『シン・ゴジラ』で、シリーズ累計観客動員数はついに1億人を突破し、邦画実写シリーズ作品での歴代最高記録を達成。
昨年は、映画以外にも、初となる誕生祭「ゴジラ・フェス2017」が大成功をおさめ、今年も11月3日に「ゴジラ・フェス2018」を開催することが決定しています。
11月9日には、アニメーション映画シリーズ最終章となる『GODZILLA 星を喰う者』も公開を控えています。
その人気は日本に留まらず、2019年にはハリウッド版『ゴジラ:キング・オブ・ザ・モンスターズ(原題)』も公開予定です。
2019年に誕生から65周年を迎える<ゴジラ>は、これから増々進化し続けます。

■NASA ホームページに掲載のゴジラに関する記述より抜粋
ゴジラは映画界で最も有名なモンスターの1つに数えられ、日本の大衆文化の最も象徴的なシンボルである。
ゴジラのトレードマークとして放射熱線がある。
これは、ブラックホールと中性子星に関連する「ガンマ線バースト」と類似している。
フェルミ(宇宙望遠鏡)のガンマ線観測では、毎日、宇宙のどこかで発生する巨大なバーストを記録しているが、これらはゴジラさえ嫉妬させるだろう。

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NASA提供
TM&(C)TOHO CO., LTD.
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