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荒牧伸志監督&松本勝監督&臼井伸二『スターシップ・トゥルーパーズ』創作秘話トーク@Apple 銀座


映画情報どっとこむ ralph 昆虫型生命体“バグ”と人類の戦争をポール・バーホーベン監督が描いた90年代を代表するSF映画傑作『スターシップ・トゥルーパーズ』。

今だ根強いファンに支持されているこの作品の公開20周年を記念して製作されたシリーズ第5作目となる劇場版長編フルCG映画『スターシップ・トゥルーパーズ レッドプラネット』の日本公開が、いよいよ2月10日(土)に公開(日本語吹き替え版のみ)となります。

この度、1月27日(土)にApple 銀座で開催された「Perspectives」に、荒牧監督と松本監督とコンセプト・アーティストの臼井伸二さんが登壇し、トークセッションを行いました!

『スターシップ・トゥルーパーズ レッドプラネット』Perspectives
日時:1月27日(土)
場所:Apple 銀座
登壇:荒牧伸志監督、松本勝監督、コンセプト・アーティスト臼井伸二

映画情報どっとこむ ralph 会場は満席、立ち見が出るほど。関心の高さがうかがえるイベント。

荒牧伸志監督と松本勝監督、スペシャルゲストとして登場したコンセプト・アーティストの臼井伸二さんが登場すると、会場は大きな拍手に包まれました。


本作制作の経緯/役割分担について

荒牧監督:たまに、公開前でもまだ出来上がっていないということもあるのですが(笑)、吹き替えをして出来上がっていますので、今回は落ち着いた初日を迎えると思います。製作の経緯としては、2015年の頭に、ソニーのプロデューサーから、前の作品の続きを作らないかという話があり始めました。前作の興行収入がよかったのと、エド(脚本家)がインベンションを見て、またやろうよと言ったからだと思います。全員SOLA DIGITAL ARTSに所属しています。エドに会う前にまずどうやりたいかを考え、2015年夏にソニーとミーティングしたら、反応がよかったんです。上がってきたシナリオをベースにしてスカイプでやりとりした。なかなか出来上がってこないときはスカイプ中に喧嘩にもなったりもしました(笑)。その段階から臼井さんに絵にしてもらって、物語を膨らましていきました。

と、いきなり内情を明かすと

臼井さん:脚本には映画の舞台となる火星等、キーワード的要素、情報はあるので、聞きつつ膨らませています。

松本監督:前作はスーツ、マローダ等もありましたが、今回はそこまでやらず、クオリティをアップしていきました。メカのおもしろさを膨らませようと考えました。従来だと肩の可動域が狭くなりますが、そこを薄くしてランチャーを付ける等しています。

とメカへのこだわりを披露。

映画情報どっとこむ ralph 映像ができるまでの工程など

絵コンテに関して

荒牧監督:1枚の紙に4、5コマの絵が描かれ、脇にショットの内容を文字で表します。全部で1300ショット程度、400ぺージになります。映像としての設計図です。松本さんはきっちり書くけれど、僕はいい加減です」と語り笑いを誘っていた。また「臼井さんがアイデアを100出してくれても、使われるのは10~20ぐらいです。エドやプロデューサーが出したのも却下でした。ただ、大量にバグを登場させるなど、当初からやりたかったことは守れるように考えてきました。

と語ります。モーションキャプチャーに関しては、

荒巻監督:アメリカから俳優をオーディションで呼んで200時間ぐらいの撮影を行いました。黒いもじもじくんのような衣装を着て、身体に光るマーカーをつけ、カメラを30~40台の前で動いてもらっています。

またフェイシャルキャプチャーも、

荒巻監督:顔と頭にカメラ直接つけて行います。表情のある役者を選ばないと、表情が出ません。

と語ると、

松本監督:CGで映像を作る作業は、派手なようですが、実は泥臭くて地味です。バグが大量にやってくるシーンは、ワンシーン1~2日かかっていますから。

と吐露。

荒牧監督、松本監督、そして臼井氏が制作サイドの強い思いを語ると共に、制作現場のスタッフの努力と現場に携わる魅力が明かされた大盛況のイベントは幕を閉じました。

映画情報どっとこむ ralph 邦題:スターシップ・トゥルーパーズ レッドプラネット
原題:STARSHIP TROOPERS: TRAITOR OF MARS


2018.2.10  2週間限定全国ロードショー[吹替版のみ]
公式HP:
http://sst-mars.jp/

公式twitter:
@sst_mars

はぐれ小隊VSバグVS連邦軍、火星を制するのは誰だ!
舞台は地球の植民惑星となった火星。戦争とは無縁のこの星で、歴戦の猛者リコは“はぐれ小隊”と呼ばれる落ちこぼれ新兵の訓練に当たっていた。だが、平和であるはずの火星に、突如バグの群れが出現する。背後には、地球の総司令官の陰謀が潜んでいた。戦士の自我を取り戻すため、そして火星を守るため、リコははぐれ小隊を率いて立ち上がる。先に待つのは救済か、地獄か――!?
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声の出演:
小山力也/上坂すみれ/小野賢章/喜多村英梨/内田彩/寺島惇太/=LOVE
佐々木舞香(=LOVE) 諸橋沙夏(=LOVE)

原題:/監督:荒牧伸志 松本勝/脚本:エド・ニューマイヤー/プロデュース:ジョ
セフ・チョウ
エグゼクティブ・プロデューサー:キャスパー・ヴァン・ディーン エド・ニューマイヤー 鎌形英一/プロデューサー:西 雅太郎 橋本トミサブロウ/音楽:高橋哲也/制作:SOLA DIGITAL ARTS
企画・製作:Lucent Pictures Entertainment  Sony Pictures Worldwide Acquisitions
配給:KADOKAWA
© 2017 Sony Pictures Worldwide Acquisitions Inc., All Rights Reserved.
    


ジェフ・ミルズ x 大森立嗣監督『光』映画音楽をApple 銀座で語った!


映画情報どっとこむ ralph 11月25日(土)から公開することになりました、三浦しをん原作・大森立嗣監督、井浦新主演による映画『光』。

三浦しをんの小説で人気の高い本作を、『さよなら渓谷』、『まほろ駅前』シリーズの大森立嗣監督の手によりついに映画化。かねてからの競演を望んでいた井浦新と瑛太の狂気と怪物性、そして長谷川京子、橋本マナミの色気と母性がスクリーンに吸い込まれるような熱情を放ち、苛烈なる人間ドラマがここに誕生しました。大森監督からの熱い要望に応え、劇中の音楽を世界的なテクノ・ミュージックの巨匠、ジェフ・ミルズが担当した本作。

日本映画界をけん引する大森立嗣と、世界で活躍するジェフ・ミルズとの新たな挑戦は、今までにない映像と音楽のぶつかり合いを生み出しました。今回、公演のために来日しているジェフ・ミルズと大森立嗣監督のトークイベントを急きょ実施。質疑応答も絡めつつ、トップクリエイター2人の映画『光』の製作の舞台裏に関してたっぷりとお話いただきました。

日程:11月14日
場所:Apple 銀座
登壇:ジェフ・ミルズ、大森立嗣監督

映画情報どっとこむ ralph ライブにて来日中だったジェフ・ミルズの登壇が急遽決定し、Appleストア銀座にて実現した今回の貴重なトークイベント。映画ファンや音楽ファンが多く集まる中、2人は拍手で迎えられた。


まず、『光』を映画化した経緯を聞かれた大森監督。
原作の三浦しをんさんとタッグを組むのは『まほろ駅前』シリーズから3度目。原作を読み、自身の映画作りを一度リセットして新たにチャレンジをしたいタイミングに『光』の内容がリンクしていたという。作品を構成するあらゆる要素がチャレンジングな本作、音楽ももちろんそれに該当。

今回、ジェフに音楽をオファーするまでの経緯を聞かれ

大森監督:父親(麿赤児)の音楽(大駱駝艦の舞台)をジェフさんがやられていて、“おもしろい!”“なんだこの音楽は!”と思っていました。オファーはなかなか勇気がいることでした。

と、ハードルがあったことも明かした。しかし今回は、

大森監督:人の心に、引っかかりや違和感、傷が残せるんじゃないかと思った。普通に考えたら弦楽器とかでメロディを入れればある程度ハマってくるだろうと想像できたけど、それをやっちゃうと変わらないんじゃないかと。そこで勇気を出してジェフさんにお願いしてみようと思ったんです。

と明かしました。


日本映画の音楽を担当するのは初めてだったというミルズさん。
大森監督からオファーを受け、映画が完成する前のラッシュを観た時のことを

ミルズさん:この映画に合う音楽は、逆に“ギクシャク”したような、パズルが合わない音楽にすべきじゃないかなと感じた。

と振り返り、実際に音楽を製作するに当たって、今までとは異なるアプローチで製作をしたという。あえて古いマシンを使い、

ミルズさん:チューニングを外したり、自然と作られるマシンの奇妙な音やトーンを中心にて曲を作った。音にまで人格があるようなものができた。

と語った。

そうして出来上がった音楽を受け取った大森監督は、映像に合わせた時

大森監督:全く想像していなかったものになって、井浦新が宇宙人に見えた。(ロケ地である)川崎が別の惑星に見える瞬間があった。どのタイミングで、どの音楽を入れるかっていうことは一番大変だった。

と明かし、編集中にもミルズさんとコミュニケーションを取っていたという。

ミルズさん:最終的には、音楽が登場人物たちの“意識”になればいいなと思っていた。状況に応じて強調したり、台詞がなくても音楽で語るようになればいいと思っていました。

と語った。

映画情報どっとこむ ralph 出来上がった作品を観て・・・

ミルズさん:大変満足しています。音楽が入って更に“ストレインジ”になった。

と語り、本作を“ドラマ以上、ホラー未満”と独特な言葉で表現。更に

ミルズさん:ぐるぐる回る螺旋のような、奈落に引き込まれていくような、より深いどこかに自分が落ちていくような・・・言葉で言い表せないが、観終わった時に忘れられない作品。

と絶賛した。

大森監督も自分で完成した作品を観た感想を聞かれ、

ミルズさん:自分で作っておきながら、既視感があまりなかった。わからないものと出会ってる感覚。わからないものと出会った時に、どんな視点を向けられるのかということを試されている感覚で、自分でも面白いと思った。

と自信を覗かせた。

最後に

大森監督:わかりやすいものとは違う、歯ごたえのある映画を是非観て頂きたい」とアピールし、濃密なトークイベントは終了した。

公式HP:http://hi-ka-ri.com/

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井浦新 瑛太 長谷川京子 橋本マナミ  南果歩 平田満
監督・脚本:大森立嗣 
原作:三浦しをん(「光」集英社文庫刊) 
音楽:ジェフ・ミルズ 
配給:ファントム・フィルム 
©三浦しをん/集英社・©2017『光』製作委員会 


『gifted/ギフテッド』マーク・ウェブ来日 x mito(クラムボン)対談 at Apple銀座 Perspectives


映画情報どっとこむ ralph この度、『(500)日のサマー』でセンセーショナルなデビューを飾ったマーク・ウェブ監督が再びFOXサーチライト・ピクチャーズからお届けする、ハートウォーミング・ファミリードラマの傑作となる『gifted/ギフテッド』(原題:gifted)が11月23日(木・祝)より日本公開となります。

この度、公開を記念して、Apple 銀座で開催される「Perspectives」に、マーク・ウェブ監督とミュージシャンとしてだけでなく劇場アニメ映画『心が叫びたがってるんだ。』の劇伴なども手掛けているクラムボンのmitoさんが登壇し、トークセッションを実施しました!

映画『gifted/ギフテッド』Perspectives
日時:10月12日(木)
場所:Apple 銀座 / 3F シアター
登壇:映画監督:マーク・ウェブ、ミュージシャン:mito(クラムボン)

映画情報どっとこむ ralph 世界的に高く評価される映画監督と、日本を代表する音楽クリエイターの貴重な話を聞こうと会場には大勢の観客が押し掛け、いまかいまかとイベントスタートを待ちわびるなか、マーク・ウェブ監督とクラムボンのミトさんが登場し、会場は大盛り上がり!!!

大きな拍手で迎えられた
ウェブ監督:今日はこんなに素敵なイベントに呼んでくれてありがとう!この映画は観客のみんなにただあたたかい気持ちになってもらいたいという思い一心で撮った作品なんだ。気に入ってもらえると嬉しいよ。

続けて

mitoさん:僕は、この映画の音楽の使い方がとてもシンプルで、生活に密着したような形で使われていることにとても親近感を感じました。今日はマークの世界観と音楽が近い理由を知れたらいいなと思っています。

とそれぞれ挨拶しました。


日本でも大ヒットした『(500)日のサマー』を制作する前はミュージックビデオを手掛けていたというマーク・ウェブ監督。

ウェブ監督:僕は10年間ミュージックビデオを撮っていたんだけど、そこでは最初に音楽を聴いて、どういった映像が合うんだろうという制作の仕方をしていたんだ。でも映画は後から音楽をつけるという真逆の作業だったから当時はすごく違和感を感じていたよ。『(500)日のサマー』ではまずサウンドトラックを作った。主人公のトムの思考や彼が何を考えているのかというのを基準に音楽を選んだから、それぞれの曲の歌詞はそのシーンやキャラクターたちの心情を説明していることが多いよ。僕にとっては楽しい作業だったね。

と当時の撮影を振り返りました。一方、

mitoさん:『(500)日のサマー』を観て僕がすごくショックだったのは、主人公のトムが好きな女の子の前でカラオケするシーンで、ピクシーズの「ヒア・カムズ・ユア・マン」を歌わせるところ。凄くキャッチーで面白かったですね。あそこで綺麗にピクシーズを入れて、さらにエレベーターではスミスを入れるのは、本当にそのシーンに寄り添っていて良かったですね。

と感銘を受けた様子でコメントしました。

映画情報どっとこむ ralph
また、劇場アニメ映画『心が叫びたがっているんだ。』で劇伴を手掛けたmitoさんは

mitoさん:あの映画ではクラシック音楽を使うっていうテーマがあったのですが、観客の皆さんにクラシックをどうカジュアルに聴いていただけるのかということを試行錯誤したので、マークの葛藤とシンクロする部分はあるのかなって思いましたね。

とコメント。mitoさんの話を受けたマークが

ウェブ監督:みんなの心に届きやすいものというのは大事だと思うけれど、そうすると”気に入ってもらえるもの”と”かっこよさのあるもの”が反比例するよね。mitoは、自分の音楽作るときと、劇伴を手掛ける時とどういう折り合いをつけているのかな?

と質問すると、

mitoさん:全然違うものだと思いますね。映画は画とそのシーンに寄り添うことが最優先。『心が叫びたがっているんだ。』で、クライマックスの「悲愴」と「オーバー・ザ・レインボー」を合体して歌うという案を考えたのは僕なんですけど、あの曲でシナリオすべてが変わったんです。シンプルだけど、誰もが驚くクライマックスを音楽で作ることが劇伴の到達点だと、僕は思いましたね。

と明かしました。

マークは『gifted/ギフテッド』の音楽について問われると、

ウェブ監督:この映画の舞台は、セントピーターズバーグっていうフロリダの街なんだけど、その街の質感を再現できる音楽をつけるように努力したよ。実は、キャット・スティーヴンスの「ザ・ウィンド」を最後まで入れるのを悩んだんだ。あまりにもありがちだなって。でもこの映画は、映画が好きな人にも、馴染みがない人たちにも気に入ってもらえるように作りたかったし、この曲ならメアリーだって好きになってくれるんじゃないかなって思っていれることに決めたよ。

と明かしました。

mitoさん:僕はシェールとティナ・ターナーの「シェイム、シェイム、シェイム」でメアリー(マッケナ・グレイス)とロバータ(オクタヴィア・スペンサー)でデュエットしているシーンが大好きですね。各キャラクターの緊張感が上がっていくなかで、それぞれの感情の差がうまくブレンドされていたと思います。

とコメント。それに対し

ウェブ監督:ここでは観客に一息ついてほしかった。通常の家族ではないけど、母親代わりのようにかわいがっている近所のおばさん(ロバータ)と、明るい生活で元気に育っていくメアリーの姿を感じてほしいと思ったんだ。

と明かしました。

映画情報どっとこむ ralph 続いて話題が、劇中で子役とは思えないほど圧倒的な存在感を醸し出しているマッケナ・グレイスに飛ぶと、

ウェブ監督:クリス・エヴァンスとメアリーを演じることが出来る子役を見つけないと、この映画は完成しないと話していて、100人以上もの子たちとオーディションしたんだ。ある日部屋に入ってきたのがマッケナで、とても愉快な子だった。ホチキスを猫に見立てて遊んだりしてね。最後に、”泣き叫ぶシーンをやってもらおう”っていったら”5分ください”と言って部屋からいなくなったんだ。戻ってきたら、彼女はすでに出来上がっていて、感情を爆発させて大号泣してくれた。その時に”この子しかいない”と思ったよ。自分のなかにある大きな芯を、感情で表現することは大人でも難しい。まさに演技力でキフテッドがある子だと思う。

と大絶賛!また、

mitoさん:マッケナちゃんは日本人受けする女の子ですよね。『アイ・アム・サム』のダコタ・ファニングに似たような才能を感じます。劇中の彼女の演技は完璧で、完璧だからこそこの映画に活きるんですよね。すでにインスタで注目を集めているし、素晴らしい子役だと思います。

とコメント。するとマークは

ウェブ監督:僕も彼女のインスタを見たよ。彼女の東京愛凄かったよね。先日まで来日していたマッケナのインスタに触れ、笑顔になりました。

映画情報どっとこむ ralph
最後に、

mitoさん:僕は、普段から着飾っているつもりはなくて、日常のなかにある2秒くらいの出来事を音楽にするためにクラムボンをやっているんですが、監督の映画に触れて、どの世界でも日常的なことを、つぶさなことをエンターテイメントにできる人がいるんだなって知ることが出来て、とても勇気づけられました。監督とは、またなにか一緒に造れるといいな。

ウェブ監督:今日は来てくれてありがとう!この映画は僕がシンプルに映画を作りたいという気持ちから制作したんだ。ただ楽しい気持ちで、素晴らしいスタッフとキャストで作った。だからこの映画を観て、みんなにも楽しんでほしい!

と笑顔で締めくくりました!


イベント後は、会場に駆け付けた熱狂的なファンのサインや写真撮影にも快く対応したマーク!濃厚なトークとまさに神対応といえるサービスっぷりで、ファン垂涎モノのイベントは和やかな雰囲気のなか幕を閉じました。

公式サイト:
http://gifted-movie.jp/
公式Twitter:
@foxsearchlightj

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監督:マーク・ウェブ『(500)日のサマー』
キャスト:クリス・エヴァンス、マッケナ・グレイス、ジェニー・スレイト、リンゼイ・ダンカン、オクタヴィア・スペンサー
全米公開:4月12日
原題:gifted
配給:20世紀フォックス映画
(C)2017 Twentieth Century Fox


行定勲監督、原作の島本理生 登壇!『ナラタージュ』Perspectives APPLEイベント


映画情報どっとこむ ralph 2006年版「この恋愛小説がすごい」の第1位に輝いた作家・島本理生による禁断の純愛物語を、嵐の松本潤主演で映画化した『ナラタージュ』(10月7日全国公開)。

本作の公開を記念し、本作の行定勲監督と原作者の島本理生先生が、Apple 銀座で開催されたToday at Apple プログラムのクリエーター同士による対談セッション「Perspectives」に登壇。

本作の制作秘話はじめ、お互いの作品から感じたことなど、ファンの前でトークを展開しました。

映画『ナラタージュ』 Perspectives
日時: 8月25日(金)
場所: Apple 銀座
登壇者:映画監督 行定勲監督、原作者 島本理生

映画情報どっとこむ ralph 行定監督が司会進行も兼ねる形で対談がはじまると、まずは本作映画化までの話題に。

原作小説『ナラタージュ』出版直後から映画化の話はあがっており、小説を読んで

行定監督:やらないわけにはいかない!

と前のめりだったが、諸々の条件から実現には至らず。未成年向けの恋愛映画がトレンドになりつつあった時勢も影響し、なかなか製作が始まらなかったとそう。対する原作者の島本先生は、映画化は念願であったものの、実現するならベストな形を望んでおり、無理せず良い時期が来るよう願っていたことを明かしました。

そして10年の構想を経てついに完成した本作。

出来上がった映画を見た島本先生は、直近まで見ていたいろんな映画を忘れるほど放心状態になったそうで、
島本先生:ひとつひとつの場面が強烈に残っています。人間の感情がしっかり捉えられていて、それはヨーロッパ映画の特権だと思っていたから、日本の恋愛映画でもできるんだという感動がありました。こういう映画が出来上がって嬉しいです。

原作と違う映画オリジナルのラストについても、

島本先生:違和感はなかった。小説は文章が淡々としていますが、映像で見るとインパクトが強まり、全体のバランスや演出も良かったです。

と映画ならではの結末についても絶賛した。

行定監督:さっきまでハッピーだったのにある一言で暗雲が立ち込めたり、良かれと思ったことがマイナスになったり、そういう恋愛の“あや”が島本作品の面白いところ。

と原作の魅力に言及。映画では、恋愛における「言葉にしたいけど言葉にできない感情」を、役者の表情の移り変わりでじっくり見せることにこだわったのだそう。

その結果・・・・
当初編集したバージョンは上映時間が3時間半になったことを告白。最終的に2時間20分におさまったが、丁寧に恋愛を描くには時間が必要であるとしてそのこだわりを語りました。

映画情報どっとこむ ralph 続いてキャストやキャラクターについて、まずは松本潤さんが演じた葉山貴司先生の話題に。

原作者である島本先生が、映画化に際し唯一気にしていたキャラクターが葉山先生で、リクエストは「マッチョじゃない人」だったと言う。それをヒントにしつつ、

行定監督:日本に葉山先生がいないから、トニー・レオンに頼もうと思った。
と語るほど、葉山先生役のキャスティングは難航したことを振り返り、小川真司プロデューサーから松本さんを薦められると、根は正義感で固まっていてどこか完璧主義者な印象のある松本さんを「あり」だと感じ、「日本にいない葉山先生」をふたりで作っていくことを決意。

松本さんに対して、「自分を封印して輪郭をぼかす」「いつも120%の目力を40%にする」といった提案を行い、メガネをかけチャームポイントの眉毛も前髪で隠すなど、外見から変えることでキャラクターの内面を作っていったことを明かにしました。

島本先生も、そんな松本さん演じる葉山先生像を絶賛。

島本先生:定まりきらない表情の演技がすごくて、見終ったあとも頭に残っている。良い意味で普段の松本さんとギャップがありました。

とその魅力を語った。

映画情報どっとこむ ralph ヒロインの工藤泉を演じた有村さんについては、

行定監督:僕の泉像に一番ぴったりだった。彼女が今の時代にいてくれてよかった。

と絶賛。特に、つかみどころのない葉山先生を前にした泉の、内に怒りを秘めた表情が素晴らしいとして、行定監督はあえて「すごく不細工な顔」と表現。それに対し、有村さんも「気持ちが伝わって嬉しい」と喜んでいたことして、真摯に役に向き合っていた姿を語った。

島本先生:有村さんの芯の強さや、一途に先生を想い続けるヒロイン像が、映画全編から感じられて素晴らしかった。

と改めて称賛を贈りました。

そんな有村さん演じる泉に恋をし、やがて嫉妬に狂っていく小野怜二役を演じた坂口健太郎さんについて、

行定監督:初めて仕事をしたけど、器用さを持っていて軽やかな人。

と表現。劇中で最も感情の起伏が激しく、ひとりの人間が唐突に変わっていく姿を演じきったが、

島本先生:正直原作者としてほぼ100点満点!すごい再現率の高さ。

と興奮気味にコメント。細かい感情の表現を絶賛し、

島本先生:坂口さんは本当に小野君だと思った。

と熱く語りました。

映画情報どっとこむ ralph 最後に・・・

会場に訪れたファンからのQ&Aを実施。本作の執筆当時「この俳優にキャラクターを演じてほしい」というイメージがあったか聞かれ

島本先生:読者の方のイメージに近くないと思うけど、昔からすごく好きな俳優さんがいて…渡部篤郎さん。

と告白。会場からも、女性ファンを中心に感嘆の声が漏れた。そこで行定監督が、実は渡部さんも候補としてよぎったことを明かすも、

行定監督:でも僕と同い年だから。

と語ると会場は大爆笑。終始和やかな雰囲気で対談が終了した。

映画『ナラタージュ』は10月7日(土)全国ロードショー。

「Perspectives」とは
影響力のあるクリエイターたちが自身のクリエイティブな制作過程を語ったり、才能を披露する Today at Apple の人気プログラムです。

物語・・・
壊れるくらい、あなたが好きでした。
大学2年生の春。泉のもとに高校の演劇部の顧問教師・葉山から、後輩の為に卒業公演に参加してくれないかと、誘いの電話がくる。葉山は、高校時代、学校に馴染めずにいた泉を救ってくれた教師だった。卒業式の日の誰にも言えない葉山との思い出を胸にしまっていた泉だったが、再会により気持ちが募っていく。二人の想いが重なりかけたとき、泉は葉山から離婚の成立していない妻の存在を告げられる。葉山の告白を聞き、彼を忘れようとする泉だったが、ある事件が起こる――。
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松本 潤 有村架純 
坂口健太郎 大西礼芳 古舘佑太郎 神岡実希 駒木根隆介 金子大地/市川実日子 瀬戸康史
監督:行定勲 
原作:島本理生(「ナラタージュ」角川文庫刊) 
脚本:堀泉杏  音楽:めいなCo.
主題歌:「ナラタージュ」 adieu(ソニー・ミュージックレコーズ) / 作詞・作曲:野田洋次郎
配給:東宝=アスミック・エース  
©2017「ナラタージュ」製作委員会


是枝監督が坂元裕二から影響受けた!とは?『三度目の殺人』Appleイベント


映画情報どっとこむ ralph この度、是枝裕和監督 最新作『三度目の殺人』が、いよいよ9月9日(土)より公開が迫ってきています!

監督が近年描いてきたホームドラマから一転し、かねてより挑戦したいと考えていた法廷を舞台にした心理サスペンスです。

この度、本作の公開を記念して、Apple 銀座で開催される「Perspectives」に、是枝裕和監督と「最高の離婚」「カルテット」などのテレビドラマや映画作品を多数手がける脚本家の坂元裕二さんが登壇し、トークセッションをおこないました。
イベントでは、是枝さんの映画と坂元さんが執筆したドラマの隠された共通点を語り合うなど、映画ファン垂涎もののトークが繰り広げられ大盛り上がり!イベントの後半では観客からの質問を受け、観客も大満足のイベントとなりました!

映画『三度目の殺人』 Perspectives
日時: 8月25日(金)
場所: Apple 銀座
登壇者(敬称略):映画監督 是枝裕和、脚本家 坂元裕二

映画情報どっとこむ ralph 立ち見の出る程の満席の会場に是枝裕和監督と坂元裕二さんのお二人が登場すると、大きな拍手が巻き起こりイベントがスタート。
坂元さん:僕はもうすでに『三度目の殺人』を観たんですが、観れば観るほど、どんどん面白くなっていって、とてもよかったです。

と本作を絶賛。
福山さんと役所さんへのオファーについて

是枝監督:福山さんとは『そして父になる』のときから、いくつかやりたいとお話していたプロットがあったんですが、どれも着地しなかったんです。そこで、今回のアイデアを思いついて、A4用紙3~4枚のものでオファーしました。役所さんに関しては、そのあとのロングプロットになった時点でお声がけをしました。

と明かしました。

坂元さん:これまで演じてきたどの役所さんとも違う印象でした。

とすると

是枝監督:役所さんは、演出家としては、一度向き合って勝負しないと一人前になれないんじゃないかと思うほどの方だと思うんです。

と心のなかでは覚悟が必要だったことを明かし、

是枝監督:特別な役作りをされるわけではないのに、きちんと、人殺しなら人殺し、弁護士なら弁護士、田舎の林業の教養がないのに人のいい男にみえたりもする。僕は初めてお芝居やる方と映画を作っていくことが多いので、役所さんはまだ早いなと思っていました。でも、去年役所さんから突然年賀状がきて”そろそろですね”って書いてあってので、こういうのは縁だから、これならできるなって思って、オファーしました。

と、役所さんと役所さんからの逆オファーがきっかけになったことを披露しました。

映画情報どっとこむ ralph 脚本はあてがきで執筆することが多いという是枝さんに対し、

坂元さん:あてがきってよくわからないんですよね。どんな感じですが?

是枝監督:基本は声なんですよ。オーディションでいろんな方に会った後に、脚本を読むと、声が浮かぶ人と、浮かばない人がいるんです。そこである人の声で登場人物が動き出すと、次第にその人であてがきになっていくんですよね。

と、キャストの声を頼りに物語を組み立てていくといい、弁護をするうえで真実は二の次と考える冷徹な弁護士・重盛を演じた福山さんについては

是枝監督:福山さんは基本エンターテイナーで、撮影以外でも周りを楽しませている明るい人なんですけど、あてがきしていると嫌なやつになっていくんですよ(笑)。嫌なセリフを話すときの蔑んだ感じとか語尾の雰囲気がうまいんです。

とコメント。福山さんのVOICEがそうさせたのか・・。


また、本作で描かれる、役所さん演じる殺人犯の三隅と、坂元さんが脚本を執筆したドラマ「カルテット」の松たか子さん演じる真紀というキャラクターの謎の残し方が似ていると明かす二人。

是枝監督は松さんの演技力に圧倒されたようで

是枝監督:松たか子さんが演じられているキャラクターがメインの4人の中で、背景が大きくて、その埋め方がすごいなって思っていました。

と絶賛。

坂元さん:松さんは日本一のコメディエンヌだと思っていて、彼女がいれば確実に笑いがとれると思っています。何を投げても打ち返せる人なんだろうなってわかっていたので役に関して気を使っていなかったですね。

と、役所さんと同様、複雑な役を演じるうえで、大きく信頼を寄せていたことを明かしました。

映画情報どっとこむ ralph さらに、是枝監督は、本作と坂元さんとのもう一つの共通点として、坂元さんが脚本を執筆したドラマ『それでも、生きてゆく』を挙げ、

是枝監督:坂元さんは、三崎文哉(風間俊介)を書きながら、自分が彼をどう理解しているのか、もしくは瑛太さんや満島ひかりさんが演じるキャラクターに対してどう理解しているかを探りながら、人物像を作られているじゃないですか。僕は、福山さんが三隅のことを理解できるのか、できないのかの前に、僕自身が理解できないところも残したいと考えていたところでヒントになったのが、坂元さんの風間俊介さん演じる三崎文哉に対するそういったスタンスなんです。あのときに対談させてもらったことがすごく大きく残っていて、今回の演出にも反映しています。

と、本作の脚本を執筆するうえで、坂元さんから大きな影響を受けたことを明かし、続けて

是枝監督:僕は三隅がどういう人物なのか、脚本を執筆する上で理解しようとしていたんですけど、結局途中でわからなくなってきてしまって。そんな状況の中で、目の前で役所さんが演じた瞬間に、あれこんな人を僕は書いたのかなって思ったんです。それで、演技がうまいってこういうことなんだなって思いましたね。今回は役所さんから生まれたものを見逃すまいと必死だった気がします。台本には特に何も書いていないのに、何でここで笑ったんだ?って、撮影が終わる度、台本を読み直したりしたんですけど、そう思う時点で僕も役所さんにハマっているんです。役所さんに聞いたら、台本に書いてますよって言うんですよ。こわくなりますよね(笑)

と語りました。

映画情報どっとこむ ralph ここで一般の方からの質問タイム。

Q,(是枝監督へ)映画を通して、一番表現したいことは何でしょうか?


是枝監督:難しい質問ですね…。個々の作品で自分に問いたいことは毎回あるのですが、『三度目の殺人』だと、人は人を裁けるのか。人は人をどこまで理解できるのか、っていうことを考えてみたいと思って撮りました。


Q,お金がもらえなくても、映画を撮って、脚本を書きますか?


坂元さん:脚本は設計図だと思っているので、それをただ書いていても楽しくないんです。僕は俳優さんに演じてもらうことが好きなので、そうならないのならば書かないかもしれませんね。

是枝さん:僕はモノを書いて飯を食えるようになりたいって大学の時は思っていました。映像をやりたいっていったときに、親には苦労するから趣味にすれば?って止められたのですが、僕にとってはそれで食えるようになろうっていうのは目標でしたね。


Q,お二人の作品には毎回名言や名シーンがあると思います。執筆するうえで、視聴者へのメッセージは意識していますか?


坂元さん:僕は、物語に自分が出ないようにって心がけている。登場人物が語りだすことが大事だと思うから、メッセージというのはそのさらに下のところに存在していると思っています。

是枝監督:僕も坂元さんが話すように、登場人物が話している世界のメッセージ化されていないところに、僕らが意識していない伝えたいことや、逆に伝わってしまうものがあると思うんです。僕はそういうことがあるものがいい作品なんだろうなって思っています。

三度目の殺人

真実なんていらない。弁護士は、そう信じていた。
それは、ありふれた裁判のはずだった。殺人の前科がある三隅(役所広司)が解雇された工場の社長を殺し、火をつけた容疑で起訴された。犯行も自供し、死刑はほぼ確実だった。その弁護を担当することになった、重盛(福山雅治)。裁判をビジネスと割り切る彼は、どうにか無期懲役に持ちこむために調査を始める。
何かが、おかしい。調査を進めるにつれ、重盛の中で違和感が生まれていく。三隅の供述は会うたびに変わる。動機さえも。なぜ殺したのか?本当に彼が殺したのか?得体のしれない三隅に呑みこまれているのか?弁護に真実は必要ない。そう信じていた弁護士が、初めて心の底から真実を知りたいと願う。
やがて、三隅と被害者の娘・咲江(広瀬すず)の接点が明らかになり、新たな事実が浮かび上がる──。

9月9日(土)全国ロードショー。

公式サイト:
http://gaga.ne.jp/sandome/

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監督・脚本・編集:是枝裕和  
キャスト:福山雅治、役所広司、広瀬すず、吉田鋼太郎、斉藤由貴、満島真之介、市川実日子、橋爪功
配給:東宝・ギャガ   
©2017『三度目の殺人』製作委員会