映画情報どっとこむ ralph 人生と運命という複雑系の綾を、
たった一つのカフェのテーブルの上で描き出す傑作。

この度、4月5日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほかにて公開となるパオロ・ジェノヴェーゼ監督『ザ・プレイス 運命の交差点』へ、鏡リュウジ、名越康文、赤川次郎、坂上忍 各界の著名人からのコメントが届きました。

カフェ「ザ・プレイス」の奥のテーブルに昼も夜も座っている男の元には、

人生に迷ったものたちがひっきりなしに訪ねてくる。彼らが自らの願いや欲望を叶えるためには、男が告げる行為を行わなくてはならない。




運命を操る男と絡み合う人生の綾を見事に描き出した本作に絶賛の声!

映画情報どっとこむ ralph この度、解禁された各界からの著名人からのコメントは、精神科医、心理学者、占星術研究家などが中心に称賛の声を寄せている。

赤川次郎(作家)
人は知らず知らず、誰かを不幸にして生きている。 そんな人生の皮肉をひと幕の舞台劇のように描いた、不思議なファンタジーだ。

石丸幹二(俳優・歌手)
彼は、救い主なのか悪魔なのか。 訪問者に淡々と投げつける、 生と死にまつわる課題。 カフェに朝が来て、夜が更けてゆく。 名もなき男の美しい映像が、 その深い孤独を物語る。

鏡リュウジ(占星術研究家)
人生と運命という複雑系の綾を、 たった一つのカフェのテーブルの上で描き出す傑作。

加藤諦三(作家、心理学者、早稲田大学名誉教授)
ギリシャ悲劇、アガメムノン総大将は逆風で船は出られない。その時娘の生け贄と言う信託を受ける。娘への愛と 総大将の責任で、苦しみ、娘を生け贄にする。 今の世俗的生活を通してよみがえるギリシャ悲劇

コトブキツカサ(映画パーソナリティ)
謎の男を訪ねる者たちは自らの願いや欲望を満たす為に決断を強いられる。 悪夢と喜悦が背中合わせの脚本に唸りました。

坂上忍(俳優)
なんて粋な映画なんでしょう そして、なんて深い映画なんでしょう とてつもなく優しさに溢れ 時に怖ろしいまでに残酷で でも、全ての判断はわたし達に委ねられているのです

辛酸なめ子(漫画家・コラムニスト)
毎日毎日願い事をされまくっている神様は、 もしかしたらこんな疲れた表情をしているのかもしれません……。 萌えと感謝がせめぎ合いました。

名越康文(精神科医)
人生という紐(ヒモ)がからまった時、理屈だけでは解けないことが良くある。見えないところで、意外なものと意外 なものが結び付いているからだ。

野村雅夫(ラジオ DJ / 翻訳家)
舞台のカフェからカメラは離れないのに、僕たち観客の想像のレンズはずっとカフェの外にフォーカスを合わせられる。 映画は見せてなんぼだけれど、これは見せないのがいい映画。そこに魅せられる。

星野概念(精神科医 など。)
示唆的な言葉、態度、雰囲気は、迷える他人の人生を変えうるほど強力です。一方、人生は 1 秒先さえ未知 で、「正解」はありません。「こうなりたい」と思うことは最善なのか、「こうなりたいならこうしなさい」という言葉は最適 なのか。ずっと誰も知らないそれらのことに、人は翻弄され続けるのかもしれません。

山内ケンジ(劇作家・映画監督)
カフェで、修道女が男に、神を感じなくなったので感じたい、どうすればいいでしょう?と聞く。男は妊娠しろと言う。 修道女は指示通り別の男とセックスをするのだが、その模様は全く描かれず、再びカフェに来てたぶん妊娠しました と報告する、という映画。そんな映画、面白いのか?面白かったんですよ!

映画情報どっとこむ ralph 『ザ・プレイス 運命の交差点』

4月5日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国順次ロードショー!

URL:
theplace-movie.com

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監督・脚本:パオロ・ジェノヴェーゼ『おとなの事情』

出演:ヴァレリオ・マスタンドレア、マルコ・ジャリ―ニ、アルバ・ロルヴァケル、サブリーナ・フェリッリ
2017年/イタリア/イタリア語/101分/カラー/シネスコ/5.1ch/DCP
原題:The Place 字幕:椎名敦子
後援:イタリア大使館
特別協力:イタリア文化会館
配給:ミモザフィルムズ
宣伝協力:佐々木瑠郁、岩井秀世
© 2017 Medusa Film SpA .  

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