映画情報どっとこむ ralph 太田隆文監督が、鈴木杏、板尾創路、田中美里、越後はる香、藤田朋子、宝田明らを迎えて、全国的にも最大級の規模を誇る静岡県の袋井花火大会を舞台に制作した映画『あす明日にかける橋 1989年の想い出』 。

本作は、主人公が、不況の現代からバブル最盛期の1989年にタイムスリップして、弟を亡くした交通事故を防ぎ、家族の幸せを取り戻そうとする、感動の青春・家族ムービーです。
日本が経済大国として君臨した時代と、不況が続く現代とを比較することで、日本人がバブルで得たものと失ったもの、本当に大切なものは何かを描きます。

今回主演の鈴木杏さん演じるみゆきの高校時代役で映画デビューを果たした越後はる香さんのオフィシャルインタビューが届きましたのでご紹介。

映画情報どっとこむ ralph Q.女優さんを目指したきっかけは?

越後さん:中学校の頃に、映画やドラマがすごく好きで、「私もやってみたいな」というのがきっかけでした。『海街diary』や『ヒミズ』が好きです。

Q. 本作には、どのような形でキャスティングされたんですか?

越後さん:オーディションでした。時代に流されず、ちゃんと自分の意思のある女の子なので、自分ならどういう風に演じられるかやってみたいなと思いました。

Q.みゆき役についての感想はいかがでしたか?

越後さん:はっきりものを言うところは私と一緒だなと思います。違うところより似ているところの方が多いです。母が本作が舞台の1989年当時高校1年生だったので、母にその当時のことを聞いたり、監督に、当時のCMとか流行っていた音楽とかのDVDやCDを頂いたので、撮影に入る前に聞きました。

Q.大人になったみゆきを演じたのは鈴木杏さんでしたが、プレッシャーはありましたか?

越後さん:鈴木杏さんの高校時代役を演じると聞いて、「大丈夫かな?」という不安はありました。けれど、実際撮影に入る際には、「やろう!」と思い切ってやりました。
現場では、カメラが回り始めたら、ぱっと変わるという方が多かったので、先輩方の演技を間近で見て、刺激がいっぱいありました。

Q.両親役の板尾創路さんと田中美里さんとの共演はいかがでしたか?

越後さん:最初に撮影した家族のシーンは、食卓のシーンだったんですけれど、カメラが回る前に、お二人が弟を含めた4人での会話を作ってくださったので、家族の空気というのはできたかなと思います。クランクアップした時に、田中美里さんに、「はる香ちゃんがみゆきで本当によかった」と言ってくださったことが、すごく心に残っています。

Q.弟が事故死した後の、先生役の藤田朋子さんとの葬儀でのシーンは、感情を作るのに難しかったかと思いますが、いかがでしたか?

越後さん:撮影に入る前に、悲しい音楽を聞いていました。弟の健太を演じた田崎怜弥くんは、みんなを笑顔にするような子だったので、その前に撮影した、弟とのシーンのやり取りを思い出して、役に入り込んで演じられました。

Q.宮本こうすけさん演じるユキヒコに恋する役ですが、ミュージシャンという夢を追いかけるような男に恋をするというのは、共感できましたか?

越後さん:自分のやりたいことが決まっていて、意志がある人はすごくいいと思います。

Q.この役を演じる上で、一番難しかったところはどこですか?

越後さん:職員室のシーンで、先生に「自分はやりたいことがあるのに、なんで他のことをやらなくてはいけないんだ」と反抗するというのが、どれくらいの気持ちかが少し難しかったので、監督に相談しました。

Q.撮影は、静岡県の袋井市、磐田市、森町でしたが、静岡はいかがでしたか?

越後さん:静岡は、新幹線から富士山を見る位で、今回初めて行ったんですが、茶畑が多いことにびっくりしました。上京する前も、兵庫の栄えているところに住んでいたので、自然の多い静かな田舎の雰囲気のところに行き、浄化された気分でした。
静岡で有名なハンバーグのレストラン「さわやか」に行けたことが、すごく嬉しかったです。

Q.完成した本編の感想はいかがですか?

越後さん:自分が初めて出演した作品で、「もうちょっとこうした方がよかったな」という方が強くて、自分の粗探しをしちゃいました。けれど、自分が出ていないシーンは、初めて観るものだったので、一観客として共感して泣きました。

Q.特にお気に入りのシーンはありますか?

越後さん:みゆきが家出をする日に弟がコロッケを持って2階のみゆきの部屋にあがってくるシーンとお葬式のシーンが印象に残っています。

Q.メッセージをお願いします。

越後さん:「ああしていたらこうなっていたかな、こうならなかったかな」というのは、今の自分の行動や発言で変わっていくと思うので、今を大切に過ごしていけたらなと自分でも思います。この映画を観たら、「過去には戻れないから、これからはきちんと考えて、後悔しないように生きていこう」と改めて思えるような作品だと思うので、ぜひ観ていただきたいです。

映画情報どっとこむ ralph 初日舞台挨拶決定!
6月30日(土) 10:30からの回上映後初日舞台挨拶あり。
(上映前予告なし。)

舞台挨拶登壇者(予定):鈴木杏、田中美里、越後はる香、藤田朋子、宝田明、太田隆文監督

会場:有楽町スバル座
(千代田区有楽町1-10-1 有楽町ビルヂング内
JR有楽町駅 JR日比谷口 徒歩1分
地下鉄有楽町線 有楽町駅 D4番出口 徒歩1分)

※初日舞台挨拶の回のみ入替制となります。
※登壇者は予告なしに変更をする場合がございます。あらかじめご了承願います。
※特別興行の為、株主優待カードはご利用いただけません。
※有楽町スバル座は全席自由席の為、事前には販売しておりません。
当日のみ有効のチケットを当日窓口で販売しております。
※混雑状況により、お立見となる場合や、満席の場合はご入場をお断りすることもございます。
お問い合わせ:有楽町スバル座 03-3212-2826

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明日にかける橋

2018年6月30日有楽町スバル座、8月にテアトル梅田、9月1日より静岡県内ほかにて全国順次公開

公式サイト:
http://asunikakeruhashi.com/ 

Twitter:
@asukake1989

主人公のみゆき(鈴木杏)は30代のOL。とある田舎町で暮らしている。
弟・健太(田崎伶弥)が交通事故で死んでから家族は崩壊。母(田中美里)は病気で入院。父(板尾創路)は会社が倒産、酒に溺れる。みゆきが両親を支え働く日々。

そんな2010年の夏のある日、夢がかなうという明日橋を渡ったことでなんとタイムスリップ!
弟が死んだ1989年に戻ってしまう。バブル全盛の時代。
そこで出会う若き日の両親と元気な弟と若き日の自分(越後はる香)。
みゆきは、もし、この時代で健太を救うことができれば、家族を救うことができるかもしれないと希望を見出すが、その先には、様々な困難が待ち構えていた。

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鈴木杏 板尾創路 田中美里 越後はる香 藤田朋子 宝田明
草刈麻有 冨田佳輔 田崎伶弥 長澤凛 弥尋 山下慶 山本淳平 天玲美音 大石千世 栩野幸知
宮本弘佑 岡村洋一 嵯峨崇史 増田将也 本間ひとし 真木恵未 遠藤かおる

監督・脚本・編集・プロデューサー:太田隆文
アソシエイトプロデューサー:小林良二 
撮影:三本木久城 
照明:石川欽男
録音:植田中
美術:竹内悦子(A.P.D.J)
衣裳:丸山江里子 
ヘアメイク:大久保恵美子 
制作担当:酒井識人
助監督:富澤昭文
題字:大石千世 
音楽:遠藤浩二 
音響・効果:丹雄二
制作:青空映画舎
配給:渋谷プロダクション
©「明日にかける橋」フィルムパートナーズ

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