映画情報どっとこむ ralph 『カミーユ、恋はふたたび』 (12)がフランスで 90 万人動員の実力派監督・女優ノエミ・ルヴォウスキー最新作『マチルド、翼を広げ』。
母と娘、そしてしゃべる小さなフクロウが織りなす、ファンタジックで切ない物語に、著名人からコメントが寄せられるとともに豪華コラボレーションが決定しました。

映画情報どっとこむ ralph 女優・モデルの豊田エリー、精神科医でミュージシャンの星野概念、林家木久蔵、青野賢一(ビームス創造研究 所クリエイティブディレクター/文筆家)、枝優花(映画監督・写真家)、小川紗良(女優・監督)、小柳帝(ライ ター・編集者)、真舘晴子(The Wisely Brothers/ミュージシャン)、美波(女優・モデル)、山崎まどか(コラムニスト)、金原瑞人(法政大学教授・翻訳家)らバラエティに富んだ著名人が本作へコメントしています。

人生が詩を作り、詩が人生を導いて、明日がやってくる。この慈愛に満ちた家族(とフクロウ)の物語は、詩情溢れる映像と溶け合って、心に残る一本となった。嬉しいときに見せるマチルドの表情がたまらなく愛おしい。
青野賢一(ビームス創造研究所クリエイティブディレクター/文筆家)

この映画は、世間とズレてしまっている母と、フクロウと喋ることができる娘の単なる可愛い話ではない。ある瞬間から愕然とさせられる。違う者同士が互いに明日を生きるために共存することへのもがきや訴えだった。
枝優花(映画監督『少女邂逅』・写真家)

幼い心にも孤独があったこと、そして孤独に抗う魔法をたくさん持っていたことを、この映画を観ていると思い出す。明日が来るのが不安な夜に、「いい日になるさ」と語りかけてくれるフクロウが、きっと私にもいた。
小川紗良(女優・監督)

子どもが主人公だけど、思い切り大人むけの映画。フクロウがしゃべるファンタジーだけど、思い切りリアルな映画。そして最後をしめくくるのは、映画にしかできない魔法!
金原瑞人(法政大学教授・翻訳家)

『マチルド、翼を広げ』は、フランチシェク・ヴラーチルの『鳩』やケン・ローチの『ケス』の系譜に連なる、孤独な子どもと鳥の心の交流を描いた映画だ。そして、マチルドは、『カミーユ、恋はふたたび』で高校生時代を二度生きたカミーユ(ノエミ・ルヴォウスキー)の子ども時代であり、『バード・ピープル』でスズメに化身したオドレー(アナイス・ドゥムースティエ)の子ども時代でもあるだろう。
小柳帝(ライター・編集者)

どれだけ振り回されても、ママのことが大好きなマチルド。愛は時に呪縛のよう。フクロウの声に耳を傾け、死者にも心を感じる彼女は、小さな体で大きな世界と対峙する。胸がチクっとして、愛おしい。
豊田エリー(女優・モデル)

マチルド大変だったね。でも私はアナタが羨ましい。だって神の従者フクロウと話が出来るんだもの。私もいつかウチのフクロウとしゃべりたい。人生持つべきものはお袋さんとおフクロウ。
林家木久蔵(落語家)

最後、大雨の中で舞うマチルドと母。
無言の2人に「対話」の真髄を感じました。
それを演出するのが、物言うフクロウ、人体模型、そして愛。
個人的に、完璧!
星野概念(精神科医・ミュージシャンなど)

自分のそばから離れてほしくない人が、遠くにいってしまいそうなとき、
悲しむよりも先に行動している9歳のマチルドが、とてもかっこいい。
困難を乗り越えたらおしまいでなく、自分の中でずっと大切に出来ることの強さ。
私たちは、何かを忘れようとしていただけなんだ。
真舘晴子(The Wisely Brothers)

マチルドと母。
一方通行の愛情はファンタジーだけが結び合わせている。
二人に内在する悲しみと混乱が一層、求めあう力に変わる。
彼女たちが分かりあう時、もう言葉なんていらない。
それは本当に自立する時、別れの時でもあるのだと思うと強く胸が締め付けられる。
美波(女優・モデル)

ほろ苦いお菓子みたいな母と娘のファンタジー。
観たらきっと、自分のママを抱きしめたくなる。
山崎まどか(コラムニスト)

映画情報どっとこむ ralph さらにフクロウやフランスにちなんだコラボレーションも続々と決定。

<フクロウカフェ もふもふ>
1/12(土)~新宿シネマカリテ上映終了日
新宿店と 銀座店では半券サービスを実施。

<3 丁目のちいさなパン屋さん>
オリジナル のフクロウパンを販売するほか、1/26(土)の「フクロウの日」にはシネマカリテでの初回鑑賞者の中から抽選 で 26 名にフクロウパン無料引換券のプレゼントを行う。

<渋谷ワイン酒場 ローディ>
1/11(金)~2/14(木)
フクロウにまつ わるワインやビールをフクロウサブレとともに提供するとともにパネル展を実施。

その他、フランスの紅茶ブランド< Janat>の表参道 サロン ド テ ジャンナッツではコラボティーを提供。初日来場者には、パリで話題の<SASSY >のシードルをプレゼント。(数量限定) さらに、キャンペーンで Janat や SASSY の賞品が抽選でプレゼント される。詳細は公式サイトや SNS へ。

映画情報どっとこむ ralph 『マチルド、翼を広げ』公式サイト
原題:Demain et tous les autres jours
英題:Tomorrow and Thereafter

2019年1月12日( 土 ) 新宿シネマカリテほか全国順次公開

公式HP:
mathilde-tsubasa
Twitter
@MathildeTsubasa

孤独ではみだし者のマチルド。はじめて出来た友だちは小さなフクロウ。 フランス、パリ。ちょっと変わり者のママの突飛な行動に振り回され、学校でも友人ができず孤独な日々をおくる 9 歳のマチルド。ある日、ママが小さなフクロウを連れてきた。驚くことに、フクロウはマチルドに話しかけてき た……。理知的な言葉を投げかけながら、ピンチに陥ったマチルドを守るフクロウはまるで守護天使のよう。幸せ に見えたのも束の間、やっぱりママは騒動を起こしてしまう……。母と娘のユニークなエピソードが、ポップな色 彩で、詩的に描かれる本作。親子の絆を痛感させる切なくファンタジックな展開が、観る者に優しい余韻を残す。

フランスで 90 万人動員の実力派監督・女優ノエミ・ルヴォウスキーが母に捧げた 色彩豊かでファンタジックな自伝的物語。 ノエミ・ルヴォウスキーは前作『カミーユ、恋はふたたび』(12)がフランスで 90 万人を動員する大ヒットを飛ば した人気監督であり、セザール賞に 7 度もノミネートされた名女優。本作では監督を務めながら、情緒不安定な母 を熱演し、自らの子ども時代を詩的な表現で紡ぐ。マチルド役は初演技にして豊かな表現力を発揮する新星リュ ス・ロドリゲス、そしてマチルドを優しく見守る父役を監督・出演作『バルバラ セーヌの黒いバラ』(17)が話題 のマチュー・アマルリックが演じている。

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監督:ノエミ・ルヴォウスキー 脚本:ノエミ・ルヴォウスキー、フロランス・セイヴォス 出演:リュス・ロドリゲス、ノエミ・ルヴォウスキー、マチュー・アマルリック、アナイス・ドゥムースティエ 2017 年|フランス|フランス語|95 分|カラー|1:1.85|5.1ch

日本語字幕:手束紀子 後援:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本
配給:TOMORROW Films. / サンリス 宣伝:サンリス
© 2017 F Comme Film / Gaumont / France 2 Cinéma

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