第26回東京国際映画祭の最終日にあたる10月25日に観客賞が発表され、
韓国映画「レッド・ファミリー」 が栄冠に輝きました。 授賞式にはイ・ジュヒョン監督、女優のキム・ユミさんとパク・ソヨンさんが出席されました。 |
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どんな作品かと言いますと、
幸せいっぱいに見える家族、その実は危険な使命を帯びた集団であった…。鬼才キム・ギドクが脚本と製作を手掛け、現代朝鮮半島の問題を鮮やかに描くドラマ。シリアスなテーマとユーモアの絶妙なバランスに心が揺さぶられること必至です。 幸せそのものに見える平和な家族と、ケンカの絶えない、崩壊寸前の家族。前者は北朝鮮のスパイによる疑似家族、後者は資本主義に首まで浸かったリアルな韓国の家庭。双方の「家庭」の矛盾を描き、深刻なテーマと凄惨なシーンにユーモアが加わり、感動的な終盤に突入していく構成にキム・ギドクの脚本の冴えがいかんなく発揮されています。 本作が長編デビュー作となるイ・ジュヒョン監督も安定した演出でアンサンブルキャストを上手くコントロールしている。『ボイス』(02)のキム・ユミ、名バイプレイヤーのソン・ビョンホ、フレッシュな魅力を見せる新人のパク・ソヨン等の役者陣にも注目。 キャスト:キム・ユミ、ソン・ビョンホ、チョン・ウ、パク・ソヨン スタッフ 監督:イ・ジュヒョン |
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第26回東京国際映画祭は10月25日(金)まで開催です。 第26回東京国際映画祭 公式HP: http://tiff.yahoo.co.jp/2013/jp/ |