「死刑制度について考えるきっかけを提供したい」と、毎年2月に行っております死刑映画週間も今年で7回目になるそうです!
今年は「死刑という刑罰」と題して下記の8作品を上映。トークショーも予定しております。 死刑制度がなぜ存在するのか、また死刑しかありえないのか、なぜ私は、あるいは私たちは死刑を選ぶのか。 |
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第7回死刑映画週間 開催概要
日時:2018 年2月 17 日(土)~23 日(金) |
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~上映作品ご紹介~
『スペシャリスト~自覚なき殺戮者~』…アウシュビッツ収容所長だったアイヒマンが死刑判決を受けた「アイヒマン裁判」をハンナ・アーレントの『イスラエルのアイヒマン』を下敷きに編集した作品。 トークゲスト:鵜飼哲氏(大学教員) 『獄友』…2/17に1回のみプレミア上映(2018年3月ポレポレ東中野にて公開予定)。布川事件、足利事件、狭山事件、袴田事件の各事件で無実の罪で長く刑務所や拘置所に拘束された人たちはお互いに「獄友」と呼ぶ。社会に出てからの彼らの生きる姿と友情を追ったドキュメンタリー。 トークゲスト:金聖雄監督(本作の監督) 『弁護人』…元・韓国大統領ノ・ムヒョンの 1980 年代の弁護士時代をモデルとした作品。韓国の名優:ソン・ガンホがこの作品でも好演。 トークゲスト:黄英治氏(作家) 『新・あつい壁』…無実なのに死刑が執行されたケースの一つ:菊池事件(1962 年に死刑執行)を題材にした作品。 『プリズン・エクスペリメント』…アメリカの大学で実際に行われた心理実験をもとにした劇映画。 トークゲスト:坂上香氏(映像ジャーナリスト。国内“初”刑務所ドキュメンタリーを制作中) 『HER MOTHER 娘を殺した死刑囚との対話』…娘を殺された母親が、加害者であり死刑囚となった青年と対峙する劇映画。 『ヒトラーへの 285 枚の葉書』…ドイツ人作家がゲシュタポの文書記録をもとに執筆した小説を映画化し、ペンと葉書を武器にナチス政権に抵抗したドイツ人夫婦の運命を描いた劇映画。 トークゲスト:木下昌明氏(映画評論家) 『白と黒』…1963 年公開の未ソフト化作品。死刑廃止論者の弁護士とその妻たちをめぐるサスペンス。 トークゲスト:太田昌国氏(評論家) |