映画情報どっとこむ ralph 大ベストセラー『陽だまりの彼女』の作者である越谷オサムによる同名の青春小説を原作とし、駒井蓮と豊川悦司が父娘役で出演する『いとみち』6月18日(金)青森先行上映&6月25日(金)全国公開です。
いとみち
第16回大阪アジアン映画祭にて、3月14日、夜『いとみち』が、グランプリと観客賞のW受賞という快挙を達成致しました。2011年にコンペティション部門を創設以来、日本映画がグランプリを受賞するのは初になります。

審査員受賞理由は「デビューから13年、横浜聡子監督が故郷、青森に戻り、深度のある人物像を構成したことを、評価しました。定型のフィクションドラマなのにステレオタイプにならない魅力がこの作品には満ち溢れています。ヒロイン役、駒井蓮さんの独特のビートに心がわき踊りました」と絶賛。

大阪の鑑賞者の声はTwitter上で盛り上がっており、「『あまちゃん』に匹敵する女子高生成長物語」(映画チア部)、「今年ベスト級の傑作でちょっと震えたし、腹を抱えて笑いました!」(ライター田辺ユウキさん)など、笑いの王国大阪人に笑っていただけて関係者はほっと胸をなでおろしている。

★グランプリ(最優秀作品賞)『いとみち』(Ito)日本/監督:横浜聡子 (YOKOHAMA Satoko)

★観客賞『いとみち』(Ito)日本/監督:横浜聡子 (YOKOHAMA Satoko)

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●横浜聡子監督コメント

今回初めて大阪アジアン映画祭に参加させていただいたことだけでも大変喜ばしいことでしたが、映画『いとみち』がグランプリと観客賞をいただくことができたと聞き、素直に驚いております。『いとみち』初回上映時に客席にいながら、「この映画は観客にどんな風に伝わるんだろう?」と幾分緊張しておりましたが、その緊張が、「審査委員の方々やお客様に何かしら伝えることができたのかもしれない」という小さな実感と喜びに徐々に変わり、今じわじわと胸に押し寄せております。コロナ禍が続く中、映画祭開催に尽力された関係者の皆様、そして劇場に足を運んでくださった皆様にこの場を借りて改めて御礼申し上げます。ありがとうございました!

●駒井蓮コメント

『いとみち』は、今までにない程青森独自の雰囲気が生きていて、横浜監督の演出によりその青森の魂が心地良く映し出されている、本当に素敵な映画だなと私自身思っていました。それと同時に、この映画は青森、日本中、世界のお客さんによって捉え方が異なるのだろう、ではどのように届くのだろうか、とも考えていました。
そのため、この度、大阪アジアン映画祭のグランプリ、観客賞という素晴らしい賞を授かり、「いとみち」とお客さんの心が触れ合い、その想いが届いたのだと感じ、とても嬉しかったです。受賞が分かった後、横浜監督と連絡をとり「人に伝わる」ことの嬉しさ、有難さについてお話ししました。
映画祭の関係者の皆様、そして劇場まで足を運んでくださった皆様、全ての方々に改めて感謝でいっぱいです。また、公開は6月ですので、それまで楽しみにお待ち頂けると嬉しいです。

●映画チア部コメント

(Twitter@moviecheer_kobeより)
『あまちゃん』に匹敵する女子高生成長物語。
“津軽三味線×メイド喫茶”という、一見、THEご当地映画な題材ながら、ここまで、コミカルで優しい人間ドラマが描けるんだ……という驚きと感動。シスターフッド的な魅力もあり、邦画ファンは必見の秀作!

●田辺ユウキコメント

(Twitter@tanabe_yuukiより)
今年ベスト級の傑作でちょっと震えたし、腹を抱えて笑いました!駒井蓮演じるメイドカフェ店員が口にするネイティブな津軽弁を軸とした言語映画であり、彼女が弾く津軽三味線の音感を巡る話でもあり。家族・血筋の話としても深遠。

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『いとみち』

6月18日(金)青森先行上映&6月25日(金)全国公開
いとみちいとみち
主人公の相馬いとは、津軽三味線が得意な青森・弘前市の高校生。津軽三味線を弾く時に爪にできる糸道に名前の由来を持つ。強い津軽弁の訛りにコンプレックスを持ち話すことが苦手で友人も少ないが、芯はじょっぱり(意地っ張り)。一大決心をして津軽メイド珈琲店でのアルバイトをはじめたことをきっかけに、祖母、父、バイト仲間たちに励まされ、16歳のいとは成長していく。
いとみち

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駒井蓮 豊川悦司
黒川芽以 横田真悠 中島歩 古坂大魔王 ジョナゴールド(りんご娘) 宇野祥平 西川洋子

監督・脚本:横浜聡子
原作:越谷オサム『いとみち』(新潮文庫刊)
音楽:渡邊琢磨
エグゼクティブプロデューサー:川村英己
プロデューサー:松村龍一 撮影:柳島克己 美術:布部雅人 塚本周作 
照明:根本伸一 録音:岩丸恒 編集:普嶋信一
音響効果:渋谷圭介 スタイリスト:藪野麻矢
ヘアメイク:澤田久美子 助監督:松尾崇 制作担当:大川哲史
協力:青森県弘前市 青森県北津軽郡板柳町 青森県平川市
企画協力:新潮社 制作プロダクション:ドラゴンロケット 
宣伝:Lem 配給:アークエンタテインメント
製作:アークエンタテインメント 晶和ホールディング 日誠不動産 RAB青森放送 東奥日報社 ドラゴンロケット
 ©2021「いとみち」製作委員会 上映時間:116分

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